HOME 国内、日本代表

2026.06.14

NEWS
1500m・田中希実「純粋にかけっこを楽しみたい」自分との勝負に勝ち、7連覇達成!/日本選手権
1500m・田中希実「純粋にかけっこを楽しみたい」自分との勝負に勝ち、7連覇達成!/日本選手権

26年日本選手権女子1500mで優勝した田中希実

◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)3日目

名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権の3日目が行われ、女子1500mは田中希実(豊田自動織機)が4分11秒80で7連覇を達成し、アジア大会代表に内定した。

広告の下にコンテンツが続きます

「今日は純粋にかけっこを楽しみたいという気持ちで臨みました」

5000mでは山本有真(積水化学)に残り50mを切って逆転を許して2位。「それでも悔しさが湧かない」という心境に陥っている。だが、陸上の“原点”に立ち返り、「自分自身との勝負」に集中した。初めての全国大会だった全中、初めて出場した2016年の日本選手権も同じ瑞穂が舞台だったことも、原点回帰への気持ちを強くさせたのかもしれない。

スタートからスローな展開となり、田中は後方に位置。400mを71秒で通過する。

田中は残り2周に入ると一気にポジションを上げ、トップに立って800mを2分21秒で通過。順大の田島愛理と木田美緒莉、道下美槻(積水化学)の4人がつく。

ラスト1周を3分08秒で通過。田中はそこからさらに切り替え、1200mは3分24秒で通過する。そのまま2位以下を突き放し、7連覇のフィニッシュラインを駆け抜けた。

「楽しめるような自分でいたいと思い、肩を並べて向き合いながらの走りだったと思います」と振り返る田中。初めて出た瑞穂では勝てなかったが、「全国で一番になれなかった頃の自分に、全国一番の景色を見せたいという気持ちがありました」。

ずっと大事にしてきた1500mだからこそ、5000mには湧かなかった「連覇にこだわる」思いが出てきたという。まだ、さまざまな葛藤を抱えた状況ではあるものの、ほんのりと出口の光が見えてきたのかもしれない。

10000m、5000mでもアジア大会に近い位置にいる。アジア大会もまた初めての場所となる。

「自分にとっての初めてを楽しむ部分と、3種目で出る選手はいないと思うので毎日挑戦し続ける姿を見ていただきたい」

田中はそう、言葉に力を込めた。

◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)3日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権の3日目が行われ、女子1500mは田中希実(豊田自動織機)が4分11秒80で7連覇を達成し、アジア大会代表に内定した。 「今日は純粋にかけっこを楽しみたいという気持ちで臨みました」 5000mでは山本有真(積水化学)に残り50mを切って逆転を許して2位。「それでも悔しさが湧かない」という心境に陥っている。だが、陸上の“原点”に立ち返り、「自分自身との勝負」に集中した。初めての全国大会だった全中、初めて出場した2016年の日本選手権も同じ瑞穂が舞台だったことも、原点回帰への気持ちを強くさせたのかもしれない。 スタートからスローな展開となり、田中は後方に位置。400mを71秒で通過する。 田中は残り2周に入ると一気にポジションを上げ、トップに立って800mを2分21秒で通過。順大の田島愛理と木田美緒莉、道下美槻(積水化学)の4人がつく。 ラスト1周を3分08秒で通過。田中はそこからさらに切り替え、1200mは3分24秒で通過する。そのまま2位以下を突き放し、7連覇のフィニッシュラインを駆け抜けた。 「楽しめるような自分でいたいと思い、肩を並べて向き合いながらの走りだったと思います」と振り返る田中。初めて出た瑞穂では勝てなかったが、「全国で一番になれなかった頃の自分に、全国一番の景色を見せたいという気持ちがありました」。 ずっと大事にしてきた1500mだからこそ、5000mには湧かなかった「連覇にこだわる」思いが出てきたという。まだ、さまざまな葛藤を抱えた状況ではあるものの、ほんのりと出口の光が見えてきたのかもしれない。 10000m、5000mでもアジア大会に近い位置にいる。アジア大会もまた初めての場所となる。 「自分にとっての初めてを楽しむ部分と、3種目で出る選手はいないと思うので毎日挑戦し続ける姿を見ていただきたい」 田中はそう、言葉に力を込めた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.06.14

400m中島佑気ジョセフが2年ぶりV 45秒60に「狙っていたところから少し離れてしまった」/日本選手権

◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)3日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手が行われ、男子400mは中島佑気ジョセフ(富士通)が45秒60で2年ぶりの優勝を飾った。 広告の下に […]

NEWS 走高跳・派遣設定突破済みだった坂井宏和が初Vで内定/日本選手権

2026.06.14

走高跳・派遣設定突破済みだった坂井宏和が初Vで内定/日本選手権

◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)3日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子走高跳は坂井宏和(センコー)が2m20で初優勝。すでにアジア大会派遣設定記録(2m2 […]

NEWS 110mH・泉谷駿介が意地の連覇!後輩・阿部竜希との熱戦を13秒17で制す/日本選手権

2026.06.14

110mH・泉谷駿介が意地の連覇!後輩・阿部竜希との熱戦を13秒17で制す/日本選手権

◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)3日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権の3日目が行われ、男子110mハードルは泉谷駿介(住友電工)が13秒17(+1.0)で2年連続5回 […]

NEWS 400mH青木穂花が母子Vでアジア大会へ!自身初の55秒台突入/日本選手権

2026.06.14

400mH青木穂花が母子Vでアジア大会へ!自身初の55秒台突入/日本選手権

◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)3日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子400mハードルは青木穂花(ゼンリン)が日本歴代3位の55秒92をマークして初優勝を […]

NEWS 森凪也が悲願の5000m初優勝!渾身のスパートでアジア代表内定つかむ/日本選手権

2026.06.14

森凪也が悲願の5000m初優勝!渾身のスパートでアジア代表内定つかむ/日本選手権

◇第110回日本選手権(6月12~14日/愛知・パロマ瑞穂スタジアム)3日目 名古屋アジア大会代表選考会を兼ねた日本選手権の3日目が行われ、男子5000mは森凪也(Honda)が13分22秒41で初優勝を飾り、アジア大会 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年7月号 (6月12日発売)

2026年7月号 (6月12日発売)

特集 村竹&橋岡&諸田
インターハイ特集!

page top