◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)3日目
名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子400mハードルは青木穂花(ゼンリン)が日本歴代3位の55秒92をマークして初優勝を果たし、アジア大会派遣設定記録(56秒16)を突破して初の代表に内定した。
「アジア大会の派遣設定記録を狙って走ったので、55秒台というのが見えて正直驚いています」
想像以上のタイムだったが、レースプランはイメージ通り。「前半は気持ちよく走って、ラスト200mから切り替えて、最後は出し切る。そのままできました」と笑顔を見せる。
青学大卒の実業団3年目。福岡・筑紫女高時代から世代トップを争ってきた。昨年からは母校を拠点としつつ、冬季練習は法大で“武者修行”。「長い距離も多かったのですが、自然とスピードが上がりました」。それもあり、余裕を持って前半から加速できるようになり、後半の強さがより際だった。
実は母・早穂子さん(旧姓:城土)も元陸上選手で、1994年に日本選手権優勝。前回の自国開催だった広島アジア大会にも出場。「スタンドですごく飛び跳ねて喜んでくれていました」と笑い「これまでは決勝で戦えなかったのですが、今回は狙っていくことができました」と成長を証明した。
アジア大会では「日本記録(55秒34)を更新できるように頑張ります」と力強く語った。
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