2023.02.26
世界陸連(WA)室内ツアー・シルバーがフランスのクレルモン=フェランで行われ、男子棒高跳のA.デュプランティス(スウェーデン)が6m22をクリア。昨年、オレゴン世界選手権で自身が作った世界記録を1cm更新した。
デュプランティスは5m71から試技を始め1回で成功。5m81も悠々クリアし、5m91は2回目での成功だった。6m01を1回で跳んで優勝が決まった。6m22は1、2回目こそ失敗に終わったが、3回目で世界新記録樹立となった。
東京五輪、オレゴン世界選手権も制しているがまだ23歳。今季の室内では初戦では最高となる6m10をマークし、このときも6m22に挑戦していた。翌週にも6m06を跳んだ後に6m22にバーを上げている。3度目の正直での到達だった。
世界新記録はこれで6回目。2020年2月にL.ラヴィレニが持っていた世界記録6m16を1cm更新する6m17を室内でクリアした。翌週にはグラスゴーでさらに1cm更新している。
昨年も室内で3月に6m19、20と立て続けに更新すると、オレゴン世界選手権では屋外では初の世界新となる6m22を跳んで金メダルを手にした。
【動画】衝撃!棒高跳の申し子デュプランティスが6m22の世界新
THAT world record jump from @mondohoss600 🤩
— World Athletics (@WorldAthletics) February 25, 2023
And meet director @airlavillenie breaking the record for the fastest pole vault hug in the process 👀
pic.twitter.com/kFRgoBKTzL
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.26
-
2025.11.26
-
2025.11.25
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.26
熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導
熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]
2025.11.26
世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里
日本陸連は11月26日、第46回世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日/米国・タラハシー)の男女U20日本代表代表選考会(11月30日/京都)の確定エントリーリストを発表した。 男子は当初エントリーしていた24 […]
2025.11.26
パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定
男子短距離のQ.ウィルソン(米国)がメリーランド大へ入学することが発表された。 ウィルソンは2008年生まれの17歳。23年ごろから400mで頭角を現し、同年の米国室内選手権で優勝するなど注目を浴びた。今年6月には400 […]
2025.11.26
男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」
2016年リオ五輪の男子3000m障害で銀メダルに輝いたE.ジャガー(米国)が引退を表明した。 ジャガーは35歳。ジュニア時代には中長距離でU20世界選手権1500m7位などの成績を収め、シニアでは3000m障害で世界的 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025