2024.07.08
世界最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)・第8戦のパリ大会が7月7日に行われ、女子走高跳でY.マフチフ(ウクライナ)が2m10の世界新記録を樹立した。
マフチフは昨年のブダペスト世界選手権金メダリスト。これまでのベストは室内で跳んだ2m06(21年)だった。この日は1m92を1回目、1m95を2回目、1m98を1回目でそれぞれクリア。2m01は2回目跳んだ。続く2m03を2回目にクリアし、N.オリスラガース(豪州)が跳べずにマフチフの優勝が決まった。
マフチフは自己新となる2m07を2回目にジャンプ。そしてバーを架けた2m10の世界新は1回目で跳んで見せた。従来の世界記録はS.コスタディノワ(ブルガリア)が1987年に跳んだ2m09で、実に37年ぶりに1cm塗り替えた。
「信じられないジャンプでした」とマフチフ。パリ五輪も近いことから、2m07の自己新を跳んだ時点で控える選択もあったようで、「もちろん五輪のほうが大事ですが、心の中でできると信じていた」と挑戦した。欧州選手権前にはケガをしていたが、「戦う準備ができています。オリンピックもすばらしい大会になる。楽しみです」とコメントしている。
【動画】スタジアム大興奮!マフチフの世界新ジャンプ
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.05.15
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.15
NCG5000mはアジア選手権5位・荒井七海が13分47秒58で日本人トップ!東海大・永本脩が学生トップ/日体大長距離競技会
第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)の2日目が6月15日に行われ、最終種目のNCG男子5000mはB.キプトゥー(麗澤大)が13分46秒77で1着を占め […]
2025.06.15
小原響が3000m障害で8分22秒64の日本歴代8位!セイコーGGPに続く自己新マーク
6月14日に米国・ポートランドで行われたポートランド・トラックフェスティバルの男子3000m障害で、小原響(GMOインターネットグループ)が日本歴代8位の8分22秒64をマークした。 大会は世界陸連コンチネンタルツアー・ […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会