◇第19回アジア大会(9月29日~10月5日/中国・杭州)
中国・杭州で開催されている第19回アジア大会の陸上競技の1日目に男子100m予選が行われ、1組に出場した桐生祥秀(日本生命)が10秒27(-0.2)で2着となり、明日の準決勝進出を決めた。
好スタートから中盤でややリードを奪ったが、後半は伸びを欠き、ソラオート・ダブバン(タイ)に0.01秒差で競り負けた。それでも、4着までが着順通過できる中で余裕を持って予選突破を果たした。
アジア大会では個人初出場の桐生は、これが東京五輪以来の日の丸をつけたレースだった。昨年の短期休養を経て臨んだ今季は、5月の木南記念で10秒03をマークするなど復活を示しながらも、その後のセイコーゴールデングランプリで肉離れで再び離脱。9月の記録会を経て、23日の全日本実業団対抗選手権予選で10秒20で1着を占めて弾みをつけ、今大会に向けて「自信を持って走れる」と語っていた。
準決勝は明日19時30分(日本時間20時30分)、決勝は同21時55分(日本時間22時55分)に行われる。
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