HOME 駅伝、大学

2025.07.20

10000m最終組は大東大・棟方一楽が自己新28分19秒82でトップ!3、4組は國學院大勢が1着/関東学連記録挑戦競技会
10000m最終組は大東大・棟方一楽が自己新28分19秒82でトップ!3、4組は國學院大勢が1着/関東学連記録挑戦競技会

大東大の棟方一楽(25年全日本大学駅伝関東選考会)

関東学生網走夏季記録挑戦競技会が7月20日、北海道網走市の網走市営陸上競技場で行われ、5組行われた男子10000mの最終5組は棟方一楽(大東大3)が自己新の28分19秒82でトップを占めた。

競技開始の16時30分時点で30度を超える暑さとなり、日が暮れて19時40分にスタートした10000m最終組でも蒸し暑さの残るコンディション。それでも、1000mごとに2分50秒前後のペースを刻む。

その中で棟方は4000mあたりで集団の前方に出ると、ペースメーカーやソロモン・ムトゥク(創価大2)らと競り合いながらハイペースを維持。ラスト1周でムトゥクを振り切ると、昨年のこの大会で出した自己ベスト(28分32秒36)を大幅に上回るタイムで駆け抜け、トップでフィニッシュラインを駆け抜けた。

広告の下にコンテンツが続きます

青森・弘前実高時代には主立った全国大会の出場経験はなかったが、大東大で急成長。2年時だった昨年度は11月の上尾ハーフでU20日本最高となる1時間1分38秒をマークした。正月の箱根駅伝では2区に出走したものの区間17位と苦しい走りになったが、3年生になった今季は5月末の全日本大学駅伝関東選考会で最終組を担い、チームの2位通過を牽引するなど主力として存在感を高めている。

ペースメーカーだったマイケル・テモイ・キプランガット(GMOインターネットグループ)が28分20秒83で2着に続き、3着はソロモン・ムトゥク(創価大2)で28分25秒80。日本人2番手には佐藤我駆人(駿河台大2)が28分42秒57の4着で入ったほか、東洋大の松井海斗(2年)と緒方澪那斗(4年)が28分46秒98、28分48秒44と28分50秒切りを果たした。

3組、4組は國學院大勢がトップを占め、3組は鼻野木悠翔(2年)が29分06秒84、4組では8000mで飛び出した嘉数純平(4年)が29分01秒41をマークした。

広告の下にコンテンツが続きます

5000mは城西大勢が男女ともにトップを占め、男子は大場崇義(2年)が自己新の13分58秒88、女子は本間香(1年)が15分49秒97とともに自己新をマークした。

関東学生網走夏季記録挑戦競技会が7月20日、北海道網走市の網走市営陸上競技場で行われ、5組行われた男子10000mの最終5組は棟方一楽(大東大3)が自己新の28分19秒82でトップを占めた。 競技開始の16時30分時点で30度を超える暑さとなり、日が暮れて19時40分にスタートした10000m最終組でも蒸し暑さの残るコンディション。それでも、1000mごとに2分50秒前後のペースを刻む。 その中で棟方は4000mあたりで集団の前方に出ると、ペースメーカーやソロモン・ムトゥク(創価大2)らと競り合いながらハイペースを維持。ラスト1周でムトゥクを振り切ると、昨年のこの大会で出した自己ベスト(28分32秒36)を大幅に上回るタイムで駆け抜け、トップでフィニッシュラインを駆け抜けた。 青森・弘前実高時代には主立った全国大会の出場経験はなかったが、大東大で急成長。2年時だった昨年度は11月の上尾ハーフでU20日本最高となる1時間1分38秒をマークした。正月の箱根駅伝では2区に出走したものの区間17位と苦しい走りになったが、3年生になった今季は5月末の全日本大学駅伝関東選考会で最終組を担い、チームの2位通過を牽引するなど主力として存在感を高めている。 ペースメーカーだったマイケル・テモイ・キプランガット(GMOインターネットグループ)が28分20秒83で2着に続き、3着はソロモン・ムトゥク(創価大2)で28分25秒80。日本人2番手には佐藤我駆人(駿河台大2)が28分42秒57の4着で入ったほか、東洋大の松井海斗(2年)と緒方澪那斗(4年)が28分46秒98、28分48秒44と28分50秒切りを果たした。 3組、4組は國學院大勢がトップを占め、3組は鼻野木悠翔(2年)が29分06秒84、4組では8000mで飛び出した嘉数純平(4年)が29分01秒41をマークした。 5000mは城西大勢が男女ともにトップを占め、男子は大場崇義(2年)が自己新の13分58秒88、女子は本間香(1年)が15分49秒97とともに自己新をマークした。

関東学生網走夏季記録挑戦競技会 各組上位成績をチェック!

●男子 ・5000m 1着 大場崇義 (城西大2) 13.58.88 2着 B.キプトー(コモディイイダ) 14.01.71 2着 後村光星(國學院大3) 14.02.08 ・10000m 1組 1着 𣘺本櫂知(日大2) 29.39.73 2組 1着 夏見虹郎(日体大1)29.19.91 3組 1着 鼻野木悠翔(國學院大2)29.06.84 4組 1着 嘉数純平(國學院大4)29.01.41 2着 飯國新太(國學院大2)29.05.40 3着 石岡大侑 (順大4)29.05.94 5組 1着 棟方一楽(大東大3) 28:19.82 PB 2着 M.T.キプランガット(GMOインターネットグループ) 28.20.83 3着 S.ムトゥク(創価大2)28.25.80 ●女子 ・5000m 1着 本間 香 (城西大1)15.49.97 2着 佐藤彩乃(玉川大3)16.22.79 3着 隅田美羽(玉川大3)16.25.70

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.08

故・川越学氏の『お別れ会』、10月5日に都内で開催

8月22日に合宿先の北海道で急逝した長距離指導者・川越学氏(63歳)の『お別れ会』が、10月5日(日)午前11時~12時に「梅窓院 観音堂」(東京都港区南青山2-26-38)で行われることがわかった。長女で女優の川越美結 […]

NEWS サニブラウン100m3大会連続ファイナルへ ケガの影響なし「状態上がってきた」宮崎合宿締めくくり、いよいよ本番へ/東京世界陸上

2025.09.08

サニブラウン100m3大会連続ファイナルへ ケガの影響なし「状態上がってきた」宮崎合宿締めくくり、いよいよ本番へ/東京世界陸上

男子短距離で東京世界選手権代表のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が宮崎県内でトレーニングし、練習後に報道陣の取材に応じた。 9月に入って約1週間、6月にも行っていた宮崎で世界選手権に向けた最終調整。暑いなか、最終 […]

NEWS 月刊陸上競技2025年10月号

2025.09.08

月刊陸上競技2025年10月号

Contents 別冊付録 東京2025世界陸上観戦ガイド いよいよ、世界陸上が開幕! 直前、東京世界陸上情報 世界陸上 日本代表発表 総勢80名 日本代表一覧 日本代表首脳陣インタビュー 山崎一彦 強化委員長 「1人で […]

NEWS 北口榛花が初プロデュース!中高生対象「はるかなる教室」今秋開催「魅力や楽しさ感じて」参加者募集

2025.09.08

北口榛花が初プロデュース!中高生対象「はるかなる教室」今秋開催「魅力や楽しさ感じて」参加者募集

女子やり投のパリ五輪金メダリストで世界選手権連覇中の北口榛花(JAL)がマネジメント契約を結ぶスポーツビズは、中高生を対象とした陸上教室を今年10月18日に開催すると発表した。 世界女王から直接アドバイスをもらえる貴重な […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top