NDソフトは4月1日付で女子短距離の青野朱李が加入すると発表した。
青野は山形県出身。山形中央高時代には2年時の地元インターハイ200m優勝、100m3位。3年時にはU20世界選手権200mで準決勝に進み、インターハイは100m4位、200m2位に入った。200mでは高校歴代3位の23秒61をマークしている。
山梨学大に進学し、1年時にアジア選手権(4×100mリレー)、世界リレー(4×200mリレー)の代表に。しかし、その後は環境の変化やケガに苦しみトップフォームから遠ざかる。3年目に日本インカレ入賞など復調の気配を見せると、最終学年だった昨年は完全復活。
4月の日本学生個人選手権100mの準決勝では11秒53と4年ぶりの自己新をマークし、秋の日本インカレでは100mと200mの2冠を達成した。200mでは学生歴代2位タイ、日本歴代8位の23秒44を叩き出している。
同時に、パラ陸上(知的)の戸田夏輝、江口清洋(拓大)、下條乃將(明大)、中野魁人(日本薬科大)が加入する。
NDソフトウェアは山形に本社を構える福祉・医療に関するソフトウェアを提供する企業。同チームにはハーフマラソンで世界歴代4位の57分59秒を持つアレクサンダー・ムティソ(ケニア)や、短距離では女子400mハードルの王子田萌が在籍している。
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