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2025.06.16

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200mはバログン・ハル23秒77の高2歴代5位で400mとの2冠 東島権治21秒06 やり投は松本65m05、走高跳は清水2連覇/IH南関東
200mはバログン・ハル23秒77の高2歴代5位で400mとの2冠 東島権治21秒06 やり投は松本65m05、走高跳は清水2連覇/IH南関東

バログン・ハル(25年IH南関東大会)

インターハイ南関東大会の優勝者一覧をチェック!

●男子
100m 片山瑛太(市船橋2千葉) 10秒62(-1.7)
200m 東島権治(市船橋3千葉) 21秒06(+0.1)
400m 小澤耀平(城西3東京) 46秒60=大会新
800m 佐藤新太(山梨学院3山梨) 1分52秒21
1500m フェリックス・ムティアニ(山梨学院3山梨) 3分45秒36
5000m フェリックス・ムティアニ(山梨学院3山梨) 13分48秒50=大会新
5000m競歩 及川集雅(保土ケ谷3神奈川) 21分26秒70
4×100mR 市船橋(千葉) 40秒08
棒高跳 加藤佑弥(横浜清風3神奈川) 4m70
走高跳 清水怜修(明星学園2東京) 2m06
走幅跳 岡野陸(松戸六実3千葉) 7m57(+0.8)
砲丸投 福宮佳潤(東京2東京) 16m20
ハンマー投 北翔太(保善3東京) 61m89
やり投 松本一颯(森村学園2神奈川) 65m05
八種競技 宮下輝一(市船橋3千葉) 6272点=高校新、大会新


●女子
100m 對馬マリアム(荏田3神奈川) 11秒98(+0.1)
200m バログン・ハル(市川2千葉) 23秒77(±0)
400m バログン・ハル(市川2千葉) 53秒73
800m 永井咲弥(横須賀3神奈川) 2分11秒54
1500m アカイ・メアリー(白鵬女2神奈川) 4分20秒13
400mH ガードナ・レイチェル麻由(法政二3神奈川) 59秒98
5000m競歩 藤田歩波(鶴嶺2神奈川) 25分06秒68
4×100mR 市船橋(千葉) 46秒23
走高跳 倉田心夏(八千代松陰3千葉) 1m73
棒高跳 宮崎芳花(川崎橘3神奈川) 3m70
走幅跳 関根優花(市船橋3千葉) 5m79(+0.2)
ハンマー投 鈴木瑠華(木更津総合3千葉) 47m90
円盤投 村山ジョイ希望(東京1東京) 41m19
やり投 岩達結希乃(磯辺3千葉) 48m63

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場) 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の3日目が行われ、女子200mでバログン・ハル(市川2千葉)が従来の大会記録24秒08を短縮する、高2歴代5位となる23秒77(±0)の大会新で2連覇。内藤美紗(市柏2千葉)が24秒27で2位、洪鈴和(相模原弥栄3神奈川)が24秒53で3位を占めた。 大会初日の400mと合わせて2冠を達成したバログンは、大きなストライドを生かして制した200mのあと、「めっちゃ無心で走ったので、あまり覚えていないんですけど……」と言いながら、丁寧にレースを振り返った。 「23秒台を出すという目標があったので、それを達成するためにはスタートからちゃんと出ないといけないと思って、そこはできたと思います。後半は反省点でもあるんですけど、ちょっとバタついてしまい、コケそうな走りになってしまいました。もう少しまとめられたら良かったですが、タイムを見た時はうれしかったです」 実はシーズン序盤は「脚を痛め、練習があまりできませんでした」。冬季に走り込みをたくさん取り組んだものので、以前はあった走りにキレがなくなり、200mでタイムがあまり出なくなっていた。それでも、「南関東大会の直前にスプリント練習を重ねて、調子が上がった状態で今大会を迎えられていました」と言う。 1年生だった昨年は南関東を制し、インターハイで6位に食い込んだ。今季はコーチの勧めもあって400mにも挑戦。今大会は2日前の400mを高2歴代3位の53秒73で快勝し、自己ベストだった県大会の優勝記録55秒24を大きく更新したことに、「自分でも信じられません」と目を丸くしていた。 今季は当初、「インターハイで昨年より1つでも上の順位に」という目標を立てていたが、今回のレースを経て、「200mも400mも最低でもトップ3に入って、できれば優勝したいです」と気持ちの面で上方修正しつつある。「ここをピークにしないで、インターハイまでどんどん調子を上げていきたい」とバログン。広島の地でその名を轟かせるつもりだ。 そのほか男子では、5000m競歩で昨年のインターハイ8位の及川集雅(保土ケ谷3神奈川)が21分26秒70で2連覇。同7位の井上隼太朗(東京3東京)をラスト200mで引き離して快勝した。800mは1500m2位の佐藤新太(山梨学院3山梨)が1分52秒21で初優勝。昨年優勝したチームメイトのフェリックス・ムティアニ(3年)に続き、山梨学院勢としてこの種目2連覇を果たした。 200mは東島権治(市船橋3千葉)が21秒06(+0.1)で制し、100mの片山瑛太(2年)、4×100mリレーとともに、市船橋勢のスプリント種目の活躍が光る。 やり投は松本一颯(森村学園2神奈川)が6投目に大幅自己新の65m05を投げて逆転V。2位では63m48でボンゴーラン・ジョセフ瑛(堀越3東京)が入り、前日の八種競技で高校新を打ち立てた宮下輝一(市船橋3千葉)が63m22で3位に食い込むなど、上位5人が60mを超える高水準の戦いだった。 この日最も遅い時間まで熱戦が繰り広げられた走高跳は清水怜修(明星学園2東京)が2m06をクリアして2連覇。小沢優樹(八王子東3東京)が自己ベストの2m03で2位に入った。 女子では800mの永井咲弥(横須賀3神奈川)が2分11秒54で優勝。400mで8位に終わった悔しさを晴らす力走を見せて頂点に立った。 走幅跳は関根優花(市船橋3千葉)が1回目に5m79(+0.2)を跳び、そのまま逃げ切った。七種競技は前半4種目を終え、自己ベスト4995点の江口美玲(東海大相模2神奈川)が3283点でトップに立っている。 全国インターハイは7月25日から29日に広島・ほっとスタッフフィールド広島(広島広域公園陸上競技場)で開催。各地区大会上位6位までが出場する(※男女競歩は5位、女子棒高跳、女子三段跳、女子ハンマー投は4位まで、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)。 文/小野哲史

インターハイ南関東大会の優勝者一覧をチェック!

●男子 100m 片山瑛太(市船橋2千葉) 10秒62(-1.7) 200m 東島権治(市船橋3千葉) 21秒06(+0.1) 400m 小澤耀平(城西3東京) 46秒60=大会新 800m 佐藤新太(山梨学院3山梨) 1分52秒21 1500m フェリックス・ムティアニ(山梨学院3山梨) 3分45秒36 5000m フェリックス・ムティアニ(山梨学院3山梨) 13分48秒50=大会新 5000m競歩 及川集雅(保土ケ谷3神奈川) 21分26秒70 4×100mR 市船橋(千葉) 40秒08 棒高跳 加藤佑弥(横浜清風3神奈川) 4m70 走高跳 清水怜修(明星学園2東京) 2m06 走幅跳 岡野陸(松戸六実3千葉) 7m57(+0.8) 砲丸投 福宮佳潤(東京2東京) 16m20 ハンマー投 北翔太(保善3東京) 61m89 やり投 松本一颯(森村学園2神奈川) 65m05 八種競技 宮下輝一(市船橋3千葉) 6272点=高校新、大会新 [adinserter block="4"] ●女子 100m 對馬マリアム(荏田3神奈川) 11秒98(+0.1) 200m バログン・ハル(市川2千葉) 23秒77(±0) 400m バログン・ハル(市川2千葉) 53秒73 800m 永井咲弥(横須賀3神奈川) 2分11秒54 1500m アカイ・メアリー(白鵬女2神奈川) 4分20秒13 400mH ガードナ・レイチェル麻由(法政二3神奈川) 59秒98 5000m競歩 藤田歩波(鶴嶺2神奈川) 25分06秒68 4×100mR 市船橋(千葉) 46秒23 走高跳 倉田心夏(八千代松陰3千葉) 1m73 棒高跳 宮崎芳花(川崎橘3神奈川) 3m70 走幅跳 関根優花(市船橋3千葉) 5m79(+0.2) ハンマー投 鈴木瑠華(木更津総合3千葉) 47m90 円盤投 村山ジョイ希望(東京1東京) 41m19 やり投 岩達結希乃(磯辺3千葉) 48m63

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