HOME 国内

2024.06.29

男子400mはブダペスト世界選手権代表・佐藤拳太郎、中島佑気ジョセフ、佐藤風雅が決勝へ/日本選手権
男子400mはブダペスト世界選手権代表・佐藤拳太郎、中島佑気ジョセフ、佐藤風雅が決勝へ/日本選手権

24年日本選手権400m予選を45秒16で通過した中島佑気ジョセフ

◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)3日目

第108回日本選手権の3日目が行われ、男子400m予選では昨年のブダペスト世界選手権代表の佐藤拳太郎(富士通)、中島佑気ジョセフ(富士通)、佐藤風雅(ミズノ)の3人が順当に最終日の決勝へ進んだ。

45秒69で1組2着だった佐藤拳は前半からスピードを出していく組み立てに挑戦したが、「そこで力を使い過ぎて、後半に余力があまり残っていませんでした」。左のアキレス腱にやや不安があるものの、「これから修正して、目標の44秒5以内を出せるようにしていきたいです」と集中力を高めた。

広告の下にコンテンツが続きます

序盤から快調にレースを進めて2組1着(45秒16)だった中島。「予選で少し動きがなまっていたところはありました。決勝でもう少し上げていきたいです」と話す。決勝ではパリ五輪の参加標準記録(45秒00)を目標に挙げつつも、「自分が今までアメリカでやってきたことを試合で発揮できれば」と足元を見つめる。

佐藤風は45秒79で3組を1着で通過したが、「昨日まで『本当に大丈夫かな』とビビっていました」と冗談交じりに吐露。約1ヵ月ぶりの実戦で、「自分の強みである前半の感覚はいい。(代表入りへ)精神的なプレッシャーはすごいですが、それを跳ね返せたら結果が待っていると思う」と力強く話した。

決勝は最終日の午後5時35分から行われる。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)3日目 第108回日本選手権の3日目が行われ、男子400m予選では昨年のブダペスト世界選手権代表の佐藤拳太郎(富士通)、中島佑気ジョセフ(富士通)、佐藤風雅(ミズノ)の3人が順当に最終日の決勝へ進んだ。 45秒69で1組2着だった佐藤拳は前半からスピードを出していく組み立てに挑戦したが、「そこで力を使い過ぎて、後半に余力があまり残っていませんでした」。左のアキレス腱にやや不安があるものの、「これから修正して、目標の44秒5以内を出せるようにしていきたいです」と集中力を高めた。 序盤から快調にレースを進めて2組1着(45秒16)だった中島。「予選で少し動きがなまっていたところはありました。決勝でもう少し上げていきたいです」と話す。決勝ではパリ五輪の参加標準記録(45秒00)を目標に挙げつつも、「自分が今までアメリカでやってきたことを試合で発揮できれば」と足元を見つめる。 佐藤風は45秒79で3組を1着で通過したが、「昨日まで『本当に大丈夫かな』とビビっていました」と冗談交じりに吐露。約1ヵ月ぶりの実戦で、「自分の強みである前半の感覚はいい。(代表入りへ)精神的なプレッシャーはすごいですが、それを跳ね返せたら結果が待っていると思う」と力強く話した。 決勝は最終日の午後5時35分から行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.24

女子短距離の久保山晴菜が現役引退「もう一度やり直してもこの道を選ぶ」アジア選手権やDLにも出場

今村病院はアスリート職員の女子短距離・久保山晴菜が今季限りで現役引退すると発表した。 久保山は佐賀県出身の29歳。小学校から陸上を始め、田代中時代に4×100mリレーで全中準決勝に進出。佐賀北高に進学して200m、400 […]

NEWS 後藤大樹が46秒80!!!初400mで高1最高を14年ぶりに更新 インターハイでは高1初400mH王者

2025.10.24

後藤大樹が46秒80!!!初400mで高1最高を14年ぶりに更新 インターハイでは高1初400mH王者

京都府私学総体が10月24日に西京極で行われ、男子400mで後藤大樹(洛南1)が46秒80を叩き出した。自身初の400m個人レースで出したこの記録は、山木伝説(九里学園)が2011年に樹立した高1最高(47秒31)を14 […]

NEWS 女子マラソン世界記録保持者チェプンゲティチに3年間の資格停止処分が確定 スマホアプリから禁止薬物の写真も見つかる

2025.10.24

女子マラソン世界記録保持者チェプンゲティチに3年間の資格停止処分が確定 スマホアプリから禁止薬物の写真も見つかる

世界陸連の独立不正監査機関「アスリート・インテグリティー・ユニット」(AIU)は10月23日、女子マラソン世界記録(2時間9分56秒)保持者のR.チェプンゲティチ(ケニア)に対し、禁止物質の使用により3年間の資格停止処分 […]

NEWS パリ五輪男子100mセミファイナリスト・リチャードソンが所属連盟変更を申請 出生国アイルランドへ

2025.10.24

パリ五輪男子100mセミファイナリスト・リチャードソンが所属連盟変更を申請 出生国アイルランドへ

男子短距離のB.リチャードソン(南アフリカ)が所属連盟をアイルランドに変更するための申請を行ったことがわかった。現地メデイアで報じられている。 現在21歳のリチャードソンは21年のU20世界選手権100mで銀メダルリスト […]

NEWS 学法石川が10年連続男女V  男子は2時間2分58秒! 1区増子陽太が圧巻の28分20秒 女子も1区から首位譲らず/福島県高校駅伝

2025.10.23

学法石川が10年連続男女V 男子は2時間2分58秒! 1区増子陽太が圧巻の28分20秒 女子も1区から首位譲らず/福島県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた福島県高校駅伝が10月23日、猪苗代町総合体育館前を発着点とするコースで行われ、学法石川が10年連続で男女優勝を遂げた。男子(7区間42.195km)は大会記録を2分08秒も更新する2時間2分 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top