2023.04.26
新居浜市議会議員選挙(定数26)の開票が4月23日に行われ、1992年バルセロナ五輪男子400m代表の渡邉高博氏が当選した。
当選の瞬間は、地域の支援者と喜びを分かち合った。「新人という厳しい状況でしたが、自分自身やれることは全力でやり切りました。あとは有権者の方々に委ねるのみ。発表の瞬間はスポーツとは違った緊張感がありました」と渡邉氏は振り返る。
渡邉氏は愛媛県新居浜市出身の53歳。新居浜東高3年時の1988年インターハイでは、400mで当時高校新の46秒37をマークして優勝。早大2年時の1990年に日本選手権で優勝すると、3年時には東京世界選手権(4×400mリレー)、4年時の92年にはバルセロナ五輪(400m、4×400mリレー)にも出場した経歴を持つ。
初の議員生活を送ることになる元オリンピアンは、「スポーツを中心とした文化活動の振興など、私がこれまで経験してきたことを生かしていきたい」と意気込みを口にした。
元陸上選手の政治家では、1986年アジア大会男子3000m障害金メダリストで三重・桑名市議の愛敬重之氏、88年ソウル五輪女子10000m代表で参院議員の松野明美氏(日本維新の会)らがいる。
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