HOME 中学

2024.08.08

男子100m・小寺慎之助が10秒46の日本中学新記録! 従来の記録を0.08秒更新 7月の千葉県総体でタイ記録
男子100m・小寺慎之助が10秒46の日本中学新記録! 従来の記録を0.08秒更新 7月の千葉県総体でタイ記録

男子100mで10秒46の日本中学新記録を樹立した小寺慎之助(日本中体連陸上競技部提供)

第52回関東中学校大会の2日目は8月8日、東京・駒沢陸上競技場で行われ、男子3年100m決勝で小寺慎之助(習志野四・千葉)が10秒46(+0.1)の日本中学新記録を樹立した。

小寺は昨年5月に10秒99をマークしたが、夏の全中には出場できていなかった。今年2月の日本室内大阪ではU16の部の60mで3位に入ると、4月の記録会で10秒54(+2.6)と追い風参考ながら中学記録に並ぶ記録で快走。今年5月末には10秒65(+0.1)の中学歴代9位(当時)を記録した。

7月末の千葉県中学総体では、昨年10月の鹿児島特別国体で片山瑛太(鎌ケ谷二中/現・市船橋高)がマークした中学記録に並ぶ10秒54(+0.6)を出していた。

今季は8月6日の近畿中学総体初日の3年男子100m決勝では、井原琉翔(箕面五・大阪)が追い風参考ながら10秒39(+4.8)をマークしている。

全中は8月17日~20日に福井県営陸上競技場で行われる。

第52回関東中学校大会の2日目は8月8日、東京・駒沢陸上競技場で行われ、男子3年100m決勝で小寺慎之助(習志野四・千葉)が10秒46(+0.1)の日本中学新記録を樹立した。 小寺は昨年5月に10秒99をマークしたが、夏の全中には出場できていなかった。今年2月の日本室内大阪ではU16の部の60mで3位に入ると、4月の記録会で10秒54(+2.6)と追い風参考ながら中学記録に並ぶ記録で快走。今年5月末には10秒65(+0.1)の中学歴代9位(当時)を記録した。 7月末の千葉県中学総体では、昨年10月の鹿児島特別国体で片山瑛太(鎌ケ谷二中/現・市船橋高)がマークした中学記録に並ぶ10秒54(+0.6)を出していた。 今季は8月6日の近畿中学総体初日の3年男子100m決勝では、井原琉翔(箕面五・大阪)が追い風参考ながら10秒39(+4.8)をマークしている。 全中は8月17日~20日に福井県営陸上競技場で行われる。

男子100m歴代10傑をチェック!

男子100m中学歴代10傑 10.46 0.1 小寺慎之助(習志野四3千葉)  2024. 8. 8 10.54 1.4 片山 瑛太(鎌ケ谷二3千葉)  2023.10.14 10.56 1.5 宮本 大輔(周陽3山口)    2014. 5.17 10.60 2.0 米山 和磨(茅ケ崎3神奈川)  2022.10. 1 10.61 1.4 年綱 晃広(塩瀬3兵庫)    2021. 8. 6 10.61 2.0 安田夢雄生(星峯3鹿児島)   2023. 7.15 10.62 2.0 中山 智貴(亀山中部3三重)  2019. 7.29 10.63 1.1 矢澤 煌希(川越城南3埼玉)  2023. 6.14 10.64 1.8 日吉 克実(修善寺3静岡)   2010. 8.23 10.65 1.6 大津 康太(川崎有馬3神奈川) 2024. 6.30

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

中村宏之氏が79歳で死去 福島千里、寺田明日香、伊藤佳奈恵ら女子短距離日本記録保持者を育成

女子短距離で数々のトップ選手を育成した北海道ハイテクアスリートクラブ前監督の中村宏之氏が4月29日に逝去した。享年79。 中村氏は1945年6月9日生まれ。北海道・札幌東高,日体大で三段跳、走幅跳選手として活躍し、卒業後 […]

NEWS 女子七種競技・アラウホが今季世界最高6396点で優勝 男子100mはバルディが9秒99/南米選手権

2025.04.30

女子七種競技・アラウホが今季世界最高6396点で優勝 男子100mはバルディが9秒99/南米選手権

4月25日から27日まで、アルゼンチンのマル・デル・プラタで南米選手権が開催され、女子七種競技ではM.アラウホ(コロンビア)が6396点(13秒13、1m73、13m55、24秒43/6m55、47m62、2分17秒38 […]

NEWS 【高平慎士の視点】自信持って走り切った井上直紀の強さ光る 選手層に厚み“標準突破”へ期待持てるレース/織田記念

2025.04.30

【高平慎士の視点】自信持って走り切った井上直紀の強さ光る 選手層に厚み“標準突破”へ期待持てるレース/織田記念

4月29日に広島・ホットスタッフフィールド広島で行われた織田記念。その男子100mは上位5人が10秒1台、それも0.03秒差以内にひしめく大熱戦となり、大学4年の井上直紀(早大)が自己新の10秒12(+0.4)で制した。 […]

NEWS 廣中璃梨佳が5000m日本人トップ!熱戦の男子100mは井上直紀 女子100mH中島が12秒93/織田記念

2025.04.30

廣中璃梨佳が5000m日本人トップ!熱戦の男子100mは井上直紀 女子100mH中島が12秒93/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、女子5000mは序盤から積極的なレース運びをした廣中璃梨佳(JP日本郵政G)が日本人トップの15分19秒23で3位に […]

NEWS 中大・吉居駿恭が5000m連覇!圧巻スパートで13分26秒71「一歩一歩前進できるように」/織田記念

2025.04.29

中大・吉居駿恭が5000m連覇!圧巻スパートで13分26秒71「一歩一歩前進できるように」/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、最終種目となった男子5000mは残り250mから仕掛けた吉居駿恭(中大)が13分26秒31で混成を制し、大会連覇を果 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top