◇第102回関東インカレ(5月11日~14日/神奈川・ギオンスタジアム相模原)4日目
関東インカレ4日目が行われ、男子1部3000m障害は菖蒲敦司(早大)が8分44秒08で大会3連覇を達成した。
昨年3位だった1500mの出場を取りやめ、あえて本職の1種目に絞った。「昨日はプレッシャーで寝れなかった」と言うが、レース内容は落ち着いていた。スローな入りから2段階スパートを仕掛け、徐々に後続を引き離していく。最後まで食らいついた浦田優斗(中大)を約1秒差で抑え、両手を広げて歓喜のフィニッシュを飾った。
名門を率いるキャプテンでもある菖蒲。早大は総合優勝が狙える位置につけており、「がんばらなくちゃという思いでした」と話す。さらに、もうひとつ、菖蒲が奮起した理由がある。「今日は母の日。いつもお母さんには心配をかけているので、優勝というかたちで恩返しできたらと考えていました」。
今後は1週間後のセイコーゴールデングランプリに出場し、国内外のトップ選手と戦う。「早稲田で世界を目指したいと思って、この大学に入学しました。どこまで食らいつけるか挑戦したい」と、意気込みを口にした。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.16
競歩・山西利和が愛知県スポーツ功労賞を受賞!20km競歩世界記録樹立が評価
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.16
競歩・山西利和が愛知県スポーツ功労賞を受賞!20km競歩世界記録樹立が評価
愛知県スポーツ顕彰授与式が6月16日に行われ、男子競歩の山西利和(愛知製鋼)がスポーツ功労賞を受賞した。 同賞は愛知県出身、もしくは県内を拠点としている選手に贈られるもので、2月の日本選手権20km競歩で1時間16分10 […]
2025.06.16
砲丸投・大垣尊良ビッグショットなるか 女子短距離は山崎心愛に注目 男子中長距離は吉田星が軸/IH北海道
広島インターハイ(7月25日~29日)を懸けた地区大会が6月に各地で開催される。 インターハイ北海道地区大会は6月17日から20日まで、旭川花咲スポーツ公園陸上競技場で開催される。 広告の下にコンテンツが続きます 昨年、 […]
2025.06.16
100mH・石原南菜が13秒33!地元で高校歴代2位・U18日本新・高2歴代最高の激走/IH北関東
◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場)最終日 広島インターハイ出場を懸けた北関東地区大会の最終日の4日目が行われ、女子100mハードルで石原南菜( […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会