HOME 高校・中学

2025.12.12

京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望
京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

24年全中駅伝の様子

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。

男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中学駅伝日本一の座を懸けて争う。ここでは女子の見どころを紹介。優勝争いを展開しそうな注目チーム&ランナーをピックアップする。

広告の下にコンテンツが続きます

【男子】全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力

前回V経験メンバーが3人残る京山

2連覇中の京山(岡山)が今年も戦力充実。2014~18年にかけて5連覇した桂(京都)以来となる3連覇が現実味を帯びている。2年連続3区の岩﨑芽生、前回4区区間新の下田千紗都(いずれも3年)、全中800m3位の中西彩葉(2年)が前回の経験者。チーム5番手のタイムは1500mが4分44秒60、3000mが10分14秒05とずば抜けた選手層を誇り、他の追随を許さない走りを目指す。

それに続くのは黒石野(岩手)と男山三(京都)。黒石野は1500mで4分35秒台の記録を持ち、全中にも出場した倉田七夏と一戸彩花(ともに3年)がチームを引っ張る。メダル獲得となれば東北勢初の快挙となる。男山三は1500mで全中に出場した松井暖々(3年)を筆頭にチーム内上位7人が1500mで5分を切っている。

鶴ヶ島藤(埼玉)は前回の男子優勝校。今回は女子が初出場を果たした。3000mで10分10秒台の水村彩花、山下葉乃(ともに3年)など1500mで4分40秒台の記録を持つ選手が3人いる。星陵台(兵庫)は1500mで4分33秒84の森貞帆加(2年)など4人が5分を切っており、選手層が厚い。

小見川(千葉)は5区5位の鈴木ふたば(2年)など前回経験者が全員残っている。十日町南(新潟)も前回経験者が全て残っており、上位5人が1500mで5分切りと入賞に十分なメンバーが揃う。

北信越大会優勝の三陽陸上クラブ(長野)や、前回9位のメンバーが4人残る船引(福島)、1500m4分台を4人揃えている金沢学大附(石川)も有力。さらに、下館南(茨城)、九州大会を制した松橋(熊本)に初出場の竜南(愛知)も入賞ラインに殺到しそうだ。

前回2位の大沢野(富山)は同4区2位の笹川愛唯(3年)がけん引する。26年ぶり出場の内部(三重)は全中1500m優勝の是枝愛香(3年)に注目が集まる。

レースは15日の午前11時10分にスタート。試合の模様はBS日テレで生中継される。

文/馬場 遼

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中学駅伝日本一の座を懸けて争う。ここでは女子の見どころを紹介。優勝争いを展開しそうな注目チーム&ランナーをピックアップする。 【男子】全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力

前回V経験メンバーが3人残る京山

2連覇中の京山(岡山)が今年も戦力充実。2014~18年にかけて5連覇した桂(京都)以来となる3連覇が現実味を帯びている。2年連続3区の岩﨑芽生、前回4区区間新の下田千紗都(いずれも3年)、全中800m3位の中西彩葉(2年)が前回の経験者。チーム5番手のタイムは1500mが4分44秒60、3000mが10分14秒05とずば抜けた選手層を誇り、他の追随を許さない走りを目指す。 それに続くのは黒石野(岩手)と男山三(京都)。黒石野は1500mで4分35秒台の記録を持ち、全中にも出場した倉田七夏と一戸彩花(ともに3年)がチームを引っ張る。メダル獲得となれば東北勢初の快挙となる。男山三は1500mで全中に出場した松井暖々(3年)を筆頭にチーム内上位7人が1500mで5分を切っている。 鶴ヶ島藤(埼玉)は前回の男子優勝校。今回は女子が初出場を果たした。3000mで10分10秒台の水村彩花、山下葉乃(ともに3年)など1500mで4分40秒台の記録を持つ選手が3人いる。星陵台(兵庫)は1500mで4分33秒84の森貞帆加(2年)など4人が5分を切っており、選手層が厚い。 小見川(千葉)は5区5位の鈴木ふたば(2年)など前回経験者が全員残っている。十日町南(新潟)も前回経験者が全て残っており、上位5人が1500mで5分切りと入賞に十分なメンバーが揃う。 北信越大会優勝の三陽陸上クラブ(長野)や、前回9位のメンバーが4人残る船引(福島)、1500m4分台を4人揃えている金沢学大附(石川)も有力。さらに、下館南(茨城)、九州大会を制した松橋(熊本)に初出場の竜南(愛知)も入賞ラインに殺到しそうだ。 前回2位の大沢野(富山)は同4区2位の笹川愛唯(3年)がけん引する。26年ぶり出場の内部(三重)は全中1500m優勝の是枝愛香(3年)に注目が集まる。 レースは15日の午前11時10分にスタート。試合の模様はBS日テレで生中継される。 文/馬場 遼

全中駅伝女子出場選手1500mランキング

4.25.81 是枝愛香(内部3三重) 4.31.42 中西彩葉(京山2岡山) 4.32.51 岩渕理央(御殿場3静岡) 4.33.84 森貞帆加(星陵台2兵庫) 4.34.92 佐野伊桜里(竜南3愛知) 4.35.07 下田千紗都(京山3岡山) 4.35.59 倉田七夏(黒石野3岩手) 4.35.71 一戸彩花(黒石野3岩手) 4.35.82 松井暖々(男山三3京都) 4.37.51 稲井 茜(荒砥2群馬)     <10> 4.37.97 佐々木未羽(粟津3滋賀) 4.38.66 渡邉莉央(船引2福島) 4.38.95 平田きおか(松浪3神奈川) 4.39.53 永井瑛茉(京山2岡山) 4.39.60 福井梨央(千歳富丘3北海道) 4.40.16 笹川愛唯(大沢野3富山) 4.40.87 前田梨湖(二名3奈良) 4.41.90 鈴木ふたば(小見川2千葉) 4.42.77 岩﨑芽生(京山3岡山) 4.42.84 水村彩花(鶴ヶ島藤3埼玉)

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.03.12

月刊陸上競技2026年4月号

Contents 別冊付録 2025記録年鑑 2025年の世界、日本のランキングを収録 世界選手権から全中まであらゆる大会を網羅 大会 Review 東京マラソン 大迫傑、強し。鈴木健吾との熱戦制す 名古屋ウィメンズマラ […]

NEWS 世界室内選手権に桐生祥秀ら10人が発表!4大会連続の田中希実は3000mのみ出場へ 34歳・清山が初代表

2026.03.12

世界室内選手権に桐生祥秀ら10人が発表!4大会連続の田中希実は3000mのみ出場へ 34歳・清山が初代表

日本陸連は3月12日、ポーランドのトルンで行われる世界室内選手権の日本代表選手を発表した。 男子60mは桐生祥秀(日本生命)と木梨嘉紀(筑波大院)が代表入り。桐生は2016年ポートランド大会(米国)以来となり、その時は準 […]

NEWS 世界室内選手権の出場者リスト発表! 日本から桐生祥秀、田中希実、クレイ・アーロン竜波らが出場資格獲得

2026.03.12

世界室内選手権の出場者リスト発表! 日本から桐生祥秀、田中希実、クレイ・アーロン竜波らが出場資格獲得

世界陸連は3月12日、公式サイト内で世界室内選手権(3月20日~22日/ポーランド)の最新の出場者リストを発表し、日本勢は10人が資格を得た。 男子60mでは桐生祥秀(日本生命)と木梨嘉紀(筑波大院)が候補選手として発表 […]

NEWS 日本選手権のキービジュアル公開!桐生祥秀ら登場「ナンバーワンだけが見られる景色がある」

2026.03.12

日本選手権のキービジュアル公開!桐生祥秀ら登場「ナンバーワンだけが見られる景色がある」

日本陸連は今年6月に開催する第110回日本選手権のキービジュアルを公開した。 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねて行われる同大会。キービジュアルには、男子100mの桐生祥秀(日本生命)、女子800mの久保凛(東大阪大敬愛高 […]

NEWS OnのCloudmonsterコレクションから「Cloudmonster 3 Hyper」と「LightSpray Cloudmonster 3 Hyper」が登場!

2026.03.12

OnのCloudmonsterコレクションから「Cloudmonster 3 Hyper」と「LightSpray Cloudmonster 3 Hyper」が登場!

スイスのスポーツブランド「On (オン) 」およびオン・ジャパンは3月12日、ベストセラーであるCloudmonsterコレクションの新作ランニングシューズ2モデルの発売を発表した。 「Cloudmonster 3 Hy […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年4月号 (3月13日発売)

2026年4月号 (3月13日発売)

別冊付録 記録年鑑 2025

東京マラソン、大阪マラソン、名古屋ウィメンズマラソン

page top