HOME 国内、大学

2025.06.08

男子200m初の同時V!岩手大・佐々木清翔は全国初決勝で初制覇、環太平洋大・大橋明翔は地元優勝/日本IC
男子200m初の同時V!岩手大・佐々木清翔は全国初決勝で初制覇、環太平洋大・大橋明翔は地元優勝/日本IC

日本インカレ男子200mは同種目初の同着優勝だった

◇天皇賜盃第94回日本学生対校選手権(6月5日~8日/岡山・JFE晴れの国スタジアム)4日目

学生日本一を決める日本インカレの最終日4日目が行われ、男子200mは佐々木清翔(岩手大)と大橋明翔(環太平洋大)が20秒90(-0.3)で、同種目史上初の同時優勝となった。

コーナーを抜けて横一線。混戦から抜け出したのが5レーンの佐々木と、8レーンの大橋だった。時間がかかった判定の末、先に名前が出たのが佐々木。続いて大橋の名前が掲示され、1000分の1秒までの測定で「20秒896」の“同着”だった。

広告の下にコンテンツが続きます

「横に見えていたので、もしかしたら負けたかなと思ったが、最後はトルソーで追いついたのかなと思う」と佐々木が振り返ると、「一番狙っていたので、先に名前が出された時には悔しかった。でも着差なく同時だったのでよかったです」と大橋。互いに笑顔で熱戦を振り返った。

関東勢以外の同種目優勝は、1993年の朝原宣治(同大)以来32年ぶり。東北勢、中四国勢としてはそれぞれ初の快挙だった。

◇天皇賜盃第94回日本学生対校選手権(6月5日~8日/岡山・JFE晴れの国スタジアム)4日目 学生日本一を決める日本インカレの最終日4日目が行われ、男子200mは佐々木清翔(岩手大)と大橋明翔(環太平洋大)が20秒90(-0.3)で、同種目史上初の同時優勝となった。 コーナーを抜けて横一線。混戦から抜け出したのが5レーンの佐々木と、8レーンの大橋だった。時間がかかった判定の末、先に名前が出たのが佐々木。続いて大橋の名前が掲示され、1000分の1秒までの測定で「20秒896」の“同着”だった。 「横に見えていたので、もしかしたら負けたかなと思ったが、最後はトルソーで追いついたのかなと思う」と佐々木が振り返ると、「一番狙っていたので、先に名前が出された時には悔しかった。でも着差なく同時だったのでよかったです」と大橋。互いに笑顔で熱戦を振り返った。 関東勢以外の同種目優勝は、1993年の朝原宣治(同大)以来32年ぶり。東北勢、中四国勢としてはそれぞれ初の快挙だった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.16

中央学大がTKK株式会社とスポンサー契約 同大卒業生が代表取締役

中央学大駅伝部が「TKK株式会社」とスポンサー契約を結んだことを発表した。 同社は千葉県八千代市に本社を構え、主にプレキャストコンクリート鋼製型枠を取り扱うメーカー。中央学大卒業の安保誠司氏が代表取締役を務めており、「未 […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【前編】 大学3・4年時はトラックと駅伝の両立に挑戦したが「バランスを取るのが難しかった」

2025.12.16

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【前編】 大学3・4年時はトラックと駅伝の両立に挑戦したが「バランスを取るのが難しかった」

全国高校駅伝で日本一に輝き、箱根駅伝は花の2区で快走。日本選手権10000mでも上位に食い込んだのが、村澤明伸(SGホールディングス、34歳)だ。紆余曲折を経て、今年度限りでの「引退」を表明したが、どんな競技生活を過ごし […]

NEWS ニューイヤー駅伝エントリー発表! トヨタ自動車は鈴木芽吹が登録も太田智樹が外れる 連覇目指す旭化成は葛西潤、Honda・小山直城、GMO・吉田祐也らエントリー!

2025.12.16

ニューイヤー駅伝エントリー発表! トヨタ自動車は鈴木芽吹が登録も太田智樹が外れる 連覇目指す旭化成は葛西潤、Honda・小山直城、GMO・吉田祐也らエントリー!

12月16日、日本実業団陸上競技連合は第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/2026年1月1日)のエントリー選手を発表した。70回記念大会の今回は、例年より3チーム多い、40チームがエントリーした。 前回、5年 […]

NEWS 赤﨑優花が自身の思いと感謝綴る 移籍は「前向きな決断」「この道を正解にします」

2025.12.16

赤﨑優花が自身の思いと感謝綴る 移籍は「前向きな決断」「この道を正解にします」

12月15日で第一生命グループを退社し、夫の赤﨑暁も所属するクラフティア(前・九電工)へ移籍加入した赤﨑優花(旧姓・鈴木)が自身のSNSを更新し、改めて思いを綴った。 昨年のパリ五輪女子マラソン6位入賞の赤﨑。「決して悲 […]

NEWS お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

2025.12.16

お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)

月刊陸上競技2026年1月号別冊付録「全国高校駅伝総展望」に掲載したデータに誤りがございました。 正しいデータの情報を掲載するとともに、関係者の皆様にお詫びをし、訂正いたします。 男子 今治北(愛媛) 誤 都大路学校最高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top