◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)7日目
パリ五輪・陸上競技7日目のモーニングセッションが行われ、女子100mハードル予選1組に出場した福部真子(日本建設工業)は12秒85(-0.1)で4着となった。準決勝進出条件は3着までと、タイム上位3名。残り4組の結果を待つことになった。
2レーンに入った福部は、12秒12の世界記録保持者トビ・アムサン(ナイジェリア)と同走。好スタートから序盤はトップ争いを展開する健闘を見せると、中盤以降もしっかりと粘り、前回大会予選で寺田明日香(ジャパンクリエイト)が作った五輪日本人最高タイム12秒95を0.1秒上回るタイムでフィニッシュした。
日本勢の準決勝進出は前回大会の寺田明日香(ジャパンクリエイト)に続いて2大会連続。福部自身は、2年前のオレゴン世界選手権で予選突破を果たし、準決勝では当時日本記録の12秒82を出した経験がある。
6月の日本選手権準決勝で参加標準記録(12秒77)を上回る12秒75(+0.8)をマーク、決勝も2年ぶり優勝を飾って初の五輪代表を決めた福部。7月20日の実業団・学生対抗では自身の日本記録を0.04秒塗り替え、日本人女子初の12秒7切りとなる12秒69(+1.2)をマークし、弾みをつけたパリに乗り込んでいた。
準決勝は日本時間8月9日午後7時05分に行われる。
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