HOME 高校

2023.08.03

V候補・小針陽葉が100m準決勝敗退 7月下旬にケガ「最後まで全力で臨みたい」/北海道IH
V候補・小針陽葉が100m準決勝敗退  7月下旬にケガ「最後まで全力で臨みたい」/北海道IH

インターハイ女子100mで準決勝落ちとなった小針陽葉

◇全国高校総体(インターハイ:8月2日~6日/北海道・札幌厚別公園競技場)

北海道インターハイの2日目が行われ、女子100mで11秒65のベストを持ち、優勝候補だった小針陽葉(富士市立2静岡)は準決勝2組3着で決勝進出を逃した。

広告の下にコンテンツが続きます

小針は今大会200m(23秒54)と走幅跳(6m19)で出場者リスト1位の自己記録を持ち、昨年のU18大会を制した100mとの3種目制覇を目指していた大会注目選手の1人。だが、右脚にテーピングを施して登場した予選では12秒52(-2.7)で2組2着。着順通過は果たしたものの、本来の走りからは程遠かった。

それもそのはず。7月20日の静岡県選手権で右脚内転筋を痛めていたという。「原因は不明」だが治療に通い、何とか走れる状態まで戻して大会出場を決心。100%のパフォーマンスを発揮できないのは理解していたものの、目標としていた3冠に向けて、あきらめるつもりはなかった。

「この大会の3冠のために、すべてを懸けてきました。直前のケガでショックは大きかったですが、すぐに切り替えて覚悟を持って臨みました」

明日の走幅跳、明後日の200mにも出場するつもりだと言う。「あくまでも3冠が目標でしたから、そこに向けては最後まで全力で臨みたいです」と、すぐに次へと気持ちを切り替えていた。

広告の下にコンテンツが続きます
◇全国高校総体(インターハイ:8月2日~6日/北海道・札幌厚別公園競技場) 北海道インターハイの2日目が行われ、女子100mで11秒65のベストを持ち、優勝候補だった小針陽葉(富士市立2静岡)は準決勝2組3着で決勝進出を逃した。 小針は今大会200m(23秒54)と走幅跳(6m19)で出場者リスト1位の自己記録を持ち、昨年のU18大会を制した100mとの3種目制覇を目指していた大会注目選手の1人。だが、右脚にテーピングを施して登場した予選では12秒52(-2.7)で2組2着。着順通過は果たしたものの、本来の走りからは程遠かった。 それもそのはず。7月20日の静岡県選手権で右脚内転筋を痛めていたという。「原因は不明」だが治療に通い、何とか走れる状態まで戻して大会出場を決心。100%のパフォーマンスを発揮できないのは理解していたものの、目標としていた3冠に向けて、あきらめるつもりはなかった。 「この大会の3冠のために、すべてを懸けてきました。直前のケガでショックは大きかったですが、すぐに切り替えて覚悟を持って臨みました」 明日の走幅跳、明後日の200mにも出場するつもりだと言う。「あくまでも3冠が目標でしたから、そこに向けては最後まで全力で臨みたいです」と、すぐに次へと気持ちを切り替えていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.22

佐久長聖1年の橋本蒼平が5000m14分30秒50でトップ/SGH文スポ チャレンジ

12月23日、滋賀県守山市のSGホールディングスグループ陸上競技場で令和7年度SGH文スポ チャレンジ競技会が開催された。 同大会は主に前日の全国高校駅伝(男子)に出場した学校のうち、出走できなかった選手たちを中心に参加 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

2025.12.22

箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「チームのために走る」 20年連続で箱根駅伝のシード権を守り続けてい […]

NEWS 箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

2025.12.22

箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 身近にあった箱根駅伝 10月の箱根駅伝予選会で東農大は6位を占め、2 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/ハーフで強さ示してきた帝京大・島田晃希 「エース区間を走りたい」期待の“大器”最後の舞台へ

2025.12.22

箱根駅伝Stories/ハーフで強さ示してきた帝京大・島田晃希 「エース区間を走りたい」期待の“大器”最後の舞台へ

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 身近にあった箱根駅伝 この1年で帝京大の長距離種目の歴代記録がガラリ […]

NEWS 大学対校男女混合駅伝のアンバサダーに堀未央奈が就任!来年2月15日開催、22チーム出場

2025.12.22

大学対校男女混合駅伝のアンバサダーに堀未央奈が就任!来年2月15日開催、22チーム出場

第6回全国大学対校男女混合駅伝の大会要項が公開され、大会アンバサダーに元乃木坂46の堀未央奈さんが選ばれた。 堀さんは乃木坂46の2期生として加入し、『バレッタ』でセンターを務めるなど人気メンバーとして活躍。21年3月に […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top