2023.03.31
国際オリンピック委員会(IOC)は3月30日、2012年ロンドン五輪女子20km競歩において、ドーピング違反による失格があり、順位の繰り上げを行ったと発表。当時11位でフィニッシュした渕瀬真寿美(当時・大塚製薬/現・建装工業)が8位となり、入賞となった。
1位でフィニッシュしたエレーナ・ラシュマノワ(ロシア)が禁止薬物を使用したとして、12年ロンドン五輪と、翌年のモスクワ世界選手権の金メダルを剥奪された。
この種目は入賞者でドーピング違反の失格が相次ぎ、渕瀬の順位は2021年時点で9位まで繰り上がっていた。ラシュマノワの失格でさらに1つ上がり、日本女子競歩では初入賞となる。
金メダルは3位フィニッシュした切陽什姐(中国)。銀メダルは4位だった劉紅(中国)、銅メダルは6位だった呂秀芝(中国)に変更され、中国のメダル独占となった。
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