2023.10.04
◇第19回アジア大会(9月29日~10月5日/中国・杭州)
中国・杭州で開催中のアジア大会で、4日目(10月2日)に行われた女子3000m障害では、ブダペスト世界選手権金メダルのW.M.ヤヴィ(バーレーン)が9分18秒28の大会新で優勝した。従来の大会記録を13秒以上塗り替えた。
ヤヴィは今年9月のダイヤモンドリーグ・ファイナルで8分50秒66のアジア記録(世界歴代2位)を樹立した23歳。今大会では1500mも4分11秒65で制している。この結果を受けて「今後いろいろな種目にシフトできることを意味する。必ずしも3000m障害をずっと続けるとも限らないので、ロード5kmや10km、将来的にはマラソンもやるかもしれない」とコメントを残した。
3日目(10月1日)の男子3000m障害ではA.M.サブレ(インド)が8分19秒50の大会新で勝利。女子円盤投(1日)はオレゴン世界選手権金メダルの馮彬(中国)が67m93で、女子棒高跳(2日)はアジア記録保持者の李玲(中国)が4m63でいずれも大会新で勝った。
女子400mH(3日)はブダペスト世界選手権4位のK.アデコヤ(バーレーン)が54秒45で、自身が14年に樹立した大会記録を更新して優勝した。
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