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	<title>月陸Online</title>
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	<description>陸上競技Webメディア「月陸Online」</description>
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	<title>世界陸上 &#8211; 月陸Online｜月刊陸上競技</title>
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	<item>
		<title>北口榛花インタビュー「これからのことを考えるのが今はすごく楽しい」世界陸上予選敗退も次へ突き進む</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
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		<link>https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/185234</link>

		
		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 26 Sep 2025 19:28:10 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[特集]]></category>
		<category><![CDATA[RSS]]></category>
		<category><![CDATA[北口榛花]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
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		<gnf:modified>Sat, 27 Sep 2025 02:55:59 +0900</gnf:modified>
		<oa:lastPubDate>Sat, 27 Sep 2025 02:55:59 +0900</oa:lastPubDate>

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				<description><![CDATA[<p>女子やり投でブダペスト世界選手権、パリ五輪を制している北口榛花（JAL）が本誌の単独インタビューに応じ、予選敗退に終わった東京世界選手権を振り返り、来季に対する思いも語った。</p>
<p>連覇を逃して涙に暮れた世界選手権予選から1週間。北口にいつもの笑顔が戻っていた。</p>
<p>「予選落ちに終わって、さすがに2日間くらいは落ち込みました。完全に糸が切れて、2、3日は夜に寝ても17時半くらいまで起きなくて、1日の稼働時間が4時間くらい（笑）。この状態だと（国立競技場まで）観に行けないなと思って、テレビで見ていました。決勝も見ました。みんなが努力しているのを知っています。できれば、仲の良い選手に頑張ってほしいな、とは思っていました」</p>
<p>予選が終わった直後は、「B組の結果を見ず、すぐに（NTCに）戻ってケアをしていました」。これは万が一決勝に残れた時のことを考え、決勝に向けて少しでも状態を良くするためだった。</p>
<p>今年6月のチェコ・オストラヴァ「ゴールデンスパイク」で右肘を痛めた。当時のことをこう振り返る。</p>
<p>「6回目を投げた時に、ブチブチって音がしたのを感じました。結構、やばいやつだろうなって。予兆はなかったです。すぐに日本の病院を予約してもらって、帰国後すぐに診察してもらえたのは良かったです」</p>
<p>右肘内側上顆炎と診断され、その後は日本選手権を含めて2ヵ月半試合から遠ざかった。</p>
<p>「最初はハンドボール投げから始めました。痛めた靱帯よりも、腕の周りの筋肉が痛みました。ゴムで髪を縛ったり、化粧水を顔に塗ったり。指を引っかけるような動作で結構痛かったんです。もしかしたら、少し肉離れをしていたのかもしれませんが、治療を開始したためハッキリとはわかりませんでした」</p>
<p>8月末のダイヤモンドリーグ2連戦で復帰すると、何とか世界選手権に出場。だが、痛みがあったため満足な投てき練習ができず。世界選手権前の最後の投てき練習でやっとサポーターとして巻いていたテープを外したという。予選で60m38を投げたが全体14位。決勝進出を逃した。</p>
<p>「世界選手権をあきらめるという選択肢はなかったです。それは自国開催だから、ではなくて、シーズン最後にはちゃんと出て終わりたいと思っていたので。結果的に、間に合わなかった。技術どうこうというところまで行けませんでした。今思えば、もう少し調整を変えれば違ったかな、とも思います。例えば投てき練習の回数を増やしたり、小さな試合を挟んだり。いつも通りの調整をしてしまいました。どうなったかはわかりませんが、技術的なところはもう少し改善できたかなって思います」</p>
<p>あと1ヵ月あれば、もし決勝に行けていれば。「違ったとは思います」。“たら・れば”は尽きない。時間は戻って来ないが、北口のこれまでの功績、2つの金メダルが色あせることもない。「できる限りのことはやれたと思います」と胸を張り、まだ終わったばかりのため「もう少ししてから診察」だというが、今のところ新たな痛みなど、問題はない。</p>
<p>北口は春先にはパリ五輪までのサポート体制から、トレーナーや栄養士など変わらない部分もあったが、新たに力を貸してくれる人も加わり、一部再構築する形となった。「それが肘のケガにつながったわけではありません」と語り、信頼できるスタッフとともに進んできた。</p>
<p>「オストラヴァでは、アキレス腱が久しぶりに痛くなかったので、最近の中ではかなり助走が速くなり、それに動作が追いつけなかったのではないか」と冷静に自己分析している。</p>
<p>自国開催の世界選手権は、かねてから「競技人生、最初で最後だと思う」と語っていた北口。だが、本番を迎え、スタジアムに入れば良い意味で特別感はなかったという。</p>
<p>「知っている顔以外は、全員外国の陸上好きな人たちって思うようにしていました（笑）。他の世界大会と同じように思えたのは、これまでの場数が物を言ったかなって感じます」</p>
<p>ただ、やはり会場の雰囲気はこれまでとは違う感動を覚えた。</p>
<p>「国立競技場が埋まるというのは本当に想像できませんでした。これまでの国内大会だと、（人気の）トラック種目が終わったら帰る人も多かったですが、今回はそんなことはなかったですよね。選手たち（の魅力）が引き寄せたのだと思いますが、最後まで見てくれる人が多かった。本当に素晴らしい空間だったと思います。来年以降、日本選手権やグランプリなどに戻ってきてもらえるようにしていかなきゃいけないですね」</p>
<p>本人は「どうですかね…」と照れくさそうだったが、ここまで陸上界を盛り上げ、世界選手権への注目度を高めた北口の貢献度は計り知れない。すでに来シーズンの試合の計画を立ており、例年通りオフを挟んで秋にはトレーニングを再開する構えだ。</p>
<p>「来年はアルティメット選手権（ブダペスト）とアジア大会があります。またダイヤモンドリーグも転戦したいし、ファイナルも勝ちたい。世界選手権が終わっても、やりたいことは変わらないし、尽きないなって。これからのことを考えるのが今はすごく楽しいです」</p>
<p>10月には自身プロデュースで中高生に向けた初めてのやり投教室を開催する。「初めてなのでチャレンジングですが、自分が海外で見てきたことや、中高生に本当に必要なことなど、十分な時間ではないかもしれませんが、伝えられれば。そして、今後も発展させていきたいです」と笑顔を見せた。</p>
<p>構成／向永拓史</p>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>女子やり投でブダペスト世界選手権、パリ五輪を制している北口榛花（JAL）が本誌の単独インタビューに応じ、予選敗退に終わった東京世界選手権を振り返り、来季に対する思いも語った。</p><p>連覇を逃して涙に暮れた世界選手権予選から1週間。北口にいつもの笑顔が戻っていた。</p><p>「予選落ちに終わって、さすがに2日間くらいは落ち込みました。完全に糸が切れて、2、3日は夜に寝ても17時半くらいまで起きなくて、1日の稼働時間が4時間くらい（笑）。この状態だと（国立競技場まで）観に行けないなと思って、テレビで見ていました。決勝も見ました。みんなが努力しているのを知っています。できれば、仲の良い選手に頑張ってほしいな、とは思っていました」</p><p>予選が終わった直後は、「B組の結果を見ず、すぐに（NTCに）戻ってケアをしていました」。これは万が一決勝に残れた時のことを考え、決勝に向けて少しでも状態を良くするためだった。</p><p>今年6月のチェコ・オストラヴァ「ゴールデンスパイク」で右肘を痛めた。当時のことをこう振り返る。</p><p>「6回目を投げた時に、ブチブチって音がしたのを感じました。結構、やばいやつだろうなって。予兆はなかったです。すぐに日本の病院を予約してもらって、帰国後すぐに診察してもらえたのは良かったです」</p><p>右肘内側上顆炎と診断され、その後は日本選手権を含めて2ヵ月半試合から遠ざかった。</p><p>「最初はハンドボール投げから始めました。痛めた靱帯よりも、腕の周りの筋肉が痛みました。ゴムで髪を縛ったり、化粧水を顔に塗ったり。指を引っかけるような動作で結構痛かったんです。もしかしたら、少し肉離れをしていたのかもしれませんが、治療を開始したためハッキリとはわかりませんでした」</p><p>8月末のダイヤモンドリーグ2連戦で復帰すると、何とか世界選手権に出場。だが、痛みがあったため満足な投てき練習ができず。世界選手権前の最後の投てき練習でやっとサポーターとして巻いていたテープを外したという。予選で60m38を投げたが全体14位。決勝進出を逃した。</p><p>「世界選手権をあきらめるという選択肢はなかったです。それは自国開催だから、ではなくて、シーズン最後にはちゃんと出て終わりたいと思っていたので。結果的に、間に合わなかった。技術どうこうというところまで行けませんでした。今思えば、もう少し調整を変えれば違ったかな、とも思います。例えば投てき練習の回数を増やしたり、小さな試合を挟んだり。いつも通りの調整をしてしまいました。どうなったかはわかりませんが、技術的なところはもう少し改善できたかなって思います」</p><p>あと1ヵ月あれば、もし決勝に行けていれば。「違ったとは思います」。“たら・れば”は尽きない。時間は戻って来ないが、北口のこれまでの功績、2つの金メダルが色あせることもない。「できる限りのことはやれたと思います」と胸を張り、まだ終わったばかりのため「もう少ししてから診察」だというが、今のところ新たな痛みなど、問題はない。</p><p>北口は春先にはパリ五輪までのサポート体制から、トレーナーや栄養士など変わらない部分もあったが、新たに力を貸してくれる人も加わり、一部再構築する形となった。「それが肘のケガにつながったわけではありません」と語り、信頼できるスタッフとともに進んできた。</p><p>「オストラヴァでは、アキレス腱が久しぶりに痛くなかったので、最近の中ではかなり助走が速くなり、それに動作が追いつけなかったのではないか」と冷静に自己分析している。</p><p>自国開催の世界選手権は、かねてから「競技人生、最初で最後だと思う」と語っていた北口。だが、本番を迎え、スタジアムに入れば良い意味で特別感はなかったという。</p><p>「知っている顔以外は、全員外国の陸上好きな人たちって思うようにしていました（笑）。他の世界大会と同じように思えたのは、これまでの場数が物を言ったかなって感じます」</p><p>ただ、やはり会場の雰囲気はこれまでとは違う感動を覚えた。</p><p>「国立競技場が埋まるというのは本当に想像できませんでした。これまでの国内大会だと、（人気の）トラック種目が終わったら帰る人も多かったですが、今回はそんなことはなかったですよね。選手たち（の魅力）が引き寄せたのだと思いますが、最後まで見てくれる人が多かった。本当に素晴らしい空間だったと思います。来年以降、日本選手権やグランプリなどに戻ってきてもらえるようにしていかなきゃいけないですね」</p><p>本人は「どうですかね…」と照れくさそうだったが、ここまで陸上界を盛り上げ、世界選手権への注目度を高めた北口の貢献度は計り知れない。すでに来シーズンの試合の計画を立ており、例年通りオフを挟んで秋にはトレーニングを再開する構えだ。</p><p>「来年はアルティメット選手権（ブダペスト）とアジア大会があります。またダイヤモンドリーグも転戦したいし、ファイナルも勝ちたい。世界選手権が終わっても、やりたいことは変わらないし、尽きないなって。これからのことを考えるのが今はすごく楽しいです」</p><p>10月には自身プロデュースで中高生に向けた初めてのやり投教室を開催する。「初めてなのでチャレンジングですが、自分が海外で見てきたことや、中高生に本当に必要なことなど、十分な時間ではないかもしれませんが、伝えられれば。そして、今後も発展させていきたいです」と笑顔を見せた。</p><p>構成／向永拓史</p>]]></content:encoded>


					</item>
		<item>
		<title>【高平慎士の視点】ライルズ圧勝のカギは準決勝の19秒51  日本勢は「19秒8」を持ち、着順通過想定の勝負を／東京世界陸上</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
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		<link>https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/184505</link>

		
		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 20 Sep 2025 17:00:48 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[RSS]]></category>
		<category><![CDATA[東京世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[ライルズ]]></category>
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		<gnf:modified>Sat, 20 Sep 2025 17:22:52 +0900</gnf:modified>
		<oa:lastPubDate>Sat, 20 Sep 2025 17:22:52 +0900</oa:lastPubDate>

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				<description><![CDATA[<p>9月19日に行われた東京世界陸上7日目の男子200m決勝。ノア・ライルズ（米国）が19秒52（±0）で制し、ウサイン・ボルト（ジャマイカ）に並ぶ史上2人目の4連覇を達成した。日本勢は鵜澤飛羽（JAL）が準決勝に進出したものの、20秒23（－0.1）で6着にとどまり、日本人3人目のファイナル進出は果たせなかった。2008年北京五輪男子4×100mリレー銀メダリストの高平慎士さん（富士通一般種目ブロック長）に、レースを振り返ってもらった。</p>
<p>◇　◇　◇</p>
<p>ノア・ライルズ選手が勝つと予想してはいましたが、100mで負けた流れがあり、ライルズの大会ではない可能性もあるとも考えていました。その中で、決勝もそうですが、予選、準決勝を含めた200m全体としてライルズ選手の強さが際立ちました。</p>
<p>特に準決勝。2組で21歳のブライアン・レヴェル選手（ジャマイカ）が19秒78（±0）をマークするなか、3組のライルズ選手は19秒51（＋1.0）を叩き出した。準決勝ではおよそ考えられない、クレイジーとも言えるようなタイムですが、レヴェル選手や他の選手たちに自身の存在感を強烈に意識させる意図があったと思います。「ライルズには勝てないんじゃないか」と。</p>
<p>結果、決勝では前半こそやや後れを取りましたが、コーナーを抜けてから並ぶと、他を圧倒しました。ライルズ選手が19秒52（±0）、2位のケネス・ベドナレク選手（米国）が世界歴代9位の自己記録に0.01秒と迫る19秒58、3位のレヴェル選手が自己新の19秒64をマークし、パリ五輪覇者のレツィレ・テボゴ選手（ボツワナ）が19秒65で4位というハイレベルのレースで抜け出すことができたのは、自分が世界一になるための戦略が奏功したから。タイム差は少なくとも「圧勝」と言える内容だったと言えるでしょう。ライルズ選手自身はタイムを落としましたが、「素晴らしい3本」だったと思います。</p>
<p>200mレースにおけるライルズ選手の強さは、「200mを走り切れること」に尽きます。200mをガス欠ギリギリで走るようなレースはほとんどありません。前半から行き過ぎてもダメだし、行かなかったら足りないということは、どんな選手にもあり得ること。それが250mあっても同じスピードで走れると思わせるほど、その時に必要なエネルギーのさじ加減が非常にうまい選手だと思います。あれだけ高速に身体を動かして間違いがない。どのようにして作り上げていくのか、本当に興味があります。走高跳や棒高跳のバー種目のように、この時に必要なタイムを出すにはこの走り、というものが見えているように思えてなりません。</p>
<p>前述したように、19秒6台を出してもメダルを取れず、決勝進出ラインは19秒98と19秒台を出さないと残れないほど、男子200mはレベルは上がりました。レヴェル選手が21歳、テボゴ選手は22歳。追い風参考で19秒台を出している17歳のガウト・ガウト選手（豪州）らポテンシャルの高い若手が数多く出てきています。2年後の北京世界選手権では、この中からライルズ選手を上回る成長を遂げる選手が出てくる可能性は、もちろんあります。それをライルズ選手がさらに上回り、ボルトを超える5連覇を達成するのか。今後の争いがますます楽しみになりました。</p>
<p>これからさらに進んでいくであろう高速化に対して、日本勢はどう挑んでいけばいいのか。</p>
<p>今回、準決勝のレベルは想定よりも0.2秒近く速いと感じました。鵜澤飛羽選手はその中で、予選（20秒39／±0）を上回る20秒23（－0.1）を出し、勝負をする気概を見せてくれたと思います。しかし、今季あれだけ安定して出せていた20秒1台を出せなかったということは、競り合いの中で出せる力はまだなかったということ。これは本人が一番感じていると思いますし、乗り越えないといけない部分だと思います。</p>
<p>やはり、19秒8台をもって臨み、タイムを落としても通過できるという絵を描いていくこと。プラス通過ではなく着順通過を前提としたパフォーマンスを求めていく必要があるのではないでしょうか。グローバルのレース経験を増やしていくことももちろん大切。日本の最前線にいる選手として、ぜひ道を切り拓いてほしいと思います。</p>
<p>水久保選手はケガがあったシーズンの流れの中で、20秒51（－0.3）のシーズンベストまで持ってきたことは評価できます。20秒14が自分の実力なのか、この舞台に立つことで見えたものがあると思います。それを上回ることで、ぜひ証明してもらいたいです。</p>
<p>飯塚選手はスプリント種目で6大会出場は素晴らしいこと。ただ、それで満足する選手ではなく、今回、自分がどんな結果になるかも想像できるレベルの選手です。それでも、日本代表としての立ち居振る舞いの在り方を見せてくれました。まだまだ、貪欲に上を目指していくでしょうし、その姿を今回出られなかった選手たちが感じて、200m全体のレベルが上がっていくことを願っています。</p>
<p><span style="font-size: 8pt;">◎高平慎士（たかひら・しんじ）</span><br />
<span style="font-size: 8pt;">富士通陸上競技部一般種目ブロック長。五輪に3大会連続（2004年アテネ、08年北京、12年ロンドン）で出場し、北京大会では4×100mリレーで銀メダルに輝いた（3走）。自己ベストは100m10秒20、200m20秒22（日本歴代7位）</span></p>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>9月19日に行われた東京世界陸上7日目の男子200m決勝。ノア・ライルズ（米国）が19秒52（±0）で制し、ウサイン・ボルト（ジャマイカ）に並ぶ史上2人目の4連覇を達成した。日本勢は鵜澤飛羽（JAL）が準決勝に進出したものの、20秒23（－0.1）で6着にとどまり、日本人3人目のファイナル進出は果たせなかった。2008年北京五輪男子4×100mリレー銀メダリストの高平慎士さん（富士通一般種目ブロック長）に、レースを振り返ってもらった。</p><p>◇　◇　◇</p><p>ノア・ライルズ選手が勝つと予想してはいましたが、100mで負けた流れがあり、ライルズの大会ではない可能性もあるとも考えていました。その中で、決勝もそうですが、予選、準決勝を含めた200m全体としてライルズ選手の強さが際立ちました。</p><p>特に準決勝。2組で21歳のブライアン・レヴェル選手（ジャマイカ）が19秒78（±0）をマークするなか、3組のライルズ選手は19秒51（＋1.0）を叩き出した。準決勝ではおよそ考えられない、クレイジーとも言えるようなタイムですが、レヴェル選手や他の選手たちに自身の存在感を強烈に意識させる意図があったと思います。「ライルズには勝てないんじゃないか」と。</p><p>結果、決勝では前半こそやや後れを取りましたが、コーナーを抜けてから並ぶと、他を圧倒しました。ライルズ選手が19秒52（±0）、2位のケネス・ベドナレク選手（米国）が世界歴代9位の自己記録に0.01秒と迫る19秒58、3位のレヴェル選手が自己新の19秒64をマークし、パリ五輪覇者のレツィレ・テボゴ選手（ボツワナ）が19秒65で4位というハイレベルのレースで抜け出すことができたのは、自分が世界一になるための戦略が奏功したから。タイム差は少なくとも「圧勝」と言える内容だったと言えるでしょう。ライルズ選手自身はタイムを落としましたが、「素晴らしい3本」だったと思います。</p><p>200mレースにおけるライルズ選手の強さは、「200mを走り切れること」に尽きます。200mをガス欠ギリギリで走るようなレースはほとんどありません。前半から行き過ぎてもダメだし、行かなかったら足りないということは、どんな選手にもあり得ること。それが250mあっても同じスピードで走れると思わせるほど、その時に必要なエネルギーのさじ加減が非常にうまい選手だと思います。あれだけ高速に身体を動かして間違いがない。どのようにして作り上げていくのか、本当に興味があります。走高跳や棒高跳のバー種目のように、この時に必要なタイムを出すにはこの走り、というものが見えているように思えてなりません。</p><p>前述したように、19秒6台を出してもメダルを取れず、決勝進出ラインは19秒98と19秒台を出さないと残れないほど、男子200mはレベルは上がりました。レヴェル選手が21歳、テボゴ選手は22歳。追い風参考で19秒台を出している17歳のガウト・ガウト選手（豪州）らポテンシャルの高い若手が数多く出てきています。2年後の北京世界選手権では、この中からライルズ選手を上回る成長を遂げる選手が出てくる可能性は、もちろんあります。それをライルズ選手がさらに上回り、ボルトを超える5連覇を達成するのか。今後の争いがますます楽しみになりました。</p><p>これからさらに進んでいくであろう高速化に対して、日本勢はどう挑んでいけばいいのか。</p><p>今回、準決勝のレベルは想定よりも0.2秒近く速いと感じました。鵜澤飛羽選手はその中で、予選（20秒39／±0）を上回る20秒23（－0.1）を出し、勝負をする気概を見せてくれたと思います。しかし、今季あれだけ安定して出せていた20秒1台を出せなかったということは、競り合いの中で出せる力はまだなかったということ。これは本人が一番感じていると思いますし、乗り越えないといけない部分だと思います。</p><p>やはり、19秒8台をもって臨み、タイムを落としても通過できるという絵を描いていくこと。プラス通過ではなく着順通過を前提としたパフォーマンスを求めていく必要があるのではないでしょうか。グローバルのレース経験を増やしていくことももちろん大切。日本の最前線にいる選手として、ぜひ道を切り拓いてほしいと思います。</p><p>水久保選手はケガがあったシーズンの流れの中で、20秒51（－0.3）のシーズンベストまで持ってきたことは評価できます。20秒14が自分の実力なのか、この舞台に立つことで見えたものがあると思います。それを上回ることで、ぜひ証明してもらいたいです。</p><p>飯塚選手はスプリント種目で6大会出場は素晴らしいこと。ただ、それで満足する選手ではなく、今回、自分がどんな結果になるかも想像できるレベルの選手です。それでも、日本代表としての立ち居振る舞いの在り方を見せてくれました。まだまだ、貪欲に上を目指していくでしょうし、その姿を今回出られなかった選手たちが感じて、200m全体のレベルが上がっていくことを願っています。</p><p><span style="font-size: 8pt;">◎高平慎士（たかひら・しんじ）</span><br /><span style="font-size: 8pt;">富士通陸上競技部一般種目ブロック長。五輪に3大会連続（2004年アテネ、08年北京、12年ロンドン）で出場し、北京大会では4×100mリレーで銀メダルに輝いた（3走）。自己ベストは100m10秒20、200m20秒22（日本歴代7位）</span></p>]]></content:encoded>


					</item>
		<item>
		<title>【コラム】「あの大きい子は誰ですか…？」400m6位快挙の中島佑気ジョセフ ボルトにあこがれ、恩師・山村貴彦先生が期待した大器／東京世界陸上</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
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		<link>https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/184156</link>

		
		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 19 Sep 2025 14:52:36 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[RSS]]></category>
		<category><![CDATA[中島佑気ジョセフ]]></category>
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		<gnf:modified>Fri, 19 Sep 2025 14:52:48 +0900</gnf:modified>
		<oa:lastPubDate>Fri, 19 Sep 2025 14:52:48 +0900</oa:lastPubDate>

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				<description><![CDATA[<p>東京世界陸上の男子400mで6位入賞の快挙を成し遂げた中島佑気ジョセフ（富士通）。予選で44秒44という衝撃的な日本新を打ち立てると、準決勝（44秒53）、決勝（44秒62）と、大会前の日本記録（44秒77）、自己ベスト（44秒85）をすべて大きく上回るパフォーマンスで、まさに覚醒した。</p>
<p>この種目の入賞は、1991年、34年前の東京大会で7位に入った高野進以来だ。</p>
<p>「あの大きい子は誰ですか？」</p>
<p>当時、サニブラウン・アブデル・ハキーム（現・東レ）や塚本ジャスティン惇平らが育った城西高（東京）を大会やチームへの取材する機会が多かった。その中でひときわ目を引いたのが190cmを超える長身だった中島佑気ジョセフだった。</p>
<p>いつも山村先生やチームメイトの少し後ろにいて、どんな時もにっこりと笑顔であいさつする姿が印象的だった。まだまだ細身でインターハイにも出ていない。明らかに潜在能力を秘めていそうな体格だった。</p>
<p>「まだまだ身体ができていなくて、動かし方がわかっていない。気持ちも弱いです。時間はかかりますが、すごいですよ」</p>
<p>山村先生が中島を見てニヤッと笑った。「山村先生が言うのだから間違いない。覚えておかないと」と思った。</p>
<p>東京出身の中島。もともと、サッカーやバスケットボールで汗を流していたが、「集団競技が苦手でした」と振り返る。</p>
<p>小学校の時に陸上の都内の有名チーム「KMC陸上クラブ」に入部。ハードルの澤田イレーネ・オギモンギや、清水羽菜らが在籍していたクラブで、全国小学生では清水の付き添いだった。</p>
<p>小学生のころから「すべて自分の責任になる陸上が向いていると直感しました。自立した状態で、トレーニングもレースも自分でやらないといけない。分析しながら成長していく。そのプロセスがおもしろかったです。身体さえあれば何でもできる」と考えていたというから驚かされる。</p>
<p>今でも遠征に分厚い本を何冊か持参するほどの読書家。小学生の時にウサイン・ボルト（ジャマイカ）の自伝を読んで「いつかそんなふうになりたい。自分が努力して成長していくのは陸上なんだ」と心に決めたというのも中島らしいエピソードだ。</p>
<p>高校時代は故障も多く、インターハイでは準決勝敗退でベストは48秒05。そのインターハイ準決勝を見た瞬間に「この子は伸びるね」と惚れ込んだのが東洋大の梶原道明監督だった。</p>
<p>実は高野進を静岡吉原商高（現・富士市立高）時代に指導していたのが梶原コーチの兄・千秋氏というのも不思議な縁だ。</p>
<p>今年、中島はあと0.01秒届いていなかった、恩師・山村先生の記録を超え、恩師の兄が礎を築いた「英雄」高野進も超えた。</p>
<p>準決勝をスタンドで見守った山村先生は「本当に落ち着いて走りましたね」と目を細め、6位の激走に梶原コーチは「これが世界への第一歩」と語った。</p>
<p>ケガも挫折もあった。「いろんな失敗があって、違う道を選べば良かったと思える経験も、今振り返ると自分の糧になっています」。歴史を塗り替えた23歳。大偉業もこの先へとつながる一歩にすぎない。</p>
<p>文／向永拓史</p>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>東京世界陸上の男子400mで6位入賞の快挙を成し遂げた中島佑気ジョセフ（富士通）。予選で44秒44という衝撃的な日本新を打ち立てると、準決勝（44秒53）、決勝（44秒62）と、大会前の日本記録（44秒77）、自己ベスト（44秒85）をすべて大きく上回るパフォーマンスで、まさに覚醒した。</p><p>この種目の入賞は、1991年、34年前の東京大会で7位に入った高野進以来だ。</p><p>「あの大きい子は誰ですか？」</p><p>当時、サニブラウン・アブデル・ハキーム（現・東レ）や塚本ジャスティン惇平らが育った城西高（東京）を大会やチームへの取材する機会が多かった。その中でひときわ目を引いたのが190cmを超える長身だった中島佑気ジョセフだった。</p><p>いつも山村先生やチームメイトの少し後ろにいて、どんな時もにっこりと笑顔であいさつする姿が印象的だった。まだまだ細身でインターハイにも出ていない。明らかに潜在能力を秘めていそうな体格だった。</p><p>「まだまだ身体ができていなくて、動かし方がわかっていない。気持ちも弱いです。時間はかかりますが、すごいですよ」</p><p>山村先生が中島を見てニヤッと笑った。「山村先生が言うのだから間違いない。覚えておかないと」と思った。</p><p>東京出身の中島。もともと、サッカーやバスケットボールで汗を流していたが、「集団競技が苦手でした」と振り返る。</p><p>小学校の時に陸上の都内の有名チーム「KMC陸上クラブ」に入部。ハードルの澤田イレーネ・オギモンギや、清水羽菜らが在籍していたクラブで、全国小学生では清水の付き添いだった。</p><p>小学生のころから「すべて自分の責任になる陸上が向いていると直感しました。自立した状態で、トレーニングもレースも自分でやらないといけない。分析しながら成長していく。そのプロセスがおもしろかったです。身体さえあれば何でもできる」と考えていたというから驚かされる。</p><p>今でも遠征に分厚い本を何冊か持参するほどの読書家。小学生の時にウサイン・ボルト（ジャマイカ）の自伝を読んで「いつかそんなふうになりたい。自分が努力して成長していくのは陸上なんだ」と心に決めたというのも中島らしいエピソードだ。</p><p>高校時代は故障も多く、インターハイでは準決勝敗退でベストは48秒05。そのインターハイ準決勝を見た瞬間に「この子は伸びるね」と惚れ込んだのが東洋大の梶原道明監督だった。</p><p>実は高野進を静岡吉原商高（現・富士市立高）時代に指導していたのが梶原コーチの兄・千秋氏というのも不思議な縁だ。</p><p>今年、中島はあと0.01秒届いていなかった、恩師・山村先生の記録を超え、恩師の兄が礎を築いた「英雄」高野進も超えた。</p><p>準決勝をスタンドで見守った山村先生は「本当に落ち着いて走りましたね」と目を細め、6位の激走に梶原コーチは「これが世界への第一歩」と語った。</p><p>ケガも挫折もあった。「いろんな失敗があって、違う道を選べば良かったと思える経験も、今振り返ると自分の糧になっています」。歴史を塗り替えた23歳。大偉業もこの先へとつながる一歩にすぎない。</p><p>文／向永拓史</p>]]></content:encoded>


					</item>
		<item>
		<title>【竹澤健介の視点】スローからの勝負制したグレシエのスピード光る 日本勢に求められるベースは「1万m26分台」／東京世界陸上</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
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		<link>https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/183125</link>

		
		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 15 Sep 2025 19:28:10 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[RSS]]></category>
		<category><![CDATA[竹澤健介]]></category>
		<category><![CDATA[東京世界陸上]]></category>
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		<gnf:modified>Mon, 15 Sep 2025 19:28:10 +0900</gnf:modified>
		<oa:lastPubDate>Mon, 15 Sep 2025 19:28:10 +0900</oa:lastPubDate>

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				<description><![CDATA[<p>9月14日に行われた東京世界陸上の男子10000m決勝。ジミー・グレシエ（フランス）が28分55秒77で初優勝を飾り、日本勢は鈴木芽吹（トヨタ自動車）が20位、葛西潤（旭化成）が22位だった。2008年北京五輪5000m、10000m代表の竹澤健介さん（摂南大ヘッドコーチ）に、レースを振り返ってもらった。</p>
<p>◇　◇　◇</p>
<p>ハイペースで26分台が続出した昨年のパリ五輪とは打って変わって、スローペースの展開から、文字通り「ナンバー1」を決めるラスト勝負になりました</p>
<p>ケニア勢がトップ級がそろわなかったこと、3連覇中のジョシュア・チェプテゲイ、ジェイコブ・キプリモのウガンダ勢がマラソンを見据えて出場しなかったことが、スローになった要因だと感じています。特にウガンダ勢が出場していればハイペースになったと思うので、結果的に日本勢が前に出ざるを得ない流れになりました。</p>
<p>これまで上位を占めてきたアフリカ勢を抑えて優勝したジミー・グレシエ（フランス）、2位のヨミフ・ケジェルチャ（エチオピア）を挟んで3位に食い込んだアンドレアス・アルムグレン（スウェーデン）ともに、8月のダイヤモンドリーグ（DL）ファイナル3000mでも1位、3位と結果を残しています。</p>
<p>DLなどハイレベルの勝負で上位に来ている選手が、今回は上位に来ている印象。スローだったので、短い距離に対応できる選手や、ベテラン、中堅よりも若手のほうに向いた展開だったことを考えると、やはり「スピード」勝負は日本勢にとって厳しい流れだったと言わざるを得ません。この展開の中で着順を取るのは、非常に難しいものです。</p>
<p>暑い中でのハイペースであれば、私が出場した07年大阪大会や、初日の女子10000mで6位に入賞した廣中璃梨佳選手（日本郵政グループ）のように、後半に落ちてきた選手を拾いながら順位を上げられる可能性があります。</p>
<p>しかし、スローペースの中で日本勢が先頭に立ってペースを上げても、海外勢にうまく対応されます。また、前に出られた時に、日本であれば同じペースで乗っていける場合が多いですが、海外だとそこからペースを落とされたり、一気に上げられたりして、リズムを大きく崩される。これは世界大会ならではで、日本人が日々のトレーニングからなかなか実践できるものではありません。</p>
<p>鈴木選手も、葛西選手も、前を引っ張って自分のリズムに持って行こうという意図を感じました。ただ、あれだけスローになると、前に出てもなかなか振り切れるものではありませんし、逃がしてもくれないでしょう。着順を1つでも上げることを目指すのであれば、後ろにつき続ける展開も考えられますが、そのためにはスピード、スタミナともに世界で戦える基準にしなければいけない。スピードの余裕度の差をいかに埋めるのか、その取り組みを突き詰めていく必要があるでしょう。</p>
<p>グレシエ選手は1000mで2分18秒87、1500mで3分32秒71のスピードを誇り、アルムグレン選手は800mで1分45秒59を持っています。そのスピードを持ってハーフまでを走れて、クロカンもこなせる。10000m26分台が“ベース”のスピード、スタミナを備えてはじめて、勝負の舞台に立てるのだと思います。</p>
<p>短い距離でスピードを高め、そのスピードを持って距離を延ばす。そういった育成の流れが、より大切になっていくように感じた今回のレースでした。</p>
<p><span style="font-size: 8pt;">◎竹澤健介（たけざわ・けんすけ）</span><br />
<span style="font-size: 8pt;">摂南大陸上競技部ヘッドコーチ。早大3年時の2007年に大阪世界選手権10000m、同4年時の08年北京五輪5000m、10000mに出場。箱根駅伝では2年時から3年連続区間賞を獲得した。日本選手権はエスビー食品時代の10年に10000mで優勝している。自己ベストは500m13分19秒00、10000m27分45秒59。</span></p>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>9月14日に行われた東京世界陸上の男子10000m決勝。ジミー・グレシエ（フランス）が28分55秒77で初優勝を飾り、日本勢は鈴木芽吹（トヨタ自動車）が20位、葛西潤（旭化成）が22位だった。2008年北京五輪5000m、10000m代表の竹澤健介さん（摂南大ヘッドコーチ）に、レースを振り返ってもらった。</p><p>◇　◇　◇</p><p>ハイペースで26分台が続出した昨年のパリ五輪とは打って変わって、スローペースの展開から、文字通り「ナンバー1」を決めるラスト勝負になりました</p><p>ケニア勢がトップ級がそろわなかったこと、3連覇中のジョシュア・チェプテゲイ、ジェイコブ・キプリモのウガンダ勢がマラソンを見据えて出場しなかったことが、スローになった要因だと感じています。特にウガンダ勢が出場していればハイペースになったと思うので、結果的に日本勢が前に出ざるを得ない流れになりました。</p><p>これまで上位を占めてきたアフリカ勢を抑えて優勝したジミー・グレシエ（フランス）、2位のヨミフ・ケジェルチャ（エチオピア）を挟んで3位に食い込んだアンドレアス・アルムグレン（スウェーデン）ともに、8月のダイヤモンドリーグ（DL）ファイナル3000mでも1位、3位と結果を残しています。</p><p>DLなどハイレベルの勝負で上位に来ている選手が、今回は上位に来ている印象。スローだったので、短い距離に対応できる選手や、ベテラン、中堅よりも若手のほうに向いた展開だったことを考えると、やはり「スピード」勝負は日本勢にとって厳しい流れだったと言わざるを得ません。この展開の中で着順を取るのは、非常に難しいものです。</p><p>暑い中でのハイペースであれば、私が出場した07年大阪大会や、初日の女子10000mで6位に入賞した廣中璃梨佳選手（日本郵政グループ）のように、後半に落ちてきた選手を拾いながら順位を上げられる可能性があります。</p><p>しかし、スローペースの中で日本勢が先頭に立ってペースを上げても、海外勢にうまく対応されます。また、前に出られた時に、日本であれば同じペースで乗っていける場合が多いですが、海外だとそこからペースを落とされたり、一気に上げられたりして、リズムを大きく崩される。これは世界大会ならではで、日本人が日々のトレーニングからなかなか実践できるものではありません。</p><p>鈴木選手も、葛西選手も、前を引っ張って自分のリズムに持って行こうという意図を感じました。ただ、あれだけスローになると、前に出てもなかなか振り切れるものではありませんし、逃がしてもくれないでしょう。着順を1つでも上げることを目指すのであれば、後ろにつき続ける展開も考えられますが、そのためにはスピード、スタミナともに世界で戦える基準にしなければいけない。スピードの余裕度の差をいかに埋めるのか、その取り組みを突き詰めていく必要があるでしょう。</p><p>グレシエ選手は1000mで2分18秒87、1500mで3分32秒71のスピードを誇り、アルムグレン選手は800mで1分45秒59を持っています。そのスピードを持ってハーフまでを走れて、クロカンもこなせる。10000m26分台が“ベース”のスピード、スタミナを備えてはじめて、勝負の舞台に立てるのだと思います。</p><p>短い距離でスピードを高め、そのスピードを持って距離を延ばす。そういった育成の流れが、より大切になっていくように感じた今回のレースでした。</p><p><span style="font-size: 8pt;">◎竹澤健介（たけざわ・けんすけ）</span><br /><span style="font-size: 8pt;">摂南大陸上競技部ヘッドコーチ。早大3年時の2007年に大阪世界選手権10000m、同4年時の08年北京五輪5000m、10000mに出場。箱根駅伝では2年時から3年連続区間賞を獲得した。日本選手権はエスビー食品時代の10年に10000mで優勝している。自己ベストは500m13分19秒00、10000m27分45秒59。</span></p>]]></content:encoded>


					</item>
		<item>
		<title>【高平慎士の視点】好調セヴィルの快勝に、点で合わせる難しさ感じた男子100m 日本勢は「大阪の苦戦」と重なる／東京世界陸上</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
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		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 15 Sep 2025 13:04:25 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[RSS]]></category>
		<category><![CDATA[東京世界陸上]]></category>
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				<description><![CDATA[<p>9月14日に行われた東京世界陸上2日目の男子100m決勝。オブリク・セヴィル（ジャマイカ）が世界歴代10位タイの9秒77（＋0.3）で初の金メダルに輝き、ケショーン・トンプソンとジャマイカ勢初のワンツーを占めた。連覇を狙ったノア・ライルズ（米国）は3位。一方で日本勢は3人そろって予選敗退と苦戦を強いられた。2008年北京五輪男子4×100mリレー銀メダリストの高平慎士さん（富士通一般種目ブロック長）に、レースを振り返ったもらった。</p>
<p>◇　◇　◇</p>
<p>ノア・ライルズ選手（米国）がパリ五輪を含む3年連続の金メダルと、世界陸上2大会連続の3冠が懸かった中でどこまで仕上げてくるのか。最後までそこが読めなかったですが、やはり今シーズンを通じてしっかりと走れていた選手が上位に来たという印象です。決勝で不正スタートのため失格したレツィレ・テボゴ選手（ボツワナ）もそうですが、今季うまく走れていなかった選手がピンポイントにピークを合わせるということは難しいことなのだということが、すごく出たレースだったと感じました。</p>
<p>そういう意味で、優勝したオビリク・セヴィル選手（ジャマイカ）は、今季安定して9秒8台をマークし、8月のDLはロンドンを9秒86、大雨のローザンヌを9秒87で制しています。ローザンヌではライルズと直接対決をし、0.15秒も先着。アベレージの高さが目立っていました。</p>
<p>ただ、これまでの世界大会では自由に走れる準決勝までは良くても、決勝で固くなるイメージの選手。揉まれる中でどう力を発揮するかが大事で、それが9秒77で持ってきた。このタイムはもちろん簡単に出せるものではなく、それを決勝でしっかりと達成できたといことは、ついに壁を破った証拠でしょう。脚の回転が良さが彼のストロングポイント。後半の走りは日本人選手がなかなか真似できるものではありません。その動きにもっていくまでに力を使い果たしてしまうので、後半にそれを出せるセヴィル選手は強さ、メンタルは高いレベルで備えていたのですが、それがやっと形になったのではないでしょうか。</p>
<p>キシェーン・トンプソン選手（ジャマイカ）、ケネス・トンプソン選手（米国）は「シルバー」の印象がついてしまったかもしれません。もちろんダイヤモンドリーグなどハイレベルなレースで勝てていないわけではないですが、「勝つ」経験値をいかに作り上げるかが大事。とはいえ、いつも惜しい位置に必ず顔を出していることも、いつか勝つためには必要ななことだもと思います。</p>
<p>ライルズ選手も速かったです。速いですが、勝つために必要なレベルに達していたかというと、そうではなかったでしょう。ライルズ選手の自己ベストは9秒79。自己新を出さないと勝てないレベルだったわけですが、ケガの影響で4月後半から2ヵ月以上鮮烈から離れていた流れのなかで、その水準の力を作れていたのかと言われれば、疑問を持たざるを得ません。</p>
<p>また、もともとは200mを主戦場にしてきた選手で、100mという空間の中でいかに正確な技術を持って爆発させるか、というゲームをまだ作り上げられていないのではないかという印象があります。200mは、その距離の中でいかにうまく乗り込んでいって自由に走るかというゲーム。その差をまだ埋め切れていないのかな、と。これまでは、結果的に巧みなレースをしてチャンピオンになってきましたが、今回のように抑えられないレベルになった時にどうしていくのか。3年後のロサンゼルス五輪に向けて、最大スピードをどのように作り上げ、100mの能力を高めていくのか、今後注目したいと思います。</p>
<p>全体のレベルを見てみると、優勝には9秒7台、メダルは9秒8台が必要となり、準決勝突破のボーダーライン9秒97。パリ五輪（9秒93）ほどではないにしろ、やはり9秒台を普通に出す力が必要があることは間違いありません。参加標準記録が10秒00である以上、世界において9秒台はもはや“普通”のこと。世界の強者たちは、ここを最低ラインにシーズンを戦っています。</p>
<p>それに対して日本勢は、2組の守祐陽選手（大東大）が10秒37（＋0.1）で7着、3組の桐生祥秀（日本生命）が10秒28（－1.1）で5着、7組のサニブラウ・アブデル・ハキーム（東レ）が10秒37（±0）で7着と、いずれも予選敗退となりました。男子100mでラウンドを突破できなかったのは、15年北京大会以来のことです。</p>
<p>厳しく言えば「話にならなかった」と思います。参加標準記録を5人も突破した史上最高レベルの代表選考を突破した3人ですから、「次があるよ」と簡単に言ってはいけない。なぜ、この結果になったのかについては、しっかりと検証すべきでしょう。</p>
<p>世界の100mの場に日本代表としてスタートラインに立つということが、どういうことなのか。戦うフィジカル、メンタルを作れていたのか。もっとやれること、できたことはなかったのか。「準備ができなかった」というステージにいては、今の世界と互角に戦うことなどはできないでしょう。若い選手たちの見本となるためにも、そして期待値が高いからこそ、それぞれの今回のレースをしっかりと見つめ、振り返り、世界と互角に戦うための糸口を見つけていってほしいなと思います。</p>
<p>柔道で五輪3連覇を成し遂げた野村忠信さんから「オリンピックは特別であって、特別じゃない場所にするべき」と言われたことがあります。それは自国開催の今大会にも当てはまるでしょう。</p>
<p>私も出場した2007年の大阪世界陸上でも、自国開催の重圧や選手たちが大会を盛り上げようとする機運の中で、日本を代表する選手たちが次々と苦戦する状況に陥りました。今大会は満員の大声援を力に変えている選手も多いですが、男子100mの3人は大阪に近かったのかもしれません。</p>
<p><span style="font-size: 8pt;">◎高平慎士（たかひら・しんじ）</span><br />
<span style="font-size: 8pt;">富士通陸上競技部一般種目ブロック長。五輪に3大会連続（2004年アテネ、08年北京、12年ロンドン）で出場し、北京大会では4×100mリレーで銀メダルに輝いた（3走）。自己ベストは100m10秒20、200m20秒22（日本歴代7位）</span></p>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>9月14日に行われた東京世界陸上2日目の男子100m決勝。オブリク・セヴィル（ジャマイカ）が世界歴代10位タイの9秒77（＋0.3）で初の金メダルに輝き、ケショーン・トンプソンとジャマイカ勢初のワンツーを占めた。連覇を狙ったノア・ライルズ（米国）は3位。一方で日本勢は3人そろって予選敗退と苦戦を強いられた。2008年北京五輪男子4×100mリレー銀メダリストの高平慎士さん（富士通一般種目ブロック長）に、レースを振り返ったもらった。</p><p>◇　◇　◇</p><p>ノア・ライルズ選手（米国）がパリ五輪を含む3年連続の金メダルと、世界陸上2大会連続の3冠が懸かった中でどこまで仕上げてくるのか。最後までそこが読めなかったですが、やはり今シーズンを通じてしっかりと走れていた選手が上位に来たという印象です。決勝で不正スタートのため失格したレツィレ・テボゴ選手（ボツワナ）もそうですが、今季うまく走れていなかった選手がピンポイントにピークを合わせるということは難しいことなのだということが、すごく出たレースだったと感じました。</p><p>そういう意味で、優勝したオビリク・セヴィル選手（ジャマイカ）は、今季安定して9秒8台をマークし、8月のDLはロンドンを9秒86、大雨のローザンヌを9秒87で制しています。ローザンヌではライルズと直接対決をし、0.15秒も先着。アベレージの高さが目立っていました。</p><p>ただ、これまでの世界大会では自由に走れる準決勝までは良くても、決勝で固くなるイメージの選手。揉まれる中でどう力を発揮するかが大事で、それが9秒77で持ってきた。このタイムはもちろん簡単に出せるものではなく、それを決勝でしっかりと達成できたといことは、ついに壁を破った証拠でしょう。脚の回転が良さが彼のストロングポイント。後半の走りは日本人選手がなかなか真似できるものではありません。その動きにもっていくまでに力を使い果たしてしまうので、後半にそれを出せるセヴィル選手は強さ、メンタルは高いレベルで備えていたのですが、それがやっと形になったのではないでしょうか。</p><p>キシェーン・トンプソン選手（ジャマイカ）、ケネス・トンプソン選手（米国）は「シルバー」の印象がついてしまったかもしれません。もちろんダイヤモンドリーグなどハイレベルなレースで勝てていないわけではないですが、「勝つ」経験値をいかに作り上げるかが大事。とはいえ、いつも惜しい位置に必ず顔を出していることも、いつか勝つためには必要ななことだもと思います。</p><p>ライルズ選手も速かったです。速いですが、勝つために必要なレベルに達していたかというと、そうではなかったでしょう。ライルズ選手の自己ベストは9秒79。自己新を出さないと勝てないレベルだったわけですが、ケガの影響で4月後半から2ヵ月以上鮮烈から離れていた流れのなかで、その水準の力を作れていたのかと言われれば、疑問を持たざるを得ません。</p><p>また、もともとは200mを主戦場にしてきた選手で、100mという空間の中でいかに正確な技術を持って爆発させるか、というゲームをまだ作り上げられていないのではないかという印象があります。200mは、その距離の中でいかにうまく乗り込んでいって自由に走るかというゲーム。その差をまだ埋め切れていないのかな、と。これまでは、結果的に巧みなレースをしてチャンピオンになってきましたが、今回のように抑えられないレベルになった時にどうしていくのか。3年後のロサンゼルス五輪に向けて、最大スピードをどのように作り上げ、100mの能力を高めていくのか、今後注目したいと思います。</p><p>全体のレベルを見てみると、優勝には9秒7台、メダルは9秒8台が必要となり、準決勝突破のボーダーライン9秒97。パリ五輪（9秒93）ほどではないにしろ、やはり9秒台を普通に出す力が必要があることは間違いありません。参加標準記録が10秒00である以上、世界において9秒台はもはや“普通”のこと。世界の強者たちは、ここを最低ラインにシーズンを戦っています。</p><p>それに対して日本勢は、2組の守祐陽選手（大東大）が10秒37（＋0.1）で7着、3組の桐生祥秀（日本生命）が10秒28（－1.1）で5着、7組のサニブラウ・アブデル・ハキーム（東レ）が10秒37（±0）で7着と、いずれも予選敗退となりました。男子100mでラウンドを突破できなかったのは、15年北京大会以来のことです。</p><p>厳しく言えば「話にならなかった」と思います。参加標準記録を5人も突破した史上最高レベルの代表選考を突破した3人ですから、「次があるよ」と簡単に言ってはいけない。なぜ、この結果になったのかについては、しっかりと検証すべきでしょう。</p><p>世界の100mの場に日本代表としてスタートラインに立つということが、どういうことなのか。戦うフィジカル、メンタルを作れていたのか。もっとやれること、できたことはなかったのか。「準備ができなかった」というステージにいては、今の世界と互角に戦うことなどはできないでしょう。若い選手たちの見本となるためにも、そして期待値が高いからこそ、それぞれの今回のレースをしっかりと見つめ、振り返り、世界と互角に戦うための糸口を見つけていってほしいなと思います。</p><p>柔道で五輪3連覇を成し遂げた野村忠信さんから「オリンピックは特別であって、特別じゃない場所にするべき」と言われたことがあります。それは自国開催の今大会にも当てはまるでしょう。</p><p>私も出場した2007年の大阪世界陸上でも、自国開催の重圧や選手たちが大会を盛り上げようとする機運の中で、日本を代表する選手たちが次々と苦戦する状況に陥りました。今大会は満員の大声援を力に変えている選手も多いですが、男子100mの3人は大阪に近かったのかもしれません。</p><p><span style="font-size: 8pt;">◎高平慎士（たかひら・しんじ）</span><br /><span style="font-size: 8pt;">富士通陸上競技部一般種目ブロック長。五輪に3大会連続（2004年アテネ、08年北京、12年ロンドン）で出場し、北京大会では4×100mリレーで銀メダルに輝いた（3走）。自己ベストは100m10秒20、200m20秒22（日本歴代7位）</span></p>]]></content:encoded>


					</item>
		<item>
		<title>メダルへ！110mH最強トリオ出陣 村竹「メダルを狙える」3人の走りを金井大旺さんが解説／東京世界陸上</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
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		<link>https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/183074</link>

		
		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 15 Sep 2025 12:54:33 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[RSS]]></category>
		<category><![CDATA[村竹ラシッド]]></category>
		<category><![CDATA[金井大旺]]></category>
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		<category><![CDATA[東京世界陸上]]></category>
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		<gnf:modified>Mon, 15 Sep 2025 12:57:28 +0900</gnf:modified>
		<oa:lastPubDate>Mon, 15 Sep 2025 12:57:28 +0900</oa:lastPubDate>

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				<description><![CDATA[<p>◇東京世界陸上（9月13日～21日／国立競技場）3日目</p>
<p>東京世界陸上の3日目のイブニングセッションで男子110mハードル予選が行われ、日本からは村竹ラシッド（JAL）、泉谷駿介（住友電工）、野本周成（愛媛競技力本部）が出場。メダル、複数入賞など、今大会の大きな注目となる。</p>
<p>元日本記録保持者で、東京五輪代表、現在は引退して歯科医を目指している金井大旺さん（ミズノブランドアンバサダー）に、3人の走りについて解説してもらった。</p>
<h2>海外レースで経験値が増えた村竹</h2>
<p>村竹選手の12秒台（Athlete Night Gamesでの12秒92）は私もライブ配信で見ていて、思わず声が出ました。ハードルに少し接觸していたようですが、減速しない接觸の仕方だったのでしょう。お尻から乗って当たると減速しますが、うまく、“かする”くらいで行けば倒れてくれます。ダイヤモンドリーグ（DL）などでは硬いハードルが用いられるため、重心をやや高くして跳んでいるように見えましたが、福井ではギリギリの重心位置で跳ぶことができていました。ハードルに合わせて重心を数センチほど変えているのかもしれません。</p>
<p>ハードルは踏み切りが重要です。踏み切りを近くしてしまうとブレーキがかかってしまいます。そうすると、ハードル間のインターバルで刻み切れません。12秒台の走りはブレーキ動作が少なかったです。12秒台は出せる力を持っていたと思いますが、まさか12秒92とは本当に驚きました。日本人でも行けるんだ、と証明してくれたので元選手としてもうれしいです。</p>
<p>村竹選手について、タイムはもちろん、海外のレースでも安定して走っていました。技術的な部分は勿論、経験値が増えたというのは大きいでしょう。優勝候補に挙がるC.ティンチ選手（米國）らと日常的に戦うことで、だいたいのレースの流れ、パターンもわかっているのはアドバンテージになります。</p>
<p>泉谷選手の武器は踏み切りの強さです。まったくつぶれずに跳ぶことができます。国内ではダントツですし、世界トップクラスです。それがあるからこそ、身長がそれほど高くなくても対応できると思います。また、スピードも特筆すべきで、加速走であれば100m10秒1台の選手と同じくらいのスピードで走ることができるスプリント力を持っていると思います。</p>
<p>2年前のブダペストでは5位入賞しているように、世界クラスの選手で12秒台のベースはあると思います。踏み切りで少しミスが出るとお尻を当ててしまい、接触での失速が大きくなってしまいます。踏み切り位置を安定させることで持ち味を発揮できるかと思います。</p>
<p>野本選手は「大きい」「速い」「刻める」というハードル選手に重要な3つがそろっています。日本ではなかなかいません。総合力があり、理想型に近いです。阿部竜希選手（順大）もこのタイプですね。2人に共通していますが、特に身長が大きいのにも関わらずインターバル間を刻むことができることが強みです。ハードリング技術でまだ改善の余地が残されていて、ちょっとしたきっかけでタイムが大きく伸びる可能性も秘めています。</p>
<p>野本選手は特に後半で一気に来ます。ケガが多かったのですが、継続して練習してようやく代表になりました。同期として感慨深いです。</p>
<p>私の時も高山峻野選手（ゼンリン）を含め、すごくレベルが高く、刺激を受けていました。国内のレベルが高いことで、日々の練習に対する気持ちの入り方が違います。そうなると質が違ってきます。毎日、もちろん一生懸命に練習をしますが、気づいていないだけで、本当はもう少し先まで追い込めるんです。ライバルがいると、自然と限界をもうちょっと超えたところまで行くようになる。それが1日、1日の積み重ねると、どんどんと成長できるのです。</p>
<p>世界陸上のハードルはNISHI製で軽い素材のものです。これも日常的に使用している日本人にとって有利に働くと私は思います。五輪などは木製（モンド社）だったり、同じプラスチック系でも少し硬かったりします。</p>
<p>NISHI製になることにより、海外選手が必ずしもプラスに働くとも思っていません。海外選手は普段から硬いハードルを跳ぶために、重心位置やハードリングが常に高く、というのが染みついているのです。高く跳ぶ選手が、東京に来て数日で重心を低く変えることは非常に難しいでしょう。日本人選手ほどのアドバンテージはないのではないかと思います。</p>
<p>ライバルはやはり絶好調のティンチ選手。重心が高く、失敗が少ない印象です。世界陸上3連覇中のG.ホロウェイ選手（米国）は今季まだ調子が上がっていません。力はある選手ですが、ここから一気に上がるかは難しいところです。</p>
<p>村竹選手はすでに世界トップクラスの実績を持っています。メダルはもちろん、優勝も狙えるでしょう。泉谷選手、野本選手も準決勝でしっかりパフォーマンスを発揮すれば決勝での走りにつながると思います。</p>
<p>私はいま、歯科医を目指して病院で研修中です。観に行けたらうれしいですが実習次第となってしまいますが、全力で応援します。</p>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC04250.jpg" alt="" width="800" height="533" class="alignnone size-full wp-image-183087" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC04250.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC04250-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC04250-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><br />
●かない・たいおう／北海道出身。1995年9月28日生まれ。函館ラ・サール高→法大。19年ドーハ世界陸上、21年東京五輪代表。自己記録13秒16は日本歴代5位。21年度シーズンで引退し、歯科医を目指して日本医科歯科大学に編入した。</p>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>◇東京世界陸上（9月13日～21日／国立競技場）3日目</p><p>東京世界陸上の3日目のイブニングセッションで男子110mハードル予選が行われ、日本からは村竹ラシッド（JAL）、泉谷駿介（住友電工）、野本周成（愛媛競技力本部）が出場。メダル、複数入賞など、今大会の大きな注目となる。</p><p>元日本記録保持者で、東京五輪代表、現在は引退して歯科医を目指している金井大旺さん（ミズノブランドアンバサダー）に、3人の走りについて解説してもらった。</p><h2>海外レースで経験値が増えた村竹</h2><p>村竹選手の12秒台（Athlete Night Gamesでの12秒92）は私もライブ配信で見ていて、思わず声が出ました。ハードルに少し接觸していたようですが、減速しない接觸の仕方だったのでしょう。お尻から乗って当たると減速しますが、うまく、“かする”くらいで行けば倒れてくれます。ダイヤモンドリーグ（DL）などでは硬いハードルが用いられるため、重心をやや高くして跳んでいるように見えましたが、福井ではギリギリの重心位置で跳ぶことができていました。ハードルに合わせて重心を数センチほど変えているのかもしれません。</p><p>ハードルは踏み切りが重要です。踏み切りを近くしてしまうとブレーキがかかってしまいます。そうすると、ハードル間のインターバルで刻み切れません。12秒台の走りはブレーキ動作が少なかったです。12秒台は出せる力を持っていたと思いますが、まさか12秒92とは本当に驚きました。日本人でも行けるんだ、と証明してくれたので元選手としてもうれしいです。</p><p>村竹選手について、タイムはもちろん、海外のレースでも安定して走っていました。技術的な部分は勿論、経験値が増えたというのは大きいでしょう。優勝候補に挙がるC.ティンチ選手（米國）らと日常的に戦うことで、だいたいのレースの流れ、パターンもわかっているのはアドバンテージになります。</p><p>泉谷選手の武器は踏み切りの強さです。まったくつぶれずに跳ぶことができます。国内ではダントツですし、世界トップクラスです。それがあるからこそ、身長がそれほど高くなくても対応できると思います。また、スピードも特筆すべきで、加速走であれば100m10秒1台の選手と同じくらいのスピードで走ることができるスプリント力を持っていると思います。</p><p>2年前のブダペストでは5位入賞しているように、世界クラスの選手で12秒台のベースはあると思います。踏み切りで少しミスが出るとお尻を当ててしまい、接触での失速が大きくなってしまいます。踏み切り位置を安定させることで持ち味を発揮できるかと思います。</p><p>野本選手は「大きい」「速い」「刻める」というハードル選手に重要な3つがそろっています。日本ではなかなかいません。総合力があり、理想型に近いです。阿部竜希選手（順大）もこのタイプですね。2人に共通していますが、特に身長が大きいのにも関わらずインターバル間を刻むことができることが強みです。ハードリング技術でまだ改善の余地が残されていて、ちょっとしたきっかけでタイムが大きく伸びる可能性も秘めています。</p><p>野本選手は特に後半で一気に来ます。ケガが多かったのですが、継続して練習してようやく代表になりました。同期として感慨深いです。</p><p>私の時も高山峻野選手（ゼンリン）を含め、すごくレベルが高く、刺激を受けていました。国内のレベルが高いことで、日々の練習に対する気持ちの入り方が違います。そうなると質が違ってきます。毎日、もちろん一生懸命に練習をしますが、気づいていないだけで、本当はもう少し先まで追い込めるんです。ライバルがいると、自然と限界をもうちょっと超えたところまで行くようになる。それが1日、1日の積み重ねると、どんどんと成長できるのです。</p><p>世界陸上のハードルはNISHI製で軽い素材のものです。これも日常的に使用している日本人にとって有利に働くと私は思います。五輪などは木製（モンド社）だったり、同じプラスチック系でも少し硬かったりします。</p><p>NISHI製になることにより、海外選手が必ずしもプラスに働くとも思っていません。海外選手は普段から硬いハードルを跳ぶために、重心位置やハードリングが常に高く、というのが染みついているのです。高く跳ぶ選手が、東京に来て数日で重心を低く変えることは非常に難しいでしょう。日本人選手ほどのアドバンテージはないのではないかと思います。</p><p>ライバルはやはり絶好調のティンチ選手。重心が高く、失敗が少ない印象です。世界陸上3連覇中のG.ホロウェイ選手（米国）は今季まだ調子が上がっていません。力はある選手ですが、ここから一気に上がるかは難しいところです。</p><p>村竹選手はすでに世界トップクラスの実績を持っています。メダルはもちろん、優勝も狙えるでしょう。泉谷選手、野本選手も準決勝でしっかりパフォーマンスを発揮すれば決勝での走りにつながると思います。</p><p>私はいま、歯科医を目指して病院で研修中です。観に行けたらうれしいですが実習次第となってしまいますが、全力で応援します。</p><p><img fetchpriority="high" decoding="async" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC04250.jpg" alt="" width="800" height="533" class="alignnone size-full wp-image-183087" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC04250.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC04250-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC04250-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><br />●かない・たいおう／北海道出身。1995年9月28日生まれ。函館ラ・サール高→法大。19年ドーハ世界陸上、21年東京五輪代表。自己記録13秒16は日本歴代5位。21年度シーズンで引退し、歯科医を目指して日本医科歯科大学に編入した。</p>]]></content:encoded>


					</item>
		<item>
		<title>800m久保凛が描く十七歳の地図「1本でも多く走りたい」中学時代「帰りたい」と泣いた少女が日本代表になるまで／東京世界陸上</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
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		<link>https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181855</link>

		
		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 13 Sep 2025 06:00:56 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[RSS]]></category>
		<category><![CDATA[東京世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[久保凛]]></category>
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		<gnf:modified>Fri, 12 Sep 2025 19:27:17 +0900</gnf:modified>
		<oa:lastPubDate>Fri, 12 Sep 2025 19:27:17 +0900</oa:lastPubDate>

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				<description><![CDATA[<p>女子800mで東京世界選手権の代表入りを果たした久保凛（東大阪大敬愛高3）。女子個人では2007年大阪大会で10000mに出場した絹川愛（仙台育英高）以来、18年ぶり5人目の高校生代表となる。</p>
<p>仲間を目いっぱい応援し、良い記録が出れば笑顔を見せるし、悔しかったら大粒の涙がこぼれる。普段、同級生や後輩と話す様子は普通の17歳。だが、ハチマキをグッと締め、スタートラインに立つと日本トップランナーの表情となる。</p>
<p>今年の日本選手権で自らの日本記録を更新する1分59秒52で連覇を達成。東京世界選手権の参加標準記録（1分59秒00）には届かなかったが、堂々ワールドランキングで出場権を得た。</p>
<p>昨年、一躍ヒロインとなった時には、サッカー・スペインリーグで活躍する日本代表の久保建英のいとこだと騒ぎ立て、ニュースの見出しにはいつも『久保のいとこ』という肩書きがついた。しかし、今や、誰もそれを表題にはしない。自らの走り、努力、結果で打ち消した。</p>
<p>「いっつも文句を言っていました。試合に出たくない、帰りたいって。気持ちが弱かったんです」。今の久保の姿からは想像できない言葉。陸上を本格的に始めた中学時代のことだという。</p>
<div id="attachment_181847" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-181847" class="size-full wp-image-181847" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC09387.jpg" alt="" width="800" height="533" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC09387.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC09387-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC09387-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-181847" class="wp-caption-text">チームメイトと笑顔で食事する様子は普通の17歳</p></div>
<p>父がサッカーのコーチ、兄も弟もサッカー少年。久保も幼稚園の頃からボールを蹴り始めたが、「結構、インドア派だったんです。運動も好きでしたが、家にいて遊んでいるのも好きでした」。</p>
<p>陸上に触れたのは小学校の低学年から。陸上教室を開いていた祖母に教えてもらうようになったのは、「和歌山にあるジュニア駅伝」がきっかけ。「ほぼ毎日練習に行っていました」と振り返る。祖母はハードル経験者で、教え子もハードル選手で全国大会出場者を指導したが、「私は全然向いていなかったです」と苦笑い。</p>
<p>「当時はサッカーのほうが好きで、サッカーをしたかったんです。スピードはあったのですが、身体も細くて当たったら吹っ飛ばされていました。なんとなく、サッカーで生きていくのは難しいって感じ始めていて。家族からもそんな雰囲気もあったので、陸上のほうが向いているなって思いました」</p>
<p>中学に入り、横目でサッカー部の練習を見て「楽しそうやな」とうらやましく思いつつ、陸上の道へ進んだ。ただ、1人で試合に出ることも多く、泣き言が増えていく。サッカーであれば仲間とともに勝ちを目指すが、1人だと戦う理由がなかなか見出せなかった。</p>
<p>試合のたびに「出たくない」「帰りたい」と泣き言が漏れた。祖母から「そんなに文句があって、嫌ならサッカーをやればいい」と叱られたこともあったという。祖母は一番のファンであり「めちゃくちゃ感謝しています」と久保は照れくさそうに笑う。</p>
<p>中学では全中800mで優勝を果たし、陸上を始めた時に祖母と約束した「日本一」に輝いた。地元・和歌山を離れ、名門に進んでからの活躍は周知の通りだ。</p>
<p>昨年は高2で日本選手権を制すると、日本女子初の2分切り。今年は日本選手権連覇、インターハイは3連覇の偉業を成し遂げた。そして、満を持して世界選手権に挑む。</p>
<p>今季、少し気になっていた左膝裏の痛みは、日本選手権後に左脚に2箇所、軽度の肉離れがあった。野口雅嗣先生から「焦らなくてもいい。チャレンジすればいいから」と声をかけられ、2週間ほどしっかり休みを取った。菅平で合宿をし、錚々たる先輩たちが居並ぶ壮行会で、「ワクワクしています」と初々しい表情を見せた。</p>
<div id="attachment_181846" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-181846" class="size-full wp-image-181846" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC09076.jpg" alt="" width="800" height="533" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC09076.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC09076-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC09076-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-181846" class="wp-caption-text">日本選手権連覇、日本女子初の2分切りを成し遂げ、満を持して世界に挑む</p></div>
<p>国立競技場で走る姿は「まだ想像できない」とスタジアムを見渡して目を輝かせる17歳。「自国開催でたくさんの方に見てもらえるチャンス。その中で楽しんで走りたいですし、1本でも多く素晴らしい舞台で走りたいです。自己ベストを更新して、ファイナルを目指します」と、心に大冒険の地図を広げている。</p>
<p>女子800mの予選は大会6日目の18日午後に実施。準決勝は7日目、決勝は最終日に行われる。</p>
<p><span style="font-size: 8pt;">文／向永拓史</span></p>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>女子800mで東京世界選手権の代表入りを果たした久保凛（東大阪大敬愛高3）。女子個人では2007年大阪大会で10000mに出場した絹川愛（仙台育英高）以来、18年ぶり5人目の高校生代表となる。</p><p>仲間を目いっぱい応援し、良い記録が出れば笑顔を見せるし、悔しかったら大粒の涙がこぼれる。普段、同級生や後輩と話す様子は普通の17歳。だが、ハチマキをグッと締め、スタートラインに立つと日本トップランナーの表情となる。</p><p>今年の日本選手権で自らの日本記録を更新する1分59秒52で連覇を達成。東京世界選手権の参加標準記録（1分59秒00）には届かなかったが、堂々ワールドランキングで出場権を得た。</p><p>昨年、一躍ヒロインとなった時には、サッカー・スペインリーグで活躍する日本代表の久保建英のいとこだと騒ぎ立て、ニュースの見出しにはいつも『久保のいとこ』という肩書きがついた。しかし、今や、誰もそれを表題にはしない。自らの走り、努力、結果で打ち消した。</p><p>「いっつも文句を言っていました。試合に出たくない、帰りたいって。気持ちが弱かったんです」。今の久保の姿からは想像できない言葉。陸上を本格的に始めた中学時代のことだという。</p><div id="attachment_181847" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-181847" class="size-full wp-image-181847" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC09387.jpg" alt="" width="800" height="533" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC09387.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC09387-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC09387-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-181847" class="wp-caption-text">チームメイトと笑顔で食事する様子は普通の17歳</p></div><p>父がサッカーのコーチ、兄も弟もサッカー少年。久保も幼稚園の頃からボールを蹴り始めたが、「結構、インドア派だったんです。運動も好きでしたが、家にいて遊んでいるのも好きでした」。</p><p>陸上に触れたのは小学校の低学年から。陸上教室を開いていた祖母に教えてもらうようになったのは、「和歌山にあるジュニア駅伝」がきっかけ。「ほぼ毎日練習に行っていました」と振り返る。祖母はハードル経験者で、教え子もハードル選手で全国大会出場者を指導したが、「私は全然向いていなかったです」と苦笑い。</p><p>「当時はサッカーのほうが好きで、サッカーをしたかったんです。スピードはあったのですが、身体も細くて当たったら吹っ飛ばされていました。なんとなく、サッカーで生きていくのは難しいって感じ始めていて。家族からもそんな雰囲気もあったので、陸上のほうが向いているなって思いました」</p><p>中学に入り、横目でサッカー部の練習を見て「楽しそうやな」とうらやましく思いつつ、陸上の道へ進んだ。ただ、1人で試合に出ることも多く、泣き言が増えていく。サッカーであれば仲間とともに勝ちを目指すが、1人だと戦う理由がなかなか見出せなかった。</p><p>試合のたびに「出たくない」「帰りたい」と泣き言が漏れた。祖母から「そんなに文句があって、嫌ならサッカーをやればいい」と叱られたこともあったという。祖母は一番のファンであり「めちゃくちゃ感謝しています」と久保は照れくさそうに笑う。</p><p>中学では全中800mで優勝を果たし、陸上を始めた時に祖母と約束した「日本一」に輝いた。地元・和歌山を離れ、名門に進んでからの活躍は周知の通りだ。</p><p>昨年は高2で日本選手権を制すると、日本女子初の2分切り。今年は日本選手権連覇、インターハイは3連覇の偉業を成し遂げた。そして、満を持して世界選手権に挑む。</p><p>今季、少し気になっていた左膝裏の痛みは、日本選手権後に左脚に2箇所、軽度の肉離れがあった。野口雅嗣先生から「焦らなくてもいい。チャレンジすればいいから」と声をかけられ、2週間ほどしっかり休みを取った。菅平で合宿をし、錚々たる先輩たちが居並ぶ壮行会で、「ワクワクしています」と初々しい表情を見せた。</p><div id="attachment_181846" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-181846" class="size-full wp-image-181846" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC09076.jpg" alt="" width="800" height="533" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC09076.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC09076-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/DSC09076-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-181846" class="wp-caption-text">日本選手権連覇、日本女子初の2分切りを成し遂げ、満を持して世界に挑む</p></div><p>国立競技場で走る姿は「まだ想像できない」とスタジアムを見渡して目を輝かせる17歳。「自国開催でたくさんの方に見てもらえるチャンス。その中で楽しんで走りたいですし、1本でも多く素晴らしい舞台で走りたいです。自己ベストを更新して、ファイナルを目指します」と、心に大冒険の地図を広げている。</p><p>女子800mの予選は大会6日目の18日午後に実施。準決勝は7日目、決勝は最終日に行われる。</p><p><span style="font-size: 8pt;">文／向永拓史</span></p>]]></content:encoded>


					</item>
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		<title>800m・落合晃が初の大舞台へ「チャレンジするだけ」Ggoatで練習「一本一本が試合くらい」 ／東京世界陸上</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
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		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 13 Sep 2025 06:00:46 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
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		<category><![CDATA[落合晃]]></category>
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		<gnf:modified>Fri, 12 Sep 2025 19:27:25 +0900</gnf:modified>
		<oa:lastPubDate>Fri, 12 Sep 2025 19:27:25 +0900</oa:lastPubDate>

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				<description><![CDATA[<p>高校時代から強く意識をしてきたシニアの世界大会の舞台へ、19歳の落合晃（駒大）が東京の地で挑戦する。</p>
<p>「チャレンジするだけです。日本記録（1分44秒80）はしっかり更新したいと思いますし、まずは世界の舞台を体感したいです」と大舞台を見据える。</p>
<p>滋賀学園高3年時の昨年は、福岡インターハイで日本記録を樹立。パリ五輪出場を目指し、日本選手権でも初優勝を飾ったものの、届かなかった。</p>
<p>自国開催の東京世界選手権を控える今春、駒大に入学。多くの長距離ランナーを育ててきた大八木弘明総監督が指導するGgoatで練習を重ねてきた。</p>
<p>慣れない寮生活や練習の流れも変わった中で、参加標準記録（1分44秒50）突破を狙った。そこには届かなかったが、「最低限やることはできたと思います」と話す。</p>
<p>入学前には米国・アルバカーキで高地合宿に臨み、持久力向上にアプローチ。シーズン初戦となった4月の金栗記念では1500mに出場し、3分44秒18の自己記録をマークしている。</p>
<p>「スタミナ面が一番大きいと思います。ポイント練習のタイムも2、3秒ほど上がったりしています」。</p>
<p>800mの大学初戦となった4月下旬の日本学生個人選手権決勝で、開催国枠エントリー設定記録の1分45秒88にピタリ到達。5月の静岡国際で1分45秒16まで引き上げた。</p>
<p>本人が前半シーズンの悔しいレースに挙げたのが5月末のアジア選手権だ。先頭が入りの400mを50秒台中盤で入ると、後手に回ってしまう。結果的にトップが1分44秒59でフィニッシュするなか、1分48秒01の5位。「先頭が標準記録に近いタイムで行ったので、勝負ができれば標準突破も見えたと思います」と悔しさをにじませる。</p>
<p>ただ、シニアへとカテゴリーが上がったばかりで、「レース展開も違う気がしました。入りや600mまでといった部分ももう一段階上がります」と痛感。1周目に余裕を持って入ることや、ラスト200mの上がりを「課題だと思っています」と受け止める。</p>
<p>Ggoatでは同じく高校時代からスーパールーキーとして駒大に加入した佐藤圭汰（4年）が気にかけてくれているという。「海外のレースにも出られていますし、いろんなアドバイスをくれます」と感謝する。</p>
<div id="attachment_181849" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-181849" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/FU1_0989.jpg" alt="" width="800" height="533" class="size-full wp-image-181849" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/FU1_0989.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/FU1_0989-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/FU1_0989-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-181849" class="wp-caption-text">駒大入学後は大八木弘明総監督が指導するGgoatで練習を重ねてきた</p></div>
<p>今春からは「とにかくこなすことに必死です。ポイント練習の一本一本が試合ぐらいの気持ちになります」と話し、周囲からのプレッシャーについても「自分の中ではあまり感じていません」。日々、全力に近いかたちでの練習内容に、とにかく食らいついていく姿勢だ。</p>
<p>現状での一番の目標は大学4年で迎える28年ロス五輪だ。その先のイメージは現状では湧かないというが、「息の長い選手でいたいと思っています」。そのためにも、10代で挑む東京世界選手権は「今後につながるようなレースをしたいです」と、“世界”でのキャリアを形作る第一歩となる。</p>
<p>男子800mの予選は大会4日目の16日午後に実施。準決勝は6日目、決勝は8日目に行われる。</p>
<p><span style="font-size: 8pt;">文／片井雅也</span></p>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>高校時代から強く意識をしてきたシニアの世界大会の舞台へ、19歳の落合晃（駒大）が東京の地で挑戦する。</p><p>「チャレンジするだけです。日本記録（1分44秒80）はしっかり更新したいと思いますし、まずは世界の舞台を体感したいです」と大舞台を見据える。</p><p>滋賀学園高3年時の昨年は、福岡インターハイで日本記録を樹立。パリ五輪出場を目指し、日本選手権でも初優勝を飾ったものの、届かなかった。</p><p>自国開催の東京世界選手権を控える今春、駒大に入学。多くの長距離ランナーを育ててきた大八木弘明総監督が指導するGgoatで練習を重ねてきた。</p><p>慣れない寮生活や練習の流れも変わった中で、参加標準記録（1分44秒50）突破を狙った。そこには届かなかったが、「最低限やることはできたと思います」と話す。</p><p>入学前には米国・アルバカーキで高地合宿に臨み、持久力向上にアプローチ。シーズン初戦となった4月の金栗記念では1500mに出場し、3分44秒18の自己記録をマークしている。</p><p>「スタミナ面が一番大きいと思います。ポイント練習のタイムも2、3秒ほど上がったりしています」。</p><p>800mの大学初戦となった4月下旬の日本学生個人選手権決勝で、開催国枠エントリー設定記録の1分45秒88にピタリ到達。5月の静岡国際で1分45秒16まで引き上げた。</p><p>本人が前半シーズンの悔しいレースに挙げたのが5月末のアジア選手権だ。先頭が入りの400mを50秒台中盤で入ると、後手に回ってしまう。結果的にトップが1分44秒59でフィニッシュするなか、1分48秒01の5位。「先頭が標準記録に近いタイムで行ったので、勝負ができれば標準突破も見えたと思います」と悔しさをにじませる。</p><p>ただ、シニアへとカテゴリーが上がったばかりで、「レース展開も違う気がしました。入りや600mまでといった部分ももう一段階上がります」と痛感。1周目に余裕を持って入ることや、ラスト200mの上がりを「課題だと思っています」と受け止める。</p><p>Ggoatでは同じく高校時代からスーパールーキーとして駒大に加入した佐藤圭汰（4年）が気にかけてくれているという。「海外のレースにも出られていますし、いろんなアドバイスをくれます」と感謝する。</p><div id="attachment_181849" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-181849" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/FU1_0989.jpg" alt="" width="800" height="533" class="size-full wp-image-181849" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/FU1_0989.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/FU1_0989-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/FU1_0989-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-181849" class="wp-caption-text">駒大入学後は大八木弘明総監督が指導するGgoatで練習を重ねてきた</p></div><p>今春からは「とにかくこなすことに必死です。ポイント練習の一本一本が試合ぐらいの気持ちになります」と話し、周囲からのプレッシャーについても「自分の中ではあまり感じていません」。日々、全力に近いかたちでの練習内容に、とにかく食らいついていく姿勢だ。</p><p>現状での一番の目標は大学4年で迎える28年ロス五輪だ。その先のイメージは現状では湧かないというが、「息の長い選手でいたいと思っています」。そのためにも、10代で挑む東京世界選手権は「今後につながるようなレースをしたいです」と、“世界”でのキャリアを形作る第一歩となる。</p><p>男子800mの予選は大会4日目の16日午後に実施。準決勝は6日目、決勝は8日目に行われる。</p><p><span style="font-size: 8pt;">文／片井雅也</span></p>]]></content:encoded>


					</item>
		<item>
		<title>110mH村竹ラシッド 1年前の「絶対にメダルを取ってやる」が現実味帯びる12秒台突入 入場ポーズ「お楽しみに」／東京世界陸上</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
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		<link>https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181844</link>

		
		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 12 Sep 2025 18:00:35 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[RSS]]></category>
		<category><![CDATA[村竹ラシッド]]></category>
		<category><![CDATA[東京世界陸上]]></category>
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		<gnf:modified>Fri, 12 Sep 2025 19:29:16 +0900</gnf:modified>
		<oa:lastPubDate>Fri, 12 Sep 2025 19:29:16 +0900</oa:lastPubDate>

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				<description><![CDATA[<p>2024年8月8日、フランス・パリ。10台のハードルを跳び越えてフィニッシュラインに身体を突き出した。「東京で絶対にメダルを取ってやる」。それが、男子110mハードルで日本初の五輪入賞となる5位に入った村竹ラシッド（JAL）の頭に浮かんだ、最初の思いだったという。</p>
<p>「毎日メダル、12秒台のことを考えて練習してきました」。冬季には2部練習で身体を鍛え上げ、走練習、ウエイトトレーニングでさらなるベースアップを図った。それでもシーズンイン前にはなお、「もっと練習がしたい。初戦を遅らせたい」と語っていたほど。</p>
<p>成果は如実に表れる。世界最高峰の一握りの選手だけが出場できるダイヤモンドリーグ（DL）を主戦場にすると、優勝こそなかったが常に上位争いを繰り広げる。初戦から3試合連続で13秒1台をマークすると、5月末のアジア選手権でも優勝を果たす。</p>
<p>「メダルを取るためには、いつでも13秒0台を出せて、12秒台のスピードがないといけない」</p>
<p>その言葉は、9月が近づくにつれて現実になる。6月DLパリで予選・準決勝とも13秒08をマークすると（4位）、8月の福井で歴史を動かす。日本人初の13秒切りとなる世界歴代11位タイの12秒92。世界に衝撃が走った。</p>
<p>今季、最も改善したのが「抜き脚の軌道」だ。昨年までの課題でもあり、「遅れがあった」。冬の間から柔軟性を高めるエクササイズなどに積極的に取り組んだという。福井の前にはハードリングに磨きをかけ、「コンパクトかつ、大臀筋、中臀筋を使って可動域を広げた」動きでキレ味が増した。福井の走りは、まさにワールドクラスだった。</p>
<div id="attachment_181845" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-181845" class="size-full wp-image-181845" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/Z9A_5013.jpg" alt="" width="800" height="533" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/Z9A_5013.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/Z9A_5013-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/Z9A_5013-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-181845" class="wp-caption-text">福井ではスタートから他を寄せ付けず、ハードルを超えるたびに加速していくような走りだった</p></div>
<p>山崎一彦コーチと「記録よりも海外で継続して結果を出す」をテーマにしたが、しっかり戦い抜いた。その上で記録も到達。「平均的に13秒1台を出せたのは大きな成果」。世界選手権前最後のレースだった初出場のDLファイナルでは1台目までのアプローチで「大きく行き過ぎた」ため失速したが、「本番でなくて良かった」と切り替えている。</p>
<p>本番までに2度のハードル練習を予定。「1台目のアプローチをどういった塩梅で行くか。その形を作って、中盤から後半にどうつなげていくか」をポイントに置いている。</p>
<p>かつて、『世界から最も遠いスプリント種目』と言われたこの種目で、堂々とメダル候補として自国開催の世界選手権を迎える。ライバルになりそうなのはDLで今季強さを見せ、世界リストトップの12秒87を出しているC.ティンチ（米国）。さらに、世界選手権3連覇中のG.ホロウェイ（米国）も状態を上げてくるだろう。</p>
<p>「ここまでの経験値をどれだけ本番で生かせるか。本番で12秒台を出してメダルを取りたい」</p>
<p>個人の短距離種目でメダルとなれば、400mハードルの為末大（01年エドモントン、05年ヘルシンキの銅）、200mの末續慎吾（03年パリの銅）に続く3人目の偉業だ。</p>
<p>昨年のパリでは入場の際に“ジョジョ立ち”をして話題になった。「ポーズの候補はいくつかあります。お楽しみにしてください」。</p>
<p>4年前、東京五輪の参加標準記録を突破しながら日本選手権のフライング失格により立てなかった舞台。そうした悔しさを含めた、これまでの経験すべてをぶつけてメダルをつかみに行く。</p>
<p>男子110mハードルの予選は3日目15日の午後、準決勝・決勝は4日目16日の午後に行われる。</p>
<p><span style="font-size: 8pt;">文／向永拓史</span></p>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>2024年8月8日、フランス・パリ。10台のハードルを跳び越えてフィニッシュラインに身体を突き出した。「東京で絶対にメダルを取ってやる」。それが、男子110mハードルで日本初の五輪入賞となる5位に入った村竹ラシッド（JAL）の頭に浮かんだ、最初の思いだったという。</p><p>「毎日メダル、12秒台のことを考えて練習してきました」。冬季には2部練習で身体を鍛え上げ、走練習、ウエイトトレーニングでさらなるベースアップを図った。それでもシーズンイン前にはなお、「もっと練習がしたい。初戦を遅らせたい」と語っていたほど。</p><p>成果は如実に表れる。世界最高峰の一握りの選手だけが出場できるダイヤモンドリーグ（DL）を主戦場にすると、優勝こそなかったが常に上位争いを繰り広げる。初戦から3試合連続で13秒1台をマークすると、5月末のアジア選手権でも優勝を果たす。</p><p>「メダルを取るためには、いつでも13秒0台を出せて、12秒台のスピードがないといけない」</p><p>その言葉は、9月が近づくにつれて現実になる。6月DLパリで予選・準決勝とも13秒08をマークすると（4位）、8月の福井で歴史を動かす。日本人初の13秒切りとなる世界歴代11位タイの12秒92。世界に衝撃が走った。</p><p>今季、最も改善したのが「抜き脚の軌道」だ。昨年までの課題でもあり、「遅れがあった」。冬の間から柔軟性を高めるエクササイズなどに積極的に取り組んだという。福井の前にはハードリングに磨きをかけ、「コンパクトかつ、大臀筋、中臀筋を使って可動域を広げた」動きでキレ味が増した。福井の走りは、まさにワールドクラスだった。</p><div id="attachment_181845" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-181845" class="size-full wp-image-181845" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/Z9A_5013.jpg" alt="" width="800" height="533" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/Z9A_5013.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/Z9A_5013-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/Z9A_5013-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-181845" class="wp-caption-text">福井ではスタートから他を寄せ付けず、ハードルを超えるたびに加速していくような走りだった</p></div><p>山崎一彦コーチと「記録よりも海外で継続して結果を出す」をテーマにしたが、しっかり戦い抜いた。その上で記録も到達。「平均的に13秒1台を出せたのは大きな成果」。世界選手権前最後のレースだった初出場のDLファイナルでは1台目までのアプローチで「大きく行き過ぎた」ため失速したが、「本番でなくて良かった」と切り替えている。</p><p>本番までに2度のハードル練習を予定。「1台目のアプローチをどういった塩梅で行くか。その形を作って、中盤から後半にどうつなげていくか」をポイントに置いている。</p><p>かつて、『世界から最も遠いスプリント種目』と言われたこの種目で、堂々とメダル候補として自国開催の世界選手権を迎える。ライバルになりそうなのはDLで今季強さを見せ、世界リストトップの12秒87を出しているC.ティンチ（米国）。さらに、世界選手権3連覇中のG.ホロウェイ（米国）も状態を上げてくるだろう。</p><p>「ここまでの経験値をどれだけ本番で生かせるか。本番で12秒台を出してメダルを取りたい」</p><p>個人の短距離種目でメダルとなれば、400mハードルの為末大（01年エドモントン、05年ヘルシンキの銅）、200mの末續慎吾（03年パリの銅）に続く3人目の偉業だ。</p><p>昨年のパリでは入場の際に“ジョジョ立ち”をして話題になった。「ポーズの候補はいくつかあります。お楽しみにしてください」。</p><p>4年前、東京五輪の参加標準記録を突破しながら日本選手権のフライング失格により立てなかった舞台。そうした悔しさを含めた、これまでの経験すべてをぶつけてメダルをつかみに行く。</p><p>男子110mハードルの予選は3日目15日の午後、準決勝・決勝は4日目16日の午後に行われる。</p><p><span style="font-size: 8pt;">文／向永拓史</span></p>]]></content:encoded>


					</item>
		<item>
		<title>【海外勢みどころ】デュプランティスが東京の空に舞う ライルズ、ワルホルム、キピエゴン、マフチフ スターの共演に注目！／東京世界陸上</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
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		<link>https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181807</link>

		
		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 12 Sep 2025 07:00:07 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[海外]]></category>
		<category><![CDATA[RSS]]></category>
		<category><![CDATA[東京世界陸上]]></category>
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		<gnf:modified>Sun, 08 Feb 2026 01:07:54 +0900</gnf:modified>
		<oa:lastPubDate>Sun, 08 Feb 2026 01:07:54 +0900</oa:lastPubDate>

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				<description><![CDATA[<p>◇東京世界陸上（9月13日～21日／国立競技場）</p>
<p>34年ぶりに東京で世界陸上が開催される。9日間にわたる大会には、200の国・地域から2200人を超える選手が集結。前回大会の金メダリスト38人も参戦し、史上屈指の豪華な顔ぶれとなった。</p>
<h2>大台に挑むデュプランティス</h2>
<p>どの種目でも注目選手が多数エントリーしているが、なかでも存在感を示しているのが男子棒高跳のアルマンド・デュプランティス（スウェーデン）だ。</p>
<p>4年前の東京五輪を皮切りに、2度の世界陸上、そして昨年のパリ五輪とすべて金メダルを獲得。今や陸上界を代表する顔となった。</p>
<p>2023年以降、負けたのは1試合のみで、最後に敗れたのは23年7月。現在は目下35連勝中だ。記録面でも世界記録を塗り替え続けており、今年に入って自身の世界記録を6m27、28、29と3度も更新してきた。</p>
<p>今大会での3連覇はほぼ確実とみられており、あとは6m30の大台に乗せるかどうかに興味が注がれている。初めて世界を制した国立競技場で、再び大空を舞う。</p>
<p>陸上競技の花形種目といえば、やはり人類最速を決める男子100m。この種目で連覇に挑むのがノア・ライルズ（米国）だ。前回大会は100m、200m、4×100mリレーの3冠を達成し、王座に君臨する。</p>
<p>今季は左足首のケガのため、大会への出場を見合わせた時期もあったが、戦線復帰後は徐々にギアを上げ、東京に乗り込んできた。</p>
<p>ただし今大会は、強力なライバルが待ち受ける。昨年のパリ五輪銀のキシェーン・トンプソン（ジャマイカ）が、6月の国内選手権で世界歴代6位の9秒75をマークするなど絶好調。同じジャマイカのオビリク・セヴィルや全米選手権を9秒79で制したケネス・ベドナレク（米国）、200mのパリ五輪王者レツィレ・テボゴ（ボツワナ）が打倒ライルズを掲げる。</p>
<p>ライルズは100mよりも得意と言われる200mもエントリー。こちらは3連覇中で、4連覇を達成すれば、世界記録を持つウサイン・ボルト（ジャマイカ）以来、史上2人目の偉業となる。</p>
<h2>記録、勝負ともに注目の男子400mH、女子走高跳</h2>
<p>男子400mハードルには、東京五輪で45秒94の驚異的世界新記録を樹立したカールステン・ワルホルム（ノルウェー）が登場。さらにパリ五輪王者のライ・ベンジャミン（米国）、2大会ぶりのＶ奪還を目指すアリソン・ドス・サントス（ブラジル）との3強がぶつかり合う。</p>
<p>女子走高跳は、昨年、ヤロスラワ・マフチフ（ウクライナ）が2ｍ10の世界記録を樹立し、パリ五輪でも金メダルを獲得。マフチフ時代が到来するかに思われたが、今季は15戦して10勝と敗れることも多くなっている。マフチフに劣らぬパフォーマンスを見せているのが、ニコラ・オリスラガーズ（豪州）だ。8月には2m04の自己新を跳び勢いに乗る。いずれも種目も名勝負となりそうだ。</p>
<p>また、女子5000mではフェイス・キピエゴン（ケニア）とベアトリス・チェベト（ケニア）のマッチアップに注目。キピエゴンは1500m、チェベトは10000mとの2冠を目指しており、互いのプライドを懸けた争いとなるだろう。</p>
<p>男子砲丸投と同円盤投には現役世界記録保持者が出場。砲丸投のライアン・クラウザー（米国）はケガ明けのため、今大会が今季初戦。3連覇を目指すが、新王者誕生の可能性もある。円盤投のミコラス・アレクナ（リトアニア）は今季75m56をスロー。ライバルのクリスティアン・チェー（スロベニア）、マシュー・デニー（豪州）なども引けを取らない。</p>
<p>女子400mハードルで世界記録を持つシドニー・マクローリン・レヴロニ（米国）は、「新たな挑戦」として400mにエントリー。前回優勝のフェムケ・ボル（オランダ）との対決は実現しないが、両者ともそれぞれの種目で優位に立っている。女子100mはパリ五輪で女王に輝いたジュリアン・アルフレッド（セントルシア）に勢い。9度目の世界陸上に挑むシェリーアン・フレーザー・プライス（ジャマイカ）の最後の勇姿も見逃すわけにはいかない。</p>
<p>男子3000m障害のソフィアン・エル・バッカリ（モロッコ）、女子競歩のマリア・ペレス（スペイン）、男子110mハードルのグラント・ホロウェイ（米国）、同5000mヤコブ・インゲブリグトセン（ノルウェー）らに連覇が懸かる。万全ではない選手もいるが、大舞台での勝負強さを発揮してくるだろう。</p>
<p>世界各地のスターがそろい踏みする東京。誰が歴史を塗り替えるのか、大舞台での熱戦に期待が集まる。</p>
<p>東京世界陸上は9月13日から21日まで、国立競技場をメイン会場に行われる。チケットは公式サイトやチケットぴあで購入可能。TBSが全日程、独占放送する。</p>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>◇東京世界陸上（9月13日～21日／国立競技場）</p><p>34年ぶりに東京で世界陸上が開催される。9日間にわたる大会には、200の国・地域から2200人を超える選手が集結。前回大会の金メダリスト38人も参戦し、史上屈指の豪華な顔ぶれとなった。</p><h2>大台に挑むデュプランティス</h2><p>どの種目でも注目選手が多数エントリーしているが、なかでも存在感を示しているのが男子棒高跳のアルマンド・デュプランティス（スウェーデン）だ。</p><p>4年前の東京五輪を皮切りに、2度の世界陸上、そして昨年のパリ五輪とすべて金メダルを獲得。今や陸上界を代表する顔となった。</p><p>2023年以降、負けたのは1試合のみで、最後に敗れたのは23年7月。現在は目下35連勝中だ。記録面でも世界記録を塗り替え続けており、今年に入って自身の世界記録を6m27、28、29と3度も更新してきた。</p><p>今大会での3連覇はほぼ確実とみられており、あとは6m30の大台に乗せるかどうかに興味が注がれている。初めて世界を制した国立競技場で、再び大空を舞う。</p><p>陸上競技の花形種目といえば、やはり人類最速を決める男子100m。この種目で連覇に挑むのがノア・ライルズ（米国）だ。前回大会は100m、200m、4×100mリレーの3冠を達成し、王座に君臨する。</p><p>今季は左足首のケガのため、大会への出場を見合わせた時期もあったが、戦線復帰後は徐々にギアを上げ、東京に乗り込んできた。</p><p>ただし今大会は、強力なライバルが待ち受ける。昨年のパリ五輪銀のキシェーン・トンプソン（ジャマイカ）が、6月の国内選手権で世界歴代6位の9秒75をマークするなど絶好調。同じジャマイカのオビリク・セヴィルや全米選手権を9秒79で制したケネス・ベドナレク（米国）、200mのパリ五輪王者レツィレ・テボゴ（ボツワナ）が打倒ライルズを掲げる。</p><p>ライルズは100mよりも得意と言われる200mもエントリー。こちらは3連覇中で、4連覇を達成すれば、世界記録を持つウサイン・ボルト（ジャマイカ）以来、史上2人目の偉業となる。</p><h2>記録、勝負ともに注目の男子400mH、女子走高跳</h2><p>男子400mハードルには、東京五輪で45秒94の驚異的世界新記録を樹立したカールステン・ワルホルム（ノルウェー）が登場。さらにパリ五輪王者のライ・ベンジャミン（米国）、2大会ぶりのＶ奪還を目指すアリソン・ドス・サントス（ブラジル）との3強がぶつかり合う。</p><p>女子走高跳は、昨年、ヤロスラワ・マフチフ（ウクライナ）が2ｍ10の世界記録を樹立し、パリ五輪でも金メダルを獲得。マフチフ時代が到来するかに思われたが、今季は15戦して10勝と敗れることも多くなっている。マフチフに劣らぬパフォーマンスを見せているのが、ニコラ・オリスラガーズ（豪州）だ。8月には2m04の自己新を跳び勢いに乗る。いずれも種目も名勝負となりそうだ。</p><p>また、女子5000mではフェイス・キピエゴン（ケニア）とベアトリス・チェベト（ケニア）のマッチアップに注目。キピエゴンは1500m、チェベトは10000mとの2冠を目指しており、互いのプライドを懸けた争いとなるだろう。</p><p>男子砲丸投と同円盤投には現役世界記録保持者が出場。砲丸投のライアン・クラウザー（米国）はケガ明けのため、今大会が今季初戦。3連覇を目指すが、新王者誕生の可能性もある。円盤投のミコラス・アレクナ（リトアニア）は今季75m56をスロー。ライバルのクリスティアン・チェー（スロベニア）、マシュー・デニー（豪州）なども引けを取らない。</p><p>女子400mハードルで世界記録を持つシドニー・マクローリン・レヴロニ（米国）は、「新たな挑戦」として400mにエントリー。前回優勝のフェムケ・ボル（オランダ）との対決は実現しないが、両者ともそれぞれの種目で優位に立っている。女子100mはパリ五輪で女王に輝いたジュリアン・アルフレッド（セントルシア）に勢い。9度目の世界陸上に挑むシェリーアン・フレーザー・プライス（ジャマイカ）の最後の勇姿も見逃すわけにはいかない。</p><p>男子3000m障害のソフィアン・エル・バッカリ（モロッコ）、女子競歩のマリア・ペレス（スペイン）、男子110mハードルのグラント・ホロウェイ（米国）、同5000mヤコブ・インゲブリグトセン（ノルウェー）らに連覇が懸かる。万全ではない選手もいるが、大舞台での勝負強さを発揮してくるだろう。</p><p>世界各地のスターがそろい踏みする東京。誰が歴史を塗り替えるのか、大舞台での熱戦に期待が集まる。</p><p>東京世界陸上は9月13日から21日まで、国立競技場をメイン会場に行われる。チケットは公式サイトやチケットぴあで購入可能。TBSが全日程、独占放送する。</p>]]></content:encoded>


					</item>
		<item>
		<title>【女子トラックみどころ】地元で偉業目指す田中希実 世界大会初出場の久保凛は予選突破なるか／東京世界陸上</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
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		<link>https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181723</link>

		
		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 11 Sep 2025 18:00:45 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[RSS]]></category>
		<category><![CDATA[東京世界陸上]]></category>
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				<description><![CDATA[<p>いよいよ9月13日に開幕する世界陸上。34年ぶりの東京開催、舞台は聖地・国立競技場だ。総勢80人の日本代表で注目選手たちを紹介。ここでは女子トラック編をお届けする。</p>
<p><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181714">【男子トラックみどころ】村竹ラシッドと三浦龍司にメダルの可能性 “悲願”狙う4継</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181721">【男子フィールドみどころ】赤松諒一ら“最強布陣”の走高跳はメダルも</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181725">【女子フィールドみどころ】世界女王・北口榛花が連覇へ！跳躍4種目代表は2007年大阪以来</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181727">【男女ロードみどころ】20km競歩・山西利和が2大会ぶり金へ！ マラソン男女の入賞なるか</a></p>
<h2>田中希実 最大のターゲットは2種目入賞</h2>
<p>女子トラックのエースと言えるのが田中希実（New Balance）だ。21年に同じ国立競技場で開催された東京五輪では1500mで8位に入賞。23年ブタベスト世界選手権では5000mでまたもや8位入賞を果たしてきた。</p>
<p>近年はさらなるレベルアップを見据え、世界の強豪とともにダイヤモンドリーグなどを転戦。屋外、室内のトラック、クロカン、ロード、駅伝と舞台を問わず、1年に20試合以上をこなす田中の姿は世界からも注目を集める。</p>
<p>その田中が地元開催の世界選手権で目指すのが1500mと5000mでの2種目入賞だ。記録のアベレージは上がってきており、7月中旬には5000m14分34秒10と自己3番目のタイムをマーク。「地力は上がってきている」と自身も手応えをつかむ。</p>
<p>ポイントとなるのが先に行われる1500m。4年前とは違い、大勢の観客の声援を力に変えて、「喜びを共有したい」と話している。</p>
<p>長距離では5000mと10000mに出場する廣中璃梨佳（日本郵政グループ）にも注目。10000mは前回7位で、2大会連続の入賞にチャレンジする。このほか、1500mに木村友香（積水化学）、5000mに山本有真（積水化学）、10000mに矢田みくに（エディオン）が出場する。</p>
<p>800mには1分59秒52の日本記録を持つ久保凛（東大阪大敬愛高）が登場。2008年生まれの17歳は同種目では今大会最年少となる。挑戦する立場となるが、国内のレースでは経験できないハイペースにしっかりと対応すれば、史上初の予選突破の可能性もある。そのためにも、まずは自身の記録がひとつの目安となりそうだ。</p>
<p>100mハードルは激しい国内の選考争いの末、中島ひとみ（長谷川体育施設）、福部真子（日本建設工業）、田中佑美（富士通）の3人がフルエントリーした。今季、自己記録を大幅に縮めてきた中島の12秒71は、出場者の今季リストでは22番目。福部、田中とともに予選突破には12秒7台が求められ、決勝進出にはさらに速いタイムが必要となるだろう。</p>
<p>3000m障害の齋藤みう（パナソニック）は初の世界大会出場。今季は9分38秒16の自己新をマークし、日本記録（9分33秒93）の突破がターゲットとなりそうだ。</p>
<p>短距離は東邦銀行の井戸アビゲイル風果が200m、松本奈菜子が400mに出場。今季、飛ぶ鳥を落とす勢いの井戸は8月の富士北麓ワールドトライアルで22秒79の日本記録を樹立。条件に恵まれたレースでのタイムではあるが、その走りを再現できるか。一方の松本は5月のアジア選手権で金メダルを獲得している。</p>
<p>2人はともに大会初日の男女混合4×400mリレーのメンバーとしても名を連ねる。ほかにも青木アリエ（日体大）もメンバーとなっており、男子は今泉堅貴（内田洋行AC）、吉津拓歩（ミキハウス）、佐藤拳太郎（富士通）、林申雅（筑波大）らがメンバー候補。直前の仕上がりをチェックし、オーダーが決まる。</p>
<p>東京世界陸上は9月13日から21日まで、国立競技場をメイン会場に行われる。チケットは公式サイトやチケットぴあで購入可能。TBSが全日程、独占放送する。</p>
<p><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181714">【男子トラックみどころ】村竹ラシッドと三浦龍司にメダルの可能性 “悲願”狙う4継</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181721">【男子フィールドみどころ】赤松諒一ら“最強布陣”の走高跳はメダルも</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181725">【女子フィールドみどころ】世界女王・北口榛花が連覇へ！跳躍4種目代表は2007年大阪以来</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181727">【男女ロードみどころ】20km競歩・山西利和が2大会ぶり金へ！ マラソン男女の入賞なるか</a></p>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>いよいよ9月13日に開幕する世界陸上。34年ぶりの東京開催、舞台は聖地・国立競技場だ。総勢80人の日本代表で注目選手たちを紹介。ここでは女子トラック編をお届けする。</p><p><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181714">【男子トラックみどころ】村竹ラシッドと三浦龍司にメダルの可能性 “悲願”狙う4継</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181721">【男子フィールドみどころ】赤松諒一ら“最強布陣”の走高跳はメダルも</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181725">【女子フィールドみどころ】世界女王・北口榛花が連覇へ！跳躍4種目代表は2007年大阪以来</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181727">【男女ロードみどころ】20km競歩・山西利和が2大会ぶり金へ！ マラソン男女の入賞なるか</a></p><h2>田中希実 最大のターゲットは2種目入賞</h2><p>女子トラックのエースと言えるのが田中希実（New Balance）だ。21年に同じ国立競技場で開催された東京五輪では1500mで8位に入賞。23年ブタベスト世界選手権では5000mでまたもや8位入賞を果たしてきた。</p><p>近年はさらなるレベルアップを見据え、世界の強豪とともにダイヤモンドリーグなどを転戦。屋外、室内のトラック、クロカン、ロード、駅伝と舞台を問わず、1年に20試合以上をこなす田中の姿は世界からも注目を集める。</p><p>その田中が地元開催の世界選手権で目指すのが1500mと5000mでの2種目入賞だ。記録のアベレージは上がってきており、7月中旬には5000m14分34秒10と自己3番目のタイムをマーク。「地力は上がってきている」と自身も手応えをつかむ。</p><p>ポイントとなるのが先に行われる1500m。4年前とは違い、大勢の観客の声援を力に変えて、「喜びを共有したい」と話している。</p><p>長距離では5000mと10000mに出場する廣中璃梨佳（日本郵政グループ）にも注目。10000mは前回7位で、2大会連続の入賞にチャレンジする。このほか、1500mに木村友香（積水化学）、5000mに山本有真（積水化学）、10000mに矢田みくに（エディオン）が出場する。</p><p>800mには1分59秒52の日本記録を持つ久保凛（東大阪大敬愛高）が登場。2008年生まれの17歳は同種目では今大会最年少となる。挑戦する立場となるが、国内のレースでは経験できないハイペースにしっかりと対応すれば、史上初の予選突破の可能性もある。そのためにも、まずは自身の記録がひとつの目安となりそうだ。</p><p>100mハードルは激しい国内の選考争いの末、中島ひとみ（長谷川体育施設）、福部真子（日本建設工業）、田中佑美（富士通）の3人がフルエントリーした。今季、自己記録を大幅に縮めてきた中島の12秒71は、出場者の今季リストでは22番目。福部、田中とともに予選突破には12秒7台が求められ、決勝進出にはさらに速いタイムが必要となるだろう。</p><p>3000m障害の齋藤みう（パナソニック）は初の世界大会出場。今季は9分38秒16の自己新をマークし、日本記録（9分33秒93）の突破がターゲットとなりそうだ。</p><p>短距離は東邦銀行の井戸アビゲイル風果が200m、松本奈菜子が400mに出場。今季、飛ぶ鳥を落とす勢いの井戸は8月の富士北麓ワールドトライアルで22秒79の日本記録を樹立。条件に恵まれたレースでのタイムではあるが、その走りを再現できるか。一方の松本は5月のアジア選手権で金メダルを獲得している。</p><p>2人はともに大会初日の男女混合4×400mリレーのメンバーとしても名を連ねる。ほかにも青木アリエ（日体大）もメンバーとなっており、男子は今泉堅貴（内田洋行AC）、吉津拓歩（ミキハウス）、佐藤拳太郎（富士通）、林申雅（筑波大）らがメンバー候補。直前の仕上がりをチェックし、オーダーが決まる。</p><p>東京世界陸上は9月13日から21日まで、国立競技場をメイン会場に行われる。チケットは公式サイトやチケットぴあで購入可能。TBSが全日程、独占放送する。</p><p><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181714">【男子トラックみどころ】村竹ラシッドと三浦龍司にメダルの可能性 “悲願”狙う4継</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181721">【男子フィールドみどころ】赤松諒一ら“最強布陣”の走高跳はメダルも</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181725">【女子フィールドみどころ】世界女王・北口榛花が連覇へ！跳躍4種目代表は2007年大阪以来</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181727">【男女ロードみどころ】20km競歩・山西利和が2大会ぶり金へ！ マラソン男女の入賞なるか</a></p>]]></content:encoded>


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		<title>【男女ロードみどころ】20km競歩・山西利和が2大会ぶり金へ！ 35kmは川野将虎が挑戦、マラソン男女の入賞なるか／東京世界陸上みどころ</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
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		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 11 Sep 2025 18:00:43 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[RSS]]></category>
		<category><![CDATA[東京世界陸上]]></category>
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				<description><![CDATA[<p>◇東京世界陸上（9月13日～21日／国立競技場）</p>
<p>いよいよ9月13日に開幕する世界陸上。34年ぶりの東京開催、舞台は聖地・国立競技場だ。総勢80人の日本代表で注目選手たちを紹介。ここでは男女ロード編をお届けする。</p>
<p><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181714">【男子トラックみどころ】村竹ラシッドと三浦龍司にメダルの可能性 “悲願”狙う4継</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181721">【男子フィールドみどころ】赤松諒一ら“最強布陣”の走高跳はメダルも</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181723">【女子トラックみどころ】地元で偉業目指す田中希実 久保凛は予選突破なるか</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181725">【女子フィールドみどころ】世界女王・北口榛花が連覇へ！跳躍4種目代表は2007年大阪以来</a></p>
<h2>35km競歩が大会の幕開け</h2>
<p>大会8日目に行われる男女の20km競歩には男子世界記録保持者の山西利和（愛知製鋼）が登場し、2大会ぶりの金メダル獲得に挑む。</p>
<p>世界陸上は2019年ドーハ、22年オレゴンで連覇を飾り、21年東京五輪では銅メダルに輝いている。しかし、その後は23年ブダペスト大会で24位にとどまると、昨年の2月の日本選手権で失格し、パリ五輪代表も逃した。</p>
<p>その後は渡欧し、東京五輪金メダリスト・M.スタノ（イタリア）と練習をともにし、厚底シューズへの対応も進めてきた。2月の日本選手権で世界記録を樹立した29歳が、復活のVへと向かっていく。</p>
<p>競歩陣の中で、ただ一人20kmと35kmを兼ねる33歳の丸尾知司（愛知製鋼）も3回目の代表入りとなる実力者。過去には17年ロンドン大会で50km4位、23年ブダペスト大会で35km13位などの実績がある。</p>
<p>20kmでは初の代表入りだが、2月の日本選手権で日本歴代3位タイ、世界歴代10位タイの1時間17分24秒をマーク。大会初日にある35kmからの調整もカギとなりそうだ。</p>
<p>社会人2年目の吉川絢斗（サンベルクス）は初代表。2月の日本選手権で3位に入っており、初の大舞台でどんなレース運びを見せるか。</p>
<p>大会の幕開けを告げる35kmは、男子の川野将虎（旭化成）が金メダル候補に挙がる。過去には22年オレゴンで2位、23年ブダペストで3位とともにメダルに輝き、昨年10月には当時の世界記録となる2時間21分47秒を樹立している。</p>
<p>川野の世界記録を3月に更新したE.ダンフィー（カナダ）らとの競り合いが予想されるが、地の利を生かして頂点に立てるか。</p>
<p>34歳のベテラン・勝木隼人（自衛隊体育学校）は19年ドーハ大会以来、2回目の代表入り。ともに50kmでドーハは27位、21年東京五輪は30位だったが、3月の日本選手権では日本歴代4位の2時間24分38秒で優勝を飾っている。</p>
<p>女子では20kmで19年ドーハ（7位）、22年オレゴン（6位）と2大会連続で入賞を果たしている日本記録保持者の藤井菜々子（エディオン）が上位を見据える。6回目の代表となる岡田久美子（富士通）は19年ドーハ大会の6位が最高。前回30位の柳井綾音（立命大）はどこまで順位を上げられるか。</p>
<p>35kmには2大会連続代表で、3月の日本選手権覇者の梅野倖子（LOCOK）が入賞に挑戦。初代表となった07年大阪大会から7回目となる渕瀬真寿美（建装工業）は、2度目の“地元”世界陸上でどんな歩きを見せるか。26歳の矢来舞香（千葉興業銀行）は、初の大舞台となる。</p>
<p>また、男子20kmは古賀友太（大塚製薬）、同35kmは髙橋和生（ADワークスグループ）が補欠に選ばれている。</p>
<h2>入賞すれば男子6大会ぶり、女子3大会ぶり</h2>
<p>マラソンは大会2日目に女子、大会3日目に男子が行われる。男子は6大会ぶり、女子は3大会ぶりの入賞がターゲットとなる。</p>
<p>女子はJMCシリーズⅣチャンピオン・安藤友香（しまむら）が4大会ぶり2回目の世界陸上に登場する。</p>
<p>初代表となった17年ロンドン大会は17位、21年東京五輪は10000mで出場して22位だった。24年3月の名古屋ウィメンズで7年ぶりの自己新となる2時間21分18秒を叩き出した。シリーズチャンピオンから安定感も高く、地の利も生かせる東京で入賞に挑戦する。</p>
<p>2大会連続での代表入りとなる佐藤早也伽（積水化学）は、3月の名古屋ウィメンズで日本歴代9位の2時間20分59秒で日本人トップの2位。日本勢では最速の持ち記録となっている。徹底して強化したという終盤の走りを生かし、入賞争いに加わりたい。</p>
<p>大阪国際女子で自己ベストを3分40秒も更新した小林香菜（大塚製薬）は社会人2年目の24歳。28年ロス五輪やその後を最大の目標に置いており、初の国際大会で順位を求めつつも貴重な経験を積みたいところだ。</p>
<p>男子の3人はいずれも初代表となった。小山直城（Honda）は23位だった24年パリ五輪の代表。小山はJMCシリーズⅣチャンピオンで代表権をつかんでいる。今回のコースと大部分が重なる23年パリ五輪マラソングランドチャンピオンシップで優勝しており、コースとの相性は申し分ないだろう。</p>
<p>吉田祐也（GMOインターネットグループ）は昨年12月の福岡国際で2時間5分16秒の自己新で優勝。4月の日本選手権10000mで6位に入るなどスピードもあり、ハーフでも1時間1分23秒で走破している。1年半前から母校・青学大が活動拠点となっており、着実に調子を上げている。</p>
<p>2月の大阪で初マラソン日本最高となる2時間5分39秒をマークした近藤亮太（三菱重工）は、初レースで代表切符をつかんだ。初の国際大会で25歳がどんなレース運びを披露するか。</p>
<p>また、男子は細谷恭平（黒崎播磨）、女子は鈴木優花（第一生命グループ）がそれぞれ補欠となっている。</p>
<p>東京世界陸上は9月13日から21日まで、国立競技場をメイン会場に行われる。チケットは公式サイトやチケットぴあで購入可能。TBSが全日程、独占放送する。</p>
<p><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181714">【男子トラックみどころ】村竹ラシッドと三浦龍司にメダルの可能性 “悲願”狙う4継</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181721">【男子フィールドみどころ】赤松諒一ら“最強布陣”の走高跳はメダルも</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181723">【女子トラックみどころ】地元で偉業目指す田中希実 久保凛は予選突破なるか</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181725">【女子フィールドみどころ】世界女王・北口榛花が連覇へ！跳躍4種目代表は2007年大阪以来</a></p>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>◇東京世界陸上（9月13日～21日／国立競技場）</p><p>いよいよ9月13日に開幕する世界陸上。34年ぶりの東京開催、舞台は聖地・国立競技場だ。総勢80人の日本代表で注目選手たちを紹介。ここでは男女ロード編をお届けする。</p><p><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181714">【男子トラックみどころ】村竹ラシッドと三浦龍司にメダルの可能性 “悲願”狙う4継</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181721">【男子フィールドみどころ】赤松諒一ら“最強布陣”の走高跳はメダルも</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181723">【女子トラックみどころ】地元で偉業目指す田中希実 久保凛は予選突破なるか</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181725">【女子フィールドみどころ】世界女王・北口榛花が連覇へ！跳躍4種目代表は2007年大阪以来</a></p><h2>35km競歩が大会の幕開け</h2><p>大会8日目に行われる男女の20km競歩には男子世界記録保持者の山西利和（愛知製鋼）が登場し、2大会ぶりの金メダル獲得に挑む。</p><p>世界陸上は2019年ドーハ、22年オレゴンで連覇を飾り、21年東京五輪では銅メダルに輝いている。しかし、その後は23年ブダペスト大会で24位にとどまると、昨年の2月の日本選手権で失格し、パリ五輪代表も逃した。</p><p>その後は渡欧し、東京五輪金メダリスト・M.スタノ（イタリア）と練習をともにし、厚底シューズへの対応も進めてきた。2月の日本選手権で世界記録を樹立した29歳が、復活のVへと向かっていく。</p><p>競歩陣の中で、ただ一人20kmと35kmを兼ねる33歳の丸尾知司（愛知製鋼）も3回目の代表入りとなる実力者。過去には17年ロンドン大会で50km4位、23年ブダペスト大会で35km13位などの実績がある。</p><p>20kmでは初の代表入りだが、2月の日本選手権で日本歴代3位タイ、世界歴代10位タイの1時間17分24秒をマーク。大会初日にある35kmからの調整もカギとなりそうだ。</p><p>社会人2年目の吉川絢斗（サンベルクス）は初代表。2月の日本選手権で3位に入っており、初の大舞台でどんなレース運びを見せるか。</p><p>大会の幕開けを告げる35kmは、男子の川野将虎（旭化成）が金メダル候補に挙がる。過去には22年オレゴンで2位、23年ブダペストで3位とともにメダルに輝き、昨年10月には当時の世界記録となる2時間21分47秒を樹立している。</p><p>川野の世界記録を3月に更新したE.ダンフィー（カナダ）らとの競り合いが予想されるが、地の利を生かして頂点に立てるか。</p><p>34歳のベテラン・勝木隼人（自衛隊体育学校）は19年ドーハ大会以来、2回目の代表入り。ともに50kmでドーハは27位、21年東京五輪は30位だったが、3月の日本選手権では日本歴代4位の2時間24分38秒で優勝を飾っている。</p><p>女子では20kmで19年ドーハ（7位）、22年オレゴン（6位）と2大会連続で入賞を果たしている日本記録保持者の藤井菜々子（エディオン）が上位を見据える。6回目の代表となる岡田久美子（富士通）は19年ドーハ大会の6位が最高。前回30位の柳井綾音（立命大）はどこまで順位を上げられるか。</p><p>35kmには2大会連続代表で、3月の日本選手権覇者の梅野倖子（LOCOK）が入賞に挑戦。初代表となった07年大阪大会から7回目となる渕瀬真寿美（建装工業）は、2度目の“地元”世界陸上でどんな歩きを見せるか。26歳の矢来舞香（千葉興業銀行）は、初の大舞台となる。</p><p>また、男子20kmは古賀友太（大塚製薬）、同35kmは髙橋和生（ADワークスグループ）が補欠に選ばれている。</p><h2>入賞すれば男子6大会ぶり、女子3大会ぶり</h2><p>マラソンは大会2日目に女子、大会3日目に男子が行われる。男子は6大会ぶり、女子は3大会ぶりの入賞がターゲットとなる。</p><p>女子はJMCシリーズⅣチャンピオン・安藤友香（しまむら）が4大会ぶり2回目の世界陸上に登場する。</p><p>初代表となった17年ロンドン大会は17位、21年東京五輪は10000mで出場して22位だった。24年3月の名古屋ウィメンズで7年ぶりの自己新となる2時間21分18秒を叩き出した。シリーズチャンピオンから安定感も高く、地の利も生かせる東京で入賞に挑戦する。</p><p>2大会連続での代表入りとなる佐藤早也伽（積水化学）は、3月の名古屋ウィメンズで日本歴代9位の2時間20分59秒で日本人トップの2位。日本勢では最速の持ち記録となっている。徹底して強化したという終盤の走りを生かし、入賞争いに加わりたい。</p><p>大阪国際女子で自己ベストを3分40秒も更新した小林香菜（大塚製薬）は社会人2年目の24歳。28年ロス五輪やその後を最大の目標に置いており、初の国際大会で順位を求めつつも貴重な経験を積みたいところだ。</p><p>男子の3人はいずれも初代表となった。小山直城（Honda）は23位だった24年パリ五輪の代表。小山はJMCシリーズⅣチャンピオンで代表権をつかんでいる。今回のコースと大部分が重なる23年パリ五輪マラソングランドチャンピオンシップで優勝しており、コースとの相性は申し分ないだろう。</p><p>吉田祐也（GMOインターネットグループ）は昨年12月の福岡国際で2時間5分16秒の自己新で優勝。4月の日本選手権10000mで6位に入るなどスピードもあり、ハーフでも1時間1分23秒で走破している。1年半前から母校・青学大が活動拠点となっており、着実に調子を上げている。</p><p>2月の大阪で初マラソン日本最高となる2時間5分39秒をマークした近藤亮太（三菱重工）は、初レースで代表切符をつかんだ。初の国際大会で25歳がどんなレース運びを披露するか。</p><p>また、男子は細谷恭平（黒崎播磨）、女子は鈴木優花（第一生命グループ）がそれぞれ補欠となっている。</p><p>東京世界陸上は9月13日から21日まで、国立競技場をメイン会場に行われる。チケットは公式サイトやチケットぴあで購入可能。TBSが全日程、独占放送する。</p><p><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181714">【男子トラックみどころ】村竹ラシッドと三浦龍司にメダルの可能性 “悲願”狙う4継</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181721">【男子フィールドみどころ】赤松諒一ら“最強布陣”の走高跳はメダルも</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181723">【女子トラックみどころ】地元で偉業目指す田中希実 久保凛は予選突破なるか</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181725">【女子フィールドみどころ】世界女王・北口榛花が連覇へ！跳躍4種目代表は2007年大阪以来</a></p>]]></content:encoded>


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		<title>【女子フィールドみどころ】世界女王・北口榛花が連覇へ！跳躍4種目代表は2007年大阪以来、走高跳・髙橋渚が地元で魅せる／東京世界陸上</title>
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		<link>https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181725</link>

		
		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 11 Sep 2025 18:00:42 +0900</pubDate>
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		<category><![CDATA[東京世界陸上]]></category>
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		<gnf:modified>Fri, 12 Sep 2025 19:30:43 +0900</gnf:modified>
		<oa:lastPubDate>Fri, 12 Sep 2025 19:30:43 +0900</oa:lastPubDate>

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				<description><![CDATA[<p>◇東京世界陸上（9月13日～21日／国立競技場）</p>
<p>いよいよ9月13日に開幕する世界陸上。34年ぶりの東京開催、舞台は聖地・国立競技場だ。総勢80人の日本代表で注目選手たちを紹介。ここでは女子フィールド編をお届けする。</p>
<p><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181714">【男子トラックみどころ】村竹ラシッドと三浦龍司にメダルの可能性 “悲願”狙う4継</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181721">【男子フィールドみどころ】赤松諒一ら“最強布陣”の走高跳はメダルも</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181723">【女子トラックみどころ】地元で偉業目指す田中希実 久保凛は予選突破なるか</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181727">【男女ロードみどころ】20km競歩・山西利和が2大会ぶり金へ　マラソン男女の入賞なるか</a></p>
<h2>北口、女子初の連覇へ</h2>
<p>何と言ってもやり投は今大会のハイライトに挙がる。23年ブダペスト世界陸上、昨年のパリ五輪と金メダルを獲得している北口榛花（JAL）に注目だ。</p>
<p>世界陸上は19年ドーハから4大会連続の出場。2大会連続金メダルとなれば男子20km競歩の山西利和（愛知製鋼、19年、22年）に次ぐ2人目、3大会連続メダル（22年オレゴン銅）となれば日本初の快挙だ。</p>
<p>今年は6月の試合で右肘を痛めた影響で日本選手権を見送り、2ヵ月ほど実戦から遠ざかった。復帰2戦目のダイヤモンドリーグ（DL）ファイナルでは60mまで戻している。「ケガをしても目標は変わらず金メダル」と力強い。女子やり投は20日21時05分に決勝が行われる。</p>
<p>やり投にはパリ五輪ファイナリストの上田百寧（ゼンリン）と22年オレゴン大会ファイナリストの武本紗栄（オリコ）という同級生コンビも出場。上田は8月のアジア投てき選手権で62m20の自己新を放つなど、好調で臨むことになる。トリプル決勝も夢ではない。</p>
<p>円盤投には郡菜々佳（サトウ食品新潟アルビレックスRC）が出場。19年ドーハ以来の代表入りだ。前回は「出るだけで終わった」が、その時から日本記録も日本未踏だった60m72にまで伸ばしている。持てる力を存分に発揮する構えだ。</p>
<h2>跳躍4種目代表は2007年大阪以来</h2>
<p>跳躍は4種目すべてに代表を送り込めた。これは2007年大阪大会以来だ。走高跳の髙橋渚（センコー）は東京出身、東京高卒という“江戸っ子”。今年は室内で1m92を跳んでいる。屋外シーズンはスピードとパワーがつき過ぎた影響で踏み切りのタイミングが合わずに苦戦。徐々に復調気配が漂っている。</p>
<p>三段跳には前回ブダペストに続いて髙島真織子（九電工）と日本記録保持者の森本麻里子（オリコ）が出場。髙島は今年日本選手権を初優勝し、追い風参考ながら日本記録（14m16）を上回る14m25（＋2.5）をマークするなど、ケガを抱えながらも地力がついている。「日本記録を出して決勝へ」と意気込む。</p>
<p>走幅跳は秦澄美鈴（住友電工）が22年オレゴンから3大会連続、パリ五輪を合わせて4年連続での日本代表となる。ただ、いずれも予選敗退と力を発揮できておらず、今季もなかなか調子が上がっていなかったが「前に進んでいると信じて」跳ぶ。</p>
<p>棒高跳の諸田実咲（アットホーム）は初出場。アジア選手権では風に煽られて転倒した際、両手首を骨折。特に右手がひどく手術し、「1ヵ月は固定生活」。今もボルトが入っている。ただ、8月中旬頃から跳躍練習も再開し、記録会で4m00まで戻してきた。「支えてくれた方々に出場を報告できたことがうれしいです」と感謝のジャンプを見せる。</p>
<p>東京世界陸上は9月13日から21日まで、国立競技場をメイン会場に行われる。チケットは公式サイトやチケットぴあで購入可能。TBSが全日程、独占放送する。</p>
<p><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181714">【男子トラックみどころ】村竹ラシッドと三浦龍司にメダルの可能性 “悲願”狙う4継</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181721">【男子フィールドみどころ】赤松諒一ら“最強布陣”の走高跳はメダルも</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181723">【女子トラックみどころ】地元で偉業目指す田中希実 久保凛は予選突破なるか</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181727">【男女ロードみどころ】20km競歩・山西利和が2大会ぶり金へ　マラソン男女の入賞なるか</a></p>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>◇東京世界陸上（9月13日～21日／国立競技場）</p><p>いよいよ9月13日に開幕する世界陸上。34年ぶりの東京開催、舞台は聖地・国立競技場だ。総勢80人の日本代表で注目選手たちを紹介。ここでは女子フィールド編をお届けする。</p><p><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181714">【男子トラックみどころ】村竹ラシッドと三浦龍司にメダルの可能性 “悲願”狙う4継</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181721">【男子フィールドみどころ】赤松諒一ら“最強布陣”の走高跳はメダルも</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181723">【女子トラックみどころ】地元で偉業目指す田中希実 久保凛は予選突破なるか</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181727">【男女ロードみどころ】20km競歩・山西利和が2大会ぶり金へ　マラソン男女の入賞なるか</a></p><h2>北口、女子初の連覇へ</h2><p>何と言ってもやり投は今大会のハイライトに挙がる。23年ブダペスト世界陸上、昨年のパリ五輪と金メダルを獲得している北口榛花（JAL）に注目だ。</p><p>世界陸上は19年ドーハから4大会連続の出場。2大会連続金メダルとなれば男子20km競歩の山西利和（愛知製鋼、19年、22年）に次ぐ2人目、3大会連続メダル（22年オレゴン銅）となれば日本初の快挙だ。</p><p>今年は6月の試合で右肘を痛めた影響で日本選手権を見送り、2ヵ月ほど実戦から遠ざかった。復帰2戦目のダイヤモンドリーグ（DL）ファイナルでは60mまで戻している。「ケガをしても目標は変わらず金メダル」と力強い。女子やり投は20日21時05分に決勝が行われる。</p><p>やり投にはパリ五輪ファイナリストの上田百寧（ゼンリン）と22年オレゴン大会ファイナリストの武本紗栄（オリコ）という同級生コンビも出場。上田は8月のアジア投てき選手権で62m20の自己新を放つなど、好調で臨むことになる。トリプル決勝も夢ではない。</p><p>円盤投には郡菜々佳（サトウ食品新潟アルビレックスRC）が出場。19年ドーハ以来の代表入りだ。前回は「出るだけで終わった」が、その時から日本記録も日本未踏だった60m72にまで伸ばしている。持てる力を存分に発揮する構えだ。</p><h2>跳躍4種目代表は2007年大阪以来</h2><p>跳躍は4種目すべてに代表を送り込めた。これは2007年大阪大会以来だ。走高跳の髙橋渚（センコー）は東京出身、東京高卒という“江戸っ子”。今年は室内で1m92を跳んでいる。屋外シーズンはスピードとパワーがつき過ぎた影響で踏み切りのタイミングが合わずに苦戦。徐々に復調気配が漂っている。</p><p>三段跳には前回ブダペストに続いて髙島真織子（九電工）と日本記録保持者の森本麻里子（オリコ）が出場。髙島は今年日本選手権を初優勝し、追い風参考ながら日本記録（14m16）を上回る14m25（＋2.5）をマークするなど、ケガを抱えながらも地力がついている。「日本記録を出して決勝へ」と意気込む。</p><p>走幅跳は秦澄美鈴（住友電工）が22年オレゴンから3大会連続、パリ五輪を合わせて4年連続での日本代表となる。ただ、いずれも予選敗退と力を発揮できておらず、今季もなかなか調子が上がっていなかったが「前に進んでいると信じて」跳ぶ。</p><p>棒高跳の諸田実咲（アットホーム）は初出場。アジア選手権では風に煽られて転倒した際、両手首を骨折。特に右手がひどく手術し、「1ヵ月は固定生活」。今もボルトが入っている。ただ、8月中旬頃から跳躍練習も再開し、記録会で4m00まで戻してきた。「支えてくれた方々に出場を報告できたことがうれしいです」と感謝のジャンプを見せる。</p><p>東京世界陸上は9月13日から21日まで、国立競技場をメイン会場に行われる。チケットは公式サイトやチケットぴあで購入可能。TBSが全日程、独占放送する。</p><p><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181714">【男子トラックみどころ】村竹ラシッドと三浦龍司にメダルの可能性 “悲願”狙う4継</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181721">【男子フィールドみどころ】赤松諒一ら“最強布陣”の走高跳はメダルも</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181723">【女子トラックみどころ】地元で偉業目指す田中希実 久保凛は予選突破なるか</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181727">【男女ロードみどころ】20km競歩・山西利和が2大会ぶり金へ　マラソン男女の入賞なるか</a></p>]]></content:encoded>


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		<title>【男子トラックみどころ】村竹ラシッドと三浦龍司にメダルの可能性 サニブラウン3大会連続ファイナル挑む “悲願”狙う4継／東京世界陸上</title>
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		<link>https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181714</link>

		
		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 11 Sep 2025 18:00:24 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[RSS]]></category>
		<category><![CDATA[東京世界陸上]]></category>
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		<gnf:modified>Wed, 17 Sep 2025 12:29:19 +0900</gnf:modified>
		<oa:lastPubDate>Wed, 17 Sep 2025 12:29:19 +0900</oa:lastPubDate>

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				<description><![CDATA[<p>◇東京世界陸上（9月13日～21日／国立競技場）</p>
<p>いよいよ9月13日に開幕する世界陸上。34年ぶりの東京開催、舞台は聖地・国立競技場だ。総勢80人の日本代表で注目選手たちを紹介。ここでは男子トラック編をお届けする。</p>
<p><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181721">【男子フィールドみどころ】赤松諒一ら“最強布陣”の走高跳はメダルも</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181723">【女子トラックみどころ】地元で偉業目指す田中希実 久保凛は予選突破なるか</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181725">【女子フィールドみどころ】世界女王・北口榛花が連覇へ！跳躍4種目代表は2007年大阪以来</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181727">【男女ロードみどころ】20km競歩・山西利和が2大会ぶり金へ！ マラソン男女の入賞なるか</a></p>
<h2>世界の上位をにらむ順大の同期コンビ</h2>
<p>1991年東京大会でのトラック入賞は、男女含めて男子400mで7位に入った高野進のみ。当時は世界との実力差が大きく、それだけに髙野の偉大さを感じた。あれから34年が経過し、男子は世界のトップと肩を並べる選手が次々と現れている。</p>
<p>勢い著しいのが110mハードルの村竹ラシッド（JAL）だ。パリ五輪ではこの種目初の五輪入賞となる5位。今季は8月中旬の福井ナイトゲームズで12秒92の今季世界2位、世界歴代でも11位タイの超特大日本新記録を打ち立てた。</p>
<p>さらに、ダイヤモンドリーグ（DL）を転戦し、DLファイナルにも出場している。昨年のパリを上回るだけでなく、そしてこの種目初となる国際大会メダルもまったくの夢ではない。</p>
<p>また、泉谷駿介（住友電工）は23年ブダペスト大会5位の実績を持つ。今季は13秒19にとどまるが、海外を中心にレースを重ね、経験は十分。自身の自己記録13秒04に迫るタイムを出せば、2大会連続決勝も十分あり得る。このほか、初出場となる野本周成（愛媛競技力本部）が挑む。</p>
<p>メダルの可能性があるのは、3000m障害の三浦龍司（SUBARU）も同様だ。7月のDLモナコでは、8分03秒43を叩き出して2位に入った。それも、フィニッシュ直前では五輪、世界陸上を含め、国際大会4連勝中のソフィアン・エル・バッカリ（モロッコ）に追い詰めるレース内容。今大会では予選をしっかりと通過し、決勝は上位集団に食らいつけば、終盤のスパート次第で大きなチャンスが巡ってくるはずだ。</p>
<p>村竹と三浦は順大時代の同期。その2人が国立の観客や日本の陸上ファンを沸かせられるか。</p>
<p>そして、100mではサニブラウン・アブデル・ハキーム（東レ）に注目だ。昨年のパリ五輪こそ準決勝敗退だったが、世界陸上では22年7位、23年6位と2大会連続ファイナリストとなっている。今季は故障もあり出遅れているが、万全な状態ならば、3大会連続の決勝進出や日本記録（9秒95）の更新も十分あり得る。また、大学4年以来、8年ぶりに9秒台（9秒99）を出した桐生祥秀（日本生命）や、10秒00の守祐陽（大東大）も奮闘を期待したい。</p>
<h2>鵜澤飛羽 日本人初の19秒台へ</h2>
<p>200mの鵜澤飛羽（JAL）は自己ベストの20秒11を筆頭に、今季は公認で20秒1台を4回マーク。追い風参考では5月の静岡国際で20秒05（＋2.1）を出している。大舞台で末續慎吾が2003年に出した日本記録（20秒03）の更新はもちろん、今季目標に掲げていた19秒台を大舞台で叩き出すことができるか。17年ロンドン大会のサニブラウン以来となる決勝進出にも注目だ。</p>
<p>ほかにも34歳のベテラン・飯塚翔太（ミズノ）と昨年、参加標準記録（20秒16）を突破する20秒14を出した水久保漱至（宮崎県スポ協）が出場する。予選を突破して鵜澤同様、準決勝で勝負できるか。</p>
<p>400mには中島佑気ジョセフ（富士通）と佐藤風雅（ミズノ）がエントリー。中島は8月に日本歴代3位の44秒84をマーク。悲願の45秒切りを遂げた。一方の佐藤は2年前に44秒88を出している。それぞれ自己記録や日本記録（44秒77）の更新を目指し、より上のラウンドに進めるか注目だ。</p>
<p>かつては世界で戦える種目として注目を集めた400mハードル。今回は昨年、参加標準記録（48秒50）を破る48秒46を出した井之上駿太（富士通）に、ワールドランキングで日本選手権覇者・小川大輝（東洋大）と豊田兼（トヨタ自動車）の3人が選ばれた。なかでも豊田は昨年、47秒99（日本歴代3位）を出している。2005年ヘルシンキ大会で銅メダルを獲得した為末大以来となる決勝進出で復権できるか。</p>
<p>このほか、5000mには森凪也（Honda）、10000mには葛西潤（旭化成）と鈴木芽吹（トヨタ自動車）の3人がエントリー。葛西は昨年のパリ五輪に出場しているが、世界陸上は3人とも初代表。激しいペース変化があるレースで力を出し切りたい。</p>
<p>今大会は中距離にも選手を派遣する。800mには昨年のインターハイで1分44秒80の日本新記録を打ち立てた落合晃（駒大）が、日本陸連が定めた開催国枠エントリーとして出場する。この種目での世界陸上代表は2011年テグ大会の横田真人以来。また1500mにはアジア選手権覇者・飯澤千翔（住友電工）が、2007年大阪大会の小林史和以来の代表入りを決めた。レースを通じて成長へのきっかけにしたいところだ。</p>
<h2>総合力の高い4×100mR</h2>
<p>最後は大注目のリレー。4×100mリレーには100m代表の3人（サニブラウン、桐生、守）と200mの鵜澤に加え、大上直起（青森県庁）、井上直紀（早大）、小池祐貴（住友電工）のほか、男女混合4×400mリレーの枠で選出した栁田大輝（東洋大）と、インターハイ100mで10秒00を出した高校2年生の清水空跳（星稜高・石川）も四継要員としており、9人を数える。</p>
<p>オーダーは3走・桐生、4走・鵜澤を軸にした編成になりそう。総合力は高まっており、サニブラウンが本調子ならば、37秒43の日本記録更新に加え、銅メダル以上の可能性も十分。今大会では決勝が21日の最終種目として行われ、大会のフィナーレを飾る予定となっている。4年前の東京五輪で成し遂げられなかった悲願の“リレー世界一”に輝き、締めくくってほしい。</p>
<p>また、22年オレゴン大会4位、パリ五輪6位の実績を持つ4×400mリレーは、個人種目に出場する中島と佐藤に、日本記録保持者の佐藤拳太郎（富士通）、日本選手権2位の今泉堅貴（内田洋行AC）、同3位の田邉奨（中大）、同4位の吉津拓歩（ミキハウス）が代表入り。年々、世界はハイレベルになっているが、ファイナルの舞台でバトンをつなぎたい。</p>
<p>東京世界陸上は9月13日から21日まで、国立競技場をメイン会場に行われる。チケットは公式サイトやチケットぴあで購入可能。TBSが全日程を独占放送する。</p>
<p><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181721">【男子フィールドみどころ】赤松諒一ら“最強布陣”の走高跳はメダルも</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181723">【女子トラックみどころ】地元で偉業目指す田中希実 久保凛は予選突破なるか</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181725">【女子フィールドみどころ】世界女王・北口榛花が連覇へ！跳躍4種目代表は2007年大阪以来</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181727">【男女ロードみどころ】20km競歩・山西利和が2大会ぶり金へ！ マラソン男女の入賞なるか</a></p>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>◇東京世界陸上（9月13日～21日／国立競技場）</p><p>いよいよ9月13日に開幕する世界陸上。34年ぶりの東京開催、舞台は聖地・国立競技場だ。総勢80人の日本代表で注目選手たちを紹介。ここでは男子トラック編をお届けする。</p><p><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181721">【男子フィールドみどころ】赤松諒一ら“最強布陣”の走高跳はメダルも</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181723">【女子トラックみどころ】地元で偉業目指す田中希実 久保凛は予選突破なるか</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181725">【女子フィールドみどころ】世界女王・北口榛花が連覇へ！跳躍4種目代表は2007年大阪以来</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181727">【男女ロードみどころ】20km競歩・山西利和が2大会ぶり金へ！ マラソン男女の入賞なるか</a></p><h2>世界の上位をにらむ順大の同期コンビ</h2><p>1991年東京大会でのトラック入賞は、男女含めて男子400mで7位に入った高野進のみ。当時は世界との実力差が大きく、それだけに髙野の偉大さを感じた。あれから34年が経過し、男子は世界のトップと肩を並べる選手が次々と現れている。</p><p>勢い著しいのが110mハードルの村竹ラシッド（JAL）だ。パリ五輪ではこの種目初の五輪入賞となる5位。今季は8月中旬の福井ナイトゲームズで12秒92の今季世界2位、世界歴代でも11位タイの超特大日本新記録を打ち立てた。</p><p>さらに、ダイヤモンドリーグ（DL）を転戦し、DLファイナルにも出場している。昨年のパリを上回るだけでなく、そしてこの種目初となる国際大会メダルもまったくの夢ではない。</p><p>また、泉谷駿介（住友電工）は23年ブダペスト大会5位の実績を持つ。今季は13秒19にとどまるが、海外を中心にレースを重ね、経験は十分。自身の自己記録13秒04に迫るタイムを出せば、2大会連続決勝も十分あり得る。このほか、初出場となる野本周成（愛媛競技力本部）が挑む。</p><p>メダルの可能性があるのは、3000m障害の三浦龍司（SUBARU）も同様だ。7月のDLモナコでは、8分03秒43を叩き出して2位に入った。それも、フィニッシュ直前では五輪、世界陸上を含め、国際大会4連勝中のソフィアン・エル・バッカリ（モロッコ）に追い詰めるレース内容。今大会では予選をしっかりと通過し、決勝は上位集団に食らいつけば、終盤のスパート次第で大きなチャンスが巡ってくるはずだ。</p><p>村竹と三浦は順大時代の同期。その2人が国立の観客や日本の陸上ファンを沸かせられるか。</p><p>そして、100mではサニブラウン・アブデル・ハキーム（東レ）に注目だ。昨年のパリ五輪こそ準決勝敗退だったが、世界陸上では22年7位、23年6位と2大会連続ファイナリストとなっている。今季は故障もあり出遅れているが、万全な状態ならば、3大会連続の決勝進出や日本記録（9秒95）の更新も十分あり得る。また、大学4年以来、8年ぶりに9秒台（9秒99）を出した桐生祥秀（日本生命）や、10秒00の守祐陽（大東大）も奮闘を期待したい。</p><h2>鵜澤飛羽 日本人初の19秒台へ</h2><p>200mの鵜澤飛羽（JAL）は自己ベストの20秒11を筆頭に、今季は公認で20秒1台を4回マーク。追い風参考では5月の静岡国際で20秒05（＋2.1）を出している。大舞台で末續慎吾が2003年に出した日本記録（20秒03）の更新はもちろん、今季目標に掲げていた19秒台を大舞台で叩き出すことができるか。17年ロンドン大会のサニブラウン以来となる決勝進出にも注目だ。</p><p>ほかにも34歳のベテラン・飯塚翔太（ミズノ）と昨年、参加標準記録（20秒16）を突破する20秒14を出した水久保漱至（宮崎県スポ協）が出場する。予選を突破して鵜澤同様、準決勝で勝負できるか。</p><p>400mには中島佑気ジョセフ（富士通）と佐藤風雅（ミズノ）がエントリー。中島は8月に日本歴代3位の44秒84をマーク。悲願の45秒切りを遂げた。一方の佐藤は2年前に44秒88を出している。それぞれ自己記録や日本記録（44秒77）の更新を目指し、より上のラウンドに進めるか注目だ。</p><p>かつては世界で戦える種目として注目を集めた400mハードル。今回は昨年、参加標準記録（48秒50）を破る48秒46を出した井之上駿太（富士通）に、ワールドランキングで日本選手権覇者・小川大輝（東洋大）と豊田兼（トヨタ自動車）の3人が選ばれた。なかでも豊田は昨年、47秒99（日本歴代3位）を出している。2005年ヘルシンキ大会で銅メダルを獲得した為末大以来となる決勝進出で復権できるか。</p><p>このほか、5000mには森凪也（Honda）、10000mには葛西潤（旭化成）と鈴木芽吹（トヨタ自動車）の3人がエントリー。葛西は昨年のパリ五輪に出場しているが、世界陸上は3人とも初代表。激しいペース変化があるレースで力を出し切りたい。</p><p>今大会は中距離にも選手を派遣する。800mには昨年のインターハイで1分44秒80の日本新記録を打ち立てた落合晃（駒大）が、日本陸連が定めた開催国枠エントリーとして出場する。この種目での世界陸上代表は2011年テグ大会の横田真人以来。また1500mにはアジア選手権覇者・飯澤千翔（住友電工）が、2007年大阪大会の小林史和以来の代表入りを決めた。レースを通じて成長へのきっかけにしたいところだ。</p><h2>総合力の高い4×100mR</h2><p>最後は大注目のリレー。4×100mリレーには100m代表の3人（サニブラウン、桐生、守）と200mの鵜澤に加え、大上直起（青森県庁）、井上直紀（早大）、小池祐貴（住友電工）のほか、男女混合4×400mリレーの枠で選出した栁田大輝（東洋大）と、インターハイ100mで10秒00を出した高校2年生の清水空跳（星稜高・石川）も四継要員としており、9人を数える。</p><p>オーダーは3走・桐生、4走・鵜澤を軸にした編成になりそう。総合力は高まっており、サニブラウンが本調子ならば、37秒43の日本記録更新に加え、銅メダル以上の可能性も十分。今大会では決勝が21日の最終種目として行われ、大会のフィナーレを飾る予定となっている。4年前の東京五輪で成し遂げられなかった悲願の“リレー世界一”に輝き、締めくくってほしい。</p><p>また、22年オレゴン大会4位、パリ五輪6位の実績を持つ4×400mリレーは、個人種目に出場する中島と佐藤に、日本記録保持者の佐藤拳太郎（富士通）、日本選手権2位の今泉堅貴（内田洋行AC）、同3位の田邉奨（中大）、同4位の吉津拓歩（ミキハウス）が代表入り。年々、世界はハイレベルになっているが、ファイナルの舞台でバトンをつなぎたい。</p><p>東京世界陸上は9月13日から21日まで、国立競技場をメイン会場に行われる。チケットは公式サイトやチケットぴあで購入可能。TBSが全日程を独占放送する。</p><p><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181721">【男子フィールドみどころ】赤松諒一ら“最強布陣”の走高跳はメダルも</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181723">【女子トラックみどころ】地元で偉業目指す田中希実 久保凛は予選突破なるか</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181725">【女子フィールドみどころ】世界女王・北口榛花が連覇へ！跳躍4種目代表は2007年大阪以来</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181727">【男女ロードみどころ】20km競歩・山西利和が2大会ぶり金へ！ マラソン男女の入賞なるか</a></p>]]></content:encoded>


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		<title>【男子フィールドみどころ】赤松諒一ら“最強布陣”の走高跳はメダルも やり投・﨑山雄太、走幅跳・橋岡優輝にも期待／東京世界陸上</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
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		<link>https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181721</link>

		
		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 11 Sep 2025 18:00:05 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[RSS]]></category>
		<category><![CDATA[東京世界陸上]]></category>
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		<gnf:modified>Fri, 12 Sep 2025 19:31:20 +0900</gnf:modified>
		<oa:lastPubDate>Fri, 12 Sep 2025 19:31:20 +0900</oa:lastPubDate>

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				<description><![CDATA[<p>◇東京世界陸上（9月13日～21日／国立競技場）</p>
<p>いよいよ9月13日に開幕する世界陸上。34年ぶりの東京開催、舞台は聖地・国立競技場だ。総勢80人の日本代表で注目選手たちを紹介。ここでは男子フィールド編をお届けする。</p>
<p><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181714">【男子トラックみどころ】村竹ラシッドと三浦龍司にメダルの可能性 “悲願”狙う4継</a><br />
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<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181727">【男女ロードみどころ】20km競歩・山西利和が2大会ぶり金へ！ マラソン男女の入賞なるか</a></p>
<h2>実績＋記録上位の走高跳</h2>
<p>日本男子のフィールド代表選手は11名。なかでも男子走高跳は22年以降の国際大会3大会連続でいずれも入賞を果たしている。今大会にはその入賞者である真野友博（九電工）と赤松諒一（SEIBU PRINCE）の2人に、8月の福井ナイトゲームズで日本歴代2位タイ、屋外日本最高タイの2m33に成功し、参加標準記録（2m33）にピタリ到達した瀬古優斗（FAAS）の計3人が出場する。実績や記録面から見ても過去最強と言っても良い布陣だ。</p>
<p>その中で赤松は23年ブダペスト大会で8位タイ。さらに、24年パリ五輪では2m31の自己新（現・日本歴代6位タイ）を跳んで、五輪史上日本勢過去最高タイの5位入賞と、2年連続で国際大会入賞を果たした。</p>
<p>23年に踏み切り脚の左小指にヒビが入り、昨年3月にボルトを入れて固定し、現在もボルトが入っている。試合数と跳躍練習を抑える状況にもかかわらず、大舞台で入賞を遂げた。今季のベストは2m26にとどまるが、これまでの実績を踏まえれば、国際大会3年連続の入賞も十分射程圏内だ。</p>
<p>加えて、今季は世界リストを見ても突き抜けた記録を出した選手がおらず、シーズンベストは2m30～35前後。メダルの可能性もあり得る。</p>
<p>それは真野や瀬古も同じ。真野は22年オレゴン大会で8位。当時は世界陸上でこの種目日本勢初の入賞だった。その後、23年ブダペスト大会、24年パリ五輪と予選落ちに終わっているだけに、3年ぶりの国際大会入賞を狙っているはず。日本選手権でシーズンベストの2m29を跳んでおり、自己ベストの2m31前後の跳躍ができれば入賞に絡めるはずだ。</p>
<p>瀬古は日本選手権で5位だったが、世界陸上参加標準記録の有効期限の9日前に自己記録を6cmも更新して参加標準記録を突破。逆転で初の国際舞台をつかんだ。その跳躍が再びできれば、初入賞やメダルも見えてくる。</p>
<h2>﨑山 国立で“再現”がカギ</h2>
<p>やり投も3人がエントリー。なかでも﨑山雄太（愛媛競技力本部）は7月の日本選手権で、溝口和洋が1989年にマークした日本記録（87m60）にあと44cmと迫る87m16を放った。この記録は今季世界5位に入る。</p>
<p>大学（日大）時代から評価の高い選手だったが、故障でここ一番の試合で勝てないことが多かった。しかし、痛みを我慢するのではなく、うまく付き合いながらトレーニングを重ね、今年のアジア選手権では83m75の自己新を放って銅メダルを獲得。日本選手権で溝口に次ぐビッグスローを見せた。</p>
<p>日本選手権と同じ会場である国立競技場で、もう一度ビッグスローができれば入賞だけでなく、海外勢のパフォーマンス次第ではメダルも夢ではない。メダル獲得となれば、日大の先輩、村上幸史が09年ベルリン大会の銅メダル以来となる。</p>
<p>このほか、昨年12年ぶりの五輪出場を果たした33歳のディーン元気（ミズノ）は、3大会連続3回目の世界陸上。海外で試合を積んできた経験を発揮できるか。また、ワールドランキングのターゲットナンバーから“プラス10”以内に入っていた長沼元（スズキ）も代表に選出された。4月の織田記念で出した自己ベスト（80m58）の更新が次へのステップにつながるはずだ。</p>
<h2>橋岡 4年ぶり世界大会入賞なるか</h2>
<p>走幅跳も橋岡優輝（富士通）、津波響樹（大塚製薬）、伊藤陸（スズキ）の3選手が出場。その中で橋岡は19年ドーハ大会8位、21年東京五輪6位の実績を持つ。自己記録は21年の8m36（日本歴代2位）。近年は同学年のサニブラウン・アブデル・ハキーム（東レ）とともにタンブルウィードTCでトレーニングを積んでスピードと技術を磨いてきた。地元開催の国際舞台で真価を発揮できるか。今季8m15をマークした津波は19年に跳んだ8m23の自己ベストを更新して、国際大会初の決勝進出を目指す。7月の日本選手権で8m11の自己新を跳んだ伊藤も、津波同様、自己ベストを塗り替えて決勝に残りたいところだ。</p>
<p>円盤投には今季64m48の日本記録をマークして開催国枠エントリー記録（62m60）を突破した32歳の湯上剛輝（トヨタ自動車）、ハンマー投には日本歴代3位の74m57で日本選手権を制した24歳の福田翔大（住友電工）がワールドランキングのターゲットナンバー内に入って初の代表を決めた。</p>
<p>先天性難聴で日常生活では人工内耳を装着する湯上。そのハンディを抱えながらも、18年日本選手権では日本新で初優勝している。その後、記録が伸び悩んだが、今年4月に日本記録を打ち立て、世界レベルからやや遠いこの種目を引き上げてきた。世界一の舞台で試技する姿は、大きな勇気を与えるはず。湯上は11月に行われる聴覚障害者の国際大会・デフリンピック（東京・駒沢競技場）の代表にも選ばれている。</p>
<p>男子ハンマー投日本代表としては、2013年モスクワ大会の室伏広治以来の国際大会出場となる福田。今回の経験を経て、次へのステップにしたいところだろう。</p>
<p>東京世界陸上は9月13日から21日まで、国立競技場をメイン会場に行われる。チケットは公式サイトやチケットぴあで購入可能。TBSが全日程を独占放送する。</p>
<p><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181714">【男子トラックみどころ】村竹ラシッドと三浦龍司にメダルの可能性 “悲願”狙う4継</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181723">【女子トラックみどころ】地元で偉業目指す田中希実 久保凛は予選突破なるか</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181725">【女子フィールドみどころ】世界女王・北口榛花が連覇へ！跳躍4種目代表は2007年大阪以来</a><br />
<a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181727">【男女ロードみどころ】20km競歩・山西利和が2大会ぶり金へ！ マラソン男女の入賞なるか</a></p>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>◇東京世界陸上（9月13日～21日／国立競技場）</p><p>いよいよ9月13日に開幕する世界陸上。34年ぶりの東京開催、舞台は聖地・国立競技場だ。総勢80人の日本代表で注目選手たちを紹介。ここでは男子フィールド編をお届けする。</p><p><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181714">【男子トラックみどころ】村竹ラシッドと三浦龍司にメダルの可能性 “悲願”狙う4継</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181723">【女子トラックみどころ】地元で偉業目指す田中希実 久保凛は予選突破なるか</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181725">【女子フィールドみどころ】世界女王・北口榛花が連覇へ！跳躍4種目代表は2007年大阪以来</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181727">【男女ロードみどころ】20km競歩・山西利和が2大会ぶり金へ！ マラソン男女の入賞なるか</a></p><h2>実績＋記録上位の走高跳</h2><p>日本男子のフィールド代表選手は11名。なかでも男子走高跳は22年以降の国際大会3大会連続でいずれも入賞を果たしている。今大会にはその入賞者である真野友博（九電工）と赤松諒一（SEIBU PRINCE）の2人に、8月の福井ナイトゲームズで日本歴代2位タイ、屋外日本最高タイの2m33に成功し、参加標準記録（2m33）にピタリ到達した瀬古優斗（FAAS）の計3人が出場する。実績や記録面から見ても過去最強と言っても良い布陣だ。</p><p>その中で赤松は23年ブダペスト大会で8位タイ。さらに、24年パリ五輪では2m31の自己新（現・日本歴代6位タイ）を跳んで、五輪史上日本勢過去最高タイの5位入賞と、2年連続で国際大会入賞を果たした。</p><p>23年に踏み切り脚の左小指にヒビが入り、昨年3月にボルトを入れて固定し、現在もボルトが入っている。試合数と跳躍練習を抑える状況にもかかわらず、大舞台で入賞を遂げた。今季のベストは2m26にとどまるが、これまでの実績を踏まえれば、国際大会3年連続の入賞も十分射程圏内だ。</p><p>加えて、今季は世界リストを見ても突き抜けた記録を出した選手がおらず、シーズンベストは2m30～35前後。メダルの可能性もあり得る。</p><p>それは真野や瀬古も同じ。真野は22年オレゴン大会で8位。当時は世界陸上でこの種目日本勢初の入賞だった。その後、23年ブダペスト大会、24年パリ五輪と予選落ちに終わっているだけに、3年ぶりの国際大会入賞を狙っているはず。日本選手権でシーズンベストの2m29を跳んでおり、自己ベストの2m31前後の跳躍ができれば入賞に絡めるはずだ。</p><p>瀬古は日本選手権で5位だったが、世界陸上参加標準記録の有効期限の9日前に自己記録を6cmも更新して参加標準記録を突破。逆転で初の国際舞台をつかんだ。その跳躍が再びできれば、初入賞やメダルも見えてくる。</p><h2>﨑山 国立で“再現”がカギ</h2><p>やり投も3人がエントリー。なかでも﨑山雄太（愛媛競技力本部）は7月の日本選手権で、溝口和洋が1989年にマークした日本記録（87m60）にあと44cmと迫る87m16を放った。この記録は今季世界5位に入る。</p><p>大学（日大）時代から評価の高い選手だったが、故障でここ一番の試合で勝てないことが多かった。しかし、痛みを我慢するのではなく、うまく付き合いながらトレーニングを重ね、今年のアジア選手権では83m75の自己新を放って銅メダルを獲得。日本選手権で溝口に次ぐビッグスローを見せた。</p><p>日本選手権と同じ会場である国立競技場で、もう一度ビッグスローができれば入賞だけでなく、海外勢のパフォーマンス次第ではメダルも夢ではない。メダル獲得となれば、日大の先輩、村上幸史が09年ベルリン大会の銅メダル以来となる。</p><p>このほか、昨年12年ぶりの五輪出場を果たした33歳のディーン元気（ミズノ）は、3大会連続3回目の世界陸上。海外で試合を積んできた経験を発揮できるか。また、ワールドランキングのターゲットナンバーから“プラス10”以内に入っていた長沼元（スズキ）も代表に選出された。4月の織田記念で出した自己ベスト（80m58）の更新が次へのステップにつながるはずだ。</p><h2>橋岡 4年ぶり世界大会入賞なるか</h2><p>走幅跳も橋岡優輝（富士通）、津波響樹（大塚製薬）、伊藤陸（スズキ）の3選手が出場。その中で橋岡は19年ドーハ大会8位、21年東京五輪6位の実績を持つ。自己記録は21年の8m36（日本歴代2位）。近年は同学年のサニブラウン・アブデル・ハキーム（東レ）とともにタンブルウィードTCでトレーニングを積んでスピードと技術を磨いてきた。地元開催の国際舞台で真価を発揮できるか。今季8m15をマークした津波は19年に跳んだ8m23の自己ベストを更新して、国際大会初の決勝進出を目指す。7月の日本選手権で8m11の自己新を跳んだ伊藤も、津波同様、自己ベストを塗り替えて決勝に残りたいところだ。</p><p>円盤投には今季64m48の日本記録をマークして開催国枠エントリー記録（62m60）を突破した32歳の湯上剛輝（トヨタ自動車）、ハンマー投には日本歴代3位の74m57で日本選手権を制した24歳の福田翔大（住友電工）がワールドランキングのターゲットナンバー内に入って初の代表を決めた。</p><p>先天性難聴で日常生活では人工内耳を装着する湯上。そのハンディを抱えながらも、18年日本選手権では日本新で初優勝している。その後、記録が伸び悩んだが、今年4月に日本記録を打ち立て、世界レベルからやや遠いこの種目を引き上げてきた。世界一の舞台で試技する姿は、大きな勇気を与えるはず。湯上は11月に行われる聴覚障害者の国際大会・デフリンピック（東京・駒沢競技場）の代表にも選ばれている。</p><p>男子ハンマー投日本代表としては、2013年モスクワ大会の室伏広治以来の国際大会出場となる福田。今回の経験を経て、次へのステップにしたいところだろう。</p><p>東京世界陸上は9月13日から21日まで、国立競技場をメイン会場に行われる。チケットは公式サイトやチケットぴあで購入可能。TBSが全日程を独占放送する。</p><p><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181714">【男子トラックみどころ】村竹ラシッドと三浦龍司にメダルの可能性 “悲願”狙う4継</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181723">【女子トラックみどころ】地元で偉業目指す田中希実 久保凛は予選突破なるか</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181725">【女子フィールドみどころ】世界女王・北口榛花が連覇へ！跳躍4種目代表は2007年大阪以来</a><br /><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181727">【男女ロードみどころ】20km競歩・山西利和が2大会ぶり金へ！ マラソン男女の入賞なるか</a></p>]]></content:encoded>


					</item>
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		<title>100mH福部真子 意地でつかんだ「0.01秒」難病と向き合い、自身3度目の大舞台へ「私が走ることに意味がある」／東京世界陸上</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
		<media:status state="active" />
		<link>https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181583</link>

		
		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 10 Sep 2025 19:30:29 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[RSS]]></category>
		<category><![CDATA[福部真子]]></category>
		<category><![CDATA[東京世界陸上]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.rikujyokyogi.co.jp/?p=181583</guid>
		<gnf:modified>Thu, 11 Sep 2025 15:10:32 +0900</gnf:modified>
		<oa:lastPubDate>Thu, 11 Sep 2025 15:10:32 +0900</oa:lastPubDate>

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				<description><![CDATA[<p>女子100mハードル日本記録保持者の福部真子（日本建設工業）は、これまで何度も苦境に立たされてきた。天才少女ともてはやされた高校時代から一転、大学ではタイトルや自己記録更新から遠ざかり、コロナ禍で練習環境に悩み、何度もトラックから離れることを考えた。</p>
<p>そうした逆境をはねのけて、オリンピアンになった福部にとっても、今季は最も苦しいシーズンだった。</p>
<p>「病気になってから、世界大会や記録を目指してもいいものなのかってずっと迷っていたんです」</p>
<p>パリ五輪を終えたあと、福部の身体を異変が襲う。「10月中旬、朝起きたら首の辺りが激痛で、首を動かすのも痛かったんです。最初は熱もなかったし、筋肉痛くらいかな、と普通に過ごしていたんですが、週1回ほど発熱を繰り返しました。1日で熱は下がるし、だんだん痛みも引きました。新型コロナウイルスでもインフルエンザでもなかったです」。</p>
<p>11月上旬にまた体調が悪化。再び39度の高熱が出たことで何度か精密検査をし、菊池病だと診断された。発熱と頸部（首）のリンパ節腫脹という良性なリンパ節炎とされ、東洋人、特に20～30代の女性に多く見られる。原因不明の病気で、現代医学でも確立された治療法はない。</p>
<p>今季、シーズン初戦は5月のセイコーゴールデングランプリ。アジア選手権も体調不良で辞退せざるを得なかった。</p>
<p>日本選手権で3位を死守したが、試合数が少なかったため、ワールドランキングで出場圏内は難しい。世界選手権へは参加標準記録（12秒73）を切るしか道はなかった。</p>
<p>7月の実業団・学生対抗では12秒71（＋1.1）をマークした中島ひとみ（長谷川体育施設）と並ぶようにフィニッシュして2位。だが、福部の記録は12秒74と、参加標準記録にあと0.01秒届かなかった。</p>
<p>「何度も、何度も立て直してきたのですが、試合に出るたびに身体が壊れていくように感じていました。病気にさえならなければって。普通に走って、普通に練習したい。熱が出たらお風呂にも浸かれない。普通でいいのに……」</p>
<p>このレースを「最後のチャレンジにしよう」と決めていた。レース直後も「どうしよう」と迷っていたが、コーチ、トレーナー、スタッフから「福井に行くだけ行って、無理ならおいしい海鮮を食べて帰ればいい」と励まされていた。</p>
<p>それから中5日、次戦だったAthlete Night Gamesの前日練習だった8月15日、炎天下の福井で福部が身体を動かしていた。「まぁまぁです。微熱くらい」。体調はキープしていたが、日本選手権で悪化した左膝と右アキレス腱の痛みもあり、ギリギリの状態。「最後まで頑張ります」。</p>
<p>翌日の決勝で12秒73（＋1.4）をマーク。ライバルたちが祝福のハグに拍手。今季限りで引退を表明している、福部が「師匠」と仰ぐ寺田明日香（ジャパンクリエイト）が頭をくしゃくしゃと撫でてくれた。</p>
<div id="attachment_181585" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-181585" class="wp-image-181585 size-full" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/f6987ab76f80d58fcbbcd34e6e34c542.jpg" alt="" width="800" height="533" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/f6987ab76f80d58fcbbcd34e6e34c542.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/f6987ab76f80d58fcbbcd34e6e34c542-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/f6987ab76f80d58fcbbcd34e6e34c542-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-181585" class="wp-caption-text">レース後には寺田明日香から労いの言葉をかけられた</p></div>
<p>不屈のハードラー、ここに極まれり。福部がつかんだ「意地」の0.01秒だった。</p>
<p>「あきらめなくて良かったです」</p>
<p>もともと、弱さを吐き出すことはしない。病気を公表するかどうかも「アスリートとしての葛藤はありました」。そういう目で見られること、言い訳がましく思われてしまうことを理解している。それでも、「菊池病になった私が走ることに意味があって、もがきながら頑張っている人がいるって伝わればいいかなって思うようになりました」。</p>
<p>22年オレゴン大会、昨年のパリ五輪に続いて3度目の世界大会は「自分史上、一番難しいものになる」と覚悟している。目標は「元気にスタートラインに立つこと」。国立競技場に福部真子らしい笑顔で立てれば、あとはいつも通り、美しく芸術的なハードリングで100mを駆け抜けるだけでいい。</p>
<p>■東京世界選手権<br />
女子100mH　予選14日午前、準決勝・決勝15日午後</p>
<p><span style="font-size: 8pt;">文／向永拓史</span></p>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>女子100mハードル日本記録保持者の福部真子（日本建設工業）は、これまで何度も苦境に立たされてきた。天才少女ともてはやされた高校時代から一転、大学ではタイトルや自己記録更新から遠ざかり、コロナ禍で練習環境に悩み、何度もトラックから離れることを考えた。</p><p>そうした逆境をはねのけて、オリンピアンになった福部にとっても、今季は最も苦しいシーズンだった。</p><p>「病気になってから、世界大会や記録を目指してもいいものなのかってずっと迷っていたんです」</p><p>パリ五輪を終えたあと、福部の身体を異変が襲う。「10月中旬、朝起きたら首の辺りが激痛で、首を動かすのも痛かったんです。最初は熱もなかったし、筋肉痛くらいかな、と普通に過ごしていたんですが、週1回ほど発熱を繰り返しました。1日で熱は下がるし、だんだん痛みも引きました。新型コロナウイルスでもインフルエンザでもなかったです」。</p><p>11月上旬にまた体調が悪化。再び39度の高熱が出たことで何度か精密検査をし、菊池病だと診断された。発熱と頸部（首）のリンパ節腫脹という良性なリンパ節炎とされ、東洋人、特に20～30代の女性に多く見られる。原因不明の病気で、現代医学でも確立された治療法はない。</p><p>今季、シーズン初戦は5月のセイコーゴールデングランプリ。アジア選手権も体調不良で辞退せざるを得なかった。</p><p>日本選手権で3位を死守したが、試合数が少なかったため、ワールドランキングで出場圏内は難しい。世界選手権へは参加標準記録（12秒73）を切るしか道はなかった。</p><p>7月の実業団・学生対抗では12秒71（＋1.1）をマークした中島ひとみ（長谷川体育施設）と並ぶようにフィニッシュして2位。だが、福部の記録は12秒74と、参加標準記録にあと0.01秒届かなかった。</p><p>「何度も、何度も立て直してきたのですが、試合に出るたびに身体が壊れていくように感じていました。病気にさえならなければって。普通に走って、普通に練習したい。熱が出たらお風呂にも浸かれない。普通でいいのに……」</p><p>このレースを「最後のチャレンジにしよう」と決めていた。レース直後も「どうしよう」と迷っていたが、コーチ、トレーナー、スタッフから「福井に行くだけ行って、無理ならおいしい海鮮を食べて帰ればいい」と励まされていた。</p><p>それから中5日、次戦だったAthlete Night Gamesの前日練習だった8月15日、炎天下の福井で福部が身体を動かしていた。「まぁまぁです。微熱くらい」。体調はキープしていたが、日本選手権で悪化した左膝と右アキレス腱の痛みもあり、ギリギリの状態。「最後まで頑張ります」。</p><p>翌日の決勝で12秒73（＋1.4）をマーク。ライバルたちが祝福のハグに拍手。今季限りで引退を表明している、福部が「師匠」と仰ぐ寺田明日香（ジャパンクリエイト）が頭をくしゃくしゃと撫でてくれた。</p><div id="attachment_181585" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-181585" class="wp-image-181585 size-full" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/f6987ab76f80d58fcbbcd34e6e34c542.jpg" alt="" width="800" height="533" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/f6987ab76f80d58fcbbcd34e6e34c542.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/f6987ab76f80d58fcbbcd34e6e34c542-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/f6987ab76f80d58fcbbcd34e6e34c542-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-181585" class="wp-caption-text">レース後には寺田明日香から労いの言葉をかけられた</p></div><p>不屈のハードラー、ここに極まれり。福部がつかんだ「意地」の0.01秒だった。</p><p>「あきらめなくて良かったです」</p><p>もともと、弱さを吐き出すことはしない。病気を公表するかどうかも「アスリートとしての葛藤はありました」。そういう目で見られること、言い訳がましく思われてしまうことを理解している。それでも、「菊池病になった私が走ることに意味があって、もがきながら頑張っている人がいるって伝わればいいかなって思うようになりました」。</p><p>22年オレゴン大会、昨年のパリ五輪に続いて3度目の世界大会は「自分史上、一番難しいものになる」と覚悟している。目標は「元気にスタートラインに立つこと」。国立競技場に福部真子らしい笑顔で立てれば、あとはいつも通り、美しく芸術的なハードリングで100mを駆け抜けるだけでいい。</p><p>■東京世界選手権<br />女子100mH　予選14日午前、準決勝・決勝15日午後</p><p><span style="font-size: 8pt;">文／向永拓史</span></p>]]></content:encoded>


					</item>
		<item>
		<title>100mH中島ひとみ 紆余曲折のハードル人生「今までの自分の決断を大切にしたい」とびきり全開パワーで初の大舞台に挑戦／東京世界陸上</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
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		<link>https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181581</link>

		
		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 10 Sep 2025 18:25:31 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[RSS]]></category>
		<category><![CDATA[東京世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[中島ひとみ]]></category>
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		<gnf:modified>Thu, 11 Sep 2025 15:10:39 +0900</gnf:modified>
		<oa:lastPubDate>Thu, 11 Sep 2025 15:10:39 +0900</oa:lastPubDate>

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				<description><![CDATA[<p>中学2年生からハードルに挑戦した。「めっちゃ楽しい！　それから今まで、ずっと“ゾッコン”なんです」。これが、中島ひとみ（長谷川体育施設）が選んだ、女子100mハードルという道のはじまりだ。中学で日本一になってから、ずっとあこがれていた日本代表のユニフォームに、30歳となって始めて袖を通す。</p>
<p>非常に稀有なキャリアを歩んできた。兵庫・荒牧中時代に全中100mハードルに優勝。同大会の四種競技を制しているのは福部真子（現・日本建設工業）だった。</p>
<p>夙川学院高に進むと、2年時に日本ユース選手権優勝など、エリート街道を歩んでいる。だが、転機は高3シーズン。「その時は、それがすべてだった」と語るインターハイに進むことができなかった。</p>
<p>「近畿大会を前にストレス性の胃腸炎になりました。無理をして出たのですが（準決勝敗退）、インターハイに行けず、心がからっぽになりました。こんなにがんばっても報われないんだって」</p>
<p>その大舞台で、福部真子はインターハイ3連覇の偉業を達成。隣を走っていたライバルたちはずっと前を走っていた。この経験は、中島の心に重い蓋をする。</p>
<p>「大きい目標を立てないようにしよう」「他人と比べないようにしよう」</p>
<p>競技を続けるか迷ったが、兵庫のあこがれの先輩である宇都宮絵莉の背中を追って園田学園女大に進学。大学、社会人と記録面では少しずつ自己記録を更新していたが、タイトルからはどんどん遠ざかった。いつしか、「負けても何も思わなくなってしまった」。</p>
<p>中島は心の奥で気づいていた。</p>
<div id="attachment_181579" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-181579" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/24b60e97fe6bf47cb8a6698390662f6a.jpg" alt="" width="800" height="533" class="size-full wp-image-181579" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/24b60e97fe6bf47cb8a6698390662f6a.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/24b60e97fe6bf47cb8a6698390662f6a-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/24b60e97fe6bf47cb8a6698390662f6a-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-181579" class="wp-caption-text">あこがれだった先輩の宇都宮絵莉さん。昨年引退し、退社してからもサポートに駆けつける</p></div>
<p>「勝ちたいし、勝ちたい、と思える自分になりたい。それがないとあの場所には戻れない。陸上競技をしていて、中学、高校と、やっぱり数字や順位として出たのがうれしかった。もう一回、日本一の景色、それを争う景色を見たかった」</p>
<p>どれだけ自己ベストを更新しても、“12秒台時代”に加われず「胸がギュッと締めつけられた」。2020年にはオーバートレーニング症候群にもなった。21年、東京五輪シーズンを最後に引退しようと思った。</p>
<p>だが、その年の日本選手権の予選で、右脚付け根を剥離骨折。予選は通過したが、準決勝で敗れて決勝に進めなかった。心の奥に眠っていたものがうずく。</p>
<p>「勝ちたいっていう気持ちがバンって出てきたんです。まだ腐っていなかった。こういう気持ちを持てるんだって気づいたんです」</p>
<p>22年に福部が12秒73という日本新記録を樹立。苦しみながら復活を遂げた同期の存在、道を切り開いてくれた先輩たち、どんどんと成長してくる後輩たち。それらを刺激に中島は1つ、高かったハードルを跳び越えた。</p>
<p>23年に400mハードルのドーハ世界選手権代表の豊田将樹（富士通）と結婚。研究熱心で、陸上競技に対する姿勢に感銘を受けつつ、「日本記録を出せるポテンシャルがある」とずっと背中を押された。「身近な人に言われると、できるような気がしてくるんです」。</p>
<p>昨年9月に、初めて13秒台の壁を破る12秒99。「これでやっと戦う土俵に立てる」。そして、「どうしても東京世界選手権に出たい」と初めて公言するようになった。</p>
<p>今季、織田記念で優勝したのが、全国レベルの主要競技会13年ぶりのタイトル。“新星”のような扱いに、「全然、嫌な捉え方ではなくて、『あ、私、やっぱり消えていたんだ』って思ったんです」。そんな自分が走り、結果を出すことで、「努力が必ず実るわけではないけど、いろんな楽しみ方、向き合い方があるんだよって中高生に知ってもらえたら、アスリートとして幸せです」。</p>
<p>細身の身体ながら、持ち味はスプリント力とバネ。手動100mでは11秒0～1台を安定して出している。夫と同じように自身の練習や海外選手の走りの動画を繰り返し見るように鳴り、「高いところから下ろしていく」ハードリングを身体に染みこませた。</p>
<p>日本選手権後、7月に渡欧し、フィンランドのレースで東京世界選手権の参加標準記録（12秒73）を破る12秒71をマーク。帰国後の実業団・学生対抗でも同タイムで走って見せた。「抜き脚ももっと『縦抜き』にできれば、12秒6台、5台も見えてきます」と手応えをつかんでいる。</p>
<p>日本代表壮行会では、選手代表を務めてあいさつもした。「世界選手権が東京で行われる瞬間に競技者として立ち会えることを誇りに思います。チームジャパン一丸となって一緒に戦いたいです」と堂々とスピーチ。「持ち時間が急きょ短くなったのでショートバージョンです。元々言いたかったのは飛んじゃいました」と舌を出す。</p>
<div id="attachment_181578" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-181578" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/bebda1451e66ac9fae42b1cdb4cd8b12.jpg" alt="" width="800" height="533" class="size-full wp-image-181578" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/bebda1451e66ac9fae42b1cdb4cd8b12.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/bebda1451e66ac9fae42b1cdb4cd8b12-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/bebda1451e66ac9fae42b1cdb4cd8b12-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-181578" class="wp-caption-text">念願だった日本代表ウエアに袖を通した中島</p></div>
<p>紆余曲折のハードル人生。「何回もケガをして、うまくいかないことがありました。何度も辞めようと思いました。すごくしんどかったですが、大事な時間でしたし、だから私はここに立てています。今までの自分の決断を大切にしたい。何度、生まれ変わってもここの道をたどりたい」。</p>
<p>趣味はアニメと漫画。ノア・ライルズ（米国）と同じく『ドラゴンボール』を愛して止まず、「セル編の悟飯が特に好き」。今季の中島は、そのシーンと同じく、まさに覚醒した。</p>
<p>世界で一番強いヤツを決める、天下一の大舞台。「最大限の準備をして、0.01秒でも速く、１本でも多く走りたい」とびきり全開パワーで初の世界大会にぶつかっていく。</p>
<p>■東京世界選手権<br />
女子100mH　予選14日午前、準決勝・決勝15日午後</p>
<p><span style="font-size: 8pt;">文／向永拓史</span></p>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>中学2年生からハードルに挑戦した。「めっちゃ楽しい！　それから今まで、ずっと“ゾッコン”なんです」。これが、中島ひとみ（長谷川体育施設）が選んだ、女子100mハードルという道のはじまりだ。中学で日本一になってから、ずっとあこがれていた日本代表のユニフォームに、30歳となって始めて袖を通す。</p><p>非常に稀有なキャリアを歩んできた。兵庫・荒牧中時代に全中100mハードルに優勝。同大会の四種競技を制しているのは福部真子（現・日本建設工業）だった。</p><p>夙川学院高に進むと、2年時に日本ユース選手権優勝など、エリート街道を歩んでいる。だが、転機は高3シーズン。「その時は、それがすべてだった」と語るインターハイに進むことができなかった。</p><p>「近畿大会を前にストレス性の胃腸炎になりました。無理をして出たのですが（準決勝敗退）、インターハイに行けず、心がからっぽになりました。こんなにがんばっても報われないんだって」</p><p>その大舞台で、福部真子はインターハイ3連覇の偉業を達成。隣を走っていたライバルたちはずっと前を走っていた。この経験は、中島の心に重い蓋をする。</p><p>「大きい目標を立てないようにしよう」「他人と比べないようにしよう」</p><p>競技を続けるか迷ったが、兵庫のあこがれの先輩である宇都宮絵莉の背中を追って園田学園女大に進学。大学、社会人と記録面では少しずつ自己記録を更新していたが、タイトルからはどんどん遠ざかった。いつしか、「負けても何も思わなくなってしまった」。</p><p>中島は心の奥で気づいていた。</p><div id="attachment_181579" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-181579" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/24b60e97fe6bf47cb8a6698390662f6a.jpg" alt="" width="800" height="533" class="size-full wp-image-181579" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/24b60e97fe6bf47cb8a6698390662f6a.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/24b60e97fe6bf47cb8a6698390662f6a-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/24b60e97fe6bf47cb8a6698390662f6a-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-181579" class="wp-caption-text">あこがれだった先輩の宇都宮絵莉さん。昨年引退し、退社してからもサポートに駆けつける</p></div><p>「勝ちたいし、勝ちたい、と思える自分になりたい。それがないとあの場所には戻れない。陸上競技をしていて、中学、高校と、やっぱり数字や順位として出たのがうれしかった。もう一回、日本一の景色、それを争う景色を見たかった」</p><p>どれだけ自己ベストを更新しても、“12秒台時代”に加われず「胸がギュッと締めつけられた」。2020年にはオーバートレーニング症候群にもなった。21年、東京五輪シーズンを最後に引退しようと思った。</p><p>だが、その年の日本選手権の予選で、右脚付け根を剥離骨折。予選は通過したが、準決勝で敗れて決勝に進めなかった。心の奥に眠っていたものがうずく。</p><p>「勝ちたいっていう気持ちがバンって出てきたんです。まだ腐っていなかった。こういう気持ちを持てるんだって気づいたんです」</p><p>22年に福部が12秒73という日本新記録を樹立。苦しみながら復活を遂げた同期の存在、道を切り開いてくれた先輩たち、どんどんと成長してくる後輩たち。それらを刺激に中島は1つ、高かったハードルを跳び越えた。</p><p>23年に400mハードルのドーハ世界選手権代表の豊田将樹（富士通）と結婚。研究熱心で、陸上競技に対する姿勢に感銘を受けつつ、「日本記録を出せるポテンシャルがある」とずっと背中を押された。「身近な人に言われると、できるような気がしてくるんです」。</p><p>昨年9月に、初めて13秒台の壁を破る12秒99。「これでやっと戦う土俵に立てる」。そして、「どうしても東京世界選手権に出たい」と初めて公言するようになった。</p><p>今季、織田記念で優勝したのが、全国レベルの主要競技会13年ぶりのタイトル。“新星”のような扱いに、「全然、嫌な捉え方ではなくて、『あ、私、やっぱり消えていたんだ』って思ったんです」。そんな自分が走り、結果を出すことで、「努力が必ず実るわけではないけど、いろんな楽しみ方、向き合い方があるんだよって中高生に知ってもらえたら、アスリートとして幸せです」。</p><p>細身の身体ながら、持ち味はスプリント力とバネ。手動100mでは11秒0～1台を安定して出している。夫と同じように自身の練習や海外選手の走りの動画を繰り返し見るように鳴り、「高いところから下ろしていく」ハードリングを身体に染みこませた。</p><p>日本選手権後、7月に渡欧し、フィンランドのレースで東京世界選手権の参加標準記録（12秒73）を破る12秒71をマーク。帰国後の実業団・学生対抗でも同タイムで走って見せた。「抜き脚ももっと『縦抜き』にできれば、12秒6台、5台も見えてきます」と手応えをつかんでいる。</p><p>日本代表壮行会では、選手代表を務めてあいさつもした。「世界選手権が東京で行われる瞬間に競技者として立ち会えることを誇りに思います。チームジャパン一丸となって一緒に戦いたいです」と堂々とスピーチ。「持ち時間が急きょ短くなったのでショートバージョンです。元々言いたかったのは飛んじゃいました」と舌を出す。</p><div id="attachment_181578" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-181578" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/bebda1451e66ac9fae42b1cdb4cd8b12.jpg" alt="" width="800" height="533" class="size-full wp-image-181578" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/bebda1451e66ac9fae42b1cdb4cd8b12.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/bebda1451e66ac9fae42b1cdb4cd8b12-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/bebda1451e66ac9fae42b1cdb4cd8b12-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-181578" class="wp-caption-text">念願だった日本代表ウエアに袖を通した中島</p></div><p>紆余曲折のハードル人生。「何回もケガをして、うまくいかないことがありました。何度も辞めようと思いました。すごくしんどかったですが、大事な時間でしたし、だから私はここに立てています。今までの自分の決断を大切にしたい。何度、生まれ変わってもここの道をたどりたい」。</p><p>趣味はアニメと漫画。ノア・ライルズ（米国）と同じく『ドラゴンボール』を愛して止まず、「セル編の悟飯が特に好き」。今季の中島は、そのシーンと同じく、まさに覚醒した。</p><p>世界で一番強いヤツを決める、天下一の大舞台。「最大限の準備をして、0.01秒でも速く、１本でも多く走りたい」とびきり全開パワーで初の世界大会にぶつかっていく。</p><p>■東京世界選手権<br />女子100mH　予選14日午前、準決勝・決勝15日午後</p><p><span style="font-size: 8pt;">文／向永拓史</span></p>]]></content:encoded>


					</item>
		<item>
		<title>「努力を続ける必要があるのか」田中希実が父にぶつけた思い『日本』を強く意識して迎える自国での大舞台で2種目決勝へ／東京世界陸上</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
		<media:status state="active" />
		<link>https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181554</link>

		
		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 10 Sep 2025 17:55:40 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[田中希実]]></category>
		<category><![CDATA[東京世界陸上]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.rikujyokyogi.co.jp/?p=181554</guid>
		<gnf:modified>Thu, 11 Sep 2025 15:10:45 +0900</gnf:modified>
		<oa:lastPubDate>Thu, 11 Sep 2025 15:10:45 +0900</oa:lastPubDate>

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				<description><![CDATA[<p>2021年、無観客だった国立競技場を誰よりも熱くしたのは田中希実（New Balance）だった。21歳、真夏の大冒険は、女子1500m3分台と8位入賞という驚きの物語を刻んだ。</p>
<p>それからの4年間、プロランナーとなり、父・健智コーチを含めた“TEAM NOZOMI”とともに歩み、未知の領域へと足を踏み入れている。</p>
<p>ダイヤモンドリーグ（DL）転戦、ケニア合宿、今年は初開催のグランドスラム・トラックに日本人でただ1人参加。「世界のトップ・オブ・トップの仲間入りをしたい」と突き進んできた。東京世界陸上にも1500mと5000mでしっかりと内定。進化して聖地へ戻ってくる。</p>
<p>シーズン序盤はグランドスラム・トラックの参戦により、「壁に跳ね返された」。それでも日本選手権で「原点回帰」して立て直すと、7月のDLロンドンでは5000mを14分34秒10の好記録。その後はイタリアのセストリエーレとリヴィーニョで合宿し、DL２戦を経て国内合宿を迎えた。</p>
<p>東京五輪は1500m入賞、ブダペスト世界陸上は5000m8位。悲願の「2種目決勝、2種目入賞」に向けて、最終調整だ。</p>
<p>実は今年、父子関係に少し変化があった。5月。米国・マイアミでのレースの後に感情があふれ出た田中は、レース後はコーチを務める父・健智コーチに思いをぶつけた。</p>
<p>シーズン序盤は初めての試みであるグランドスラム・トラックへの参戦など、モヤモヤしたレースが続いて「挫折感があった」と振り返る。</p>
<p>「レース直後に陸上を続けるかどうかも悩んでしまいました。勝負事に向いていないのかもしれいない。自分はここでピークじゃないのはわかっていても、相手のピークももっと上にある。勝負にならないと判断するのは早いとわかっていても、世界の頂点に並べないのなら、努力を続ける必要があるのかなって」</p>
<p>そんな思いを包み隠さず思いっきりぶつけられたのは“家族”だから。「いつもなら飲み込んで、あとから悶々として大きなぶつかり合いになるのですが、ちゃんと伝えられたのでスッキリしました」。その後、自分が父にどうしてほしいのかを訴えかけたという。</p>
<p>父・健智コーチは常々、「違うコーチに見てもらったほうがいい」と娘に伝えてきた。それは投げやりではなく、本心からだった。もっと違う世界へと到達できるチャンスがあるのではないか、と。</p>
<p>「私がのしたいことに付き合わせている部分があったと思います。マイアミのレースのあと、改めて世界陸上や、その先の頂点を求めていきたいと思った時に、父にも同じところを見てほしかったんです。『巨人の星』のように父に私が合わせるのでもなく、私に嫌々付き合うのでもなく、本当の意味で一緒に目指したいと訴えかけました。自分のためだけではなく、本当の意味で父と目指したい、と」</p>
<p>特異な親子関係だから葛藤はある。「どうしても甘えてしまう」と娘。「苦しいことや我慢をさせている。できることなら親の立場に戻って応援したい」と父。昔から家の外まで聞こえるくらいの言い争いもしてきた。そうやって前に進んできた。</p>
<div id="attachment_181552" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-181552" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/8c0d4026aa6d7e5d9098ff72a0d35887.jpg" alt="" width="800" height="533" class="size-full wp-image-181552" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/8c0d4026aa6d7e5d9098ff72a0d35887.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/8c0d4026aa6d7e5d9098ff72a0d35887-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/8c0d4026aa6d7e5d9098ff72a0d35887-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-181552" class="wp-caption-text">父・健智さんと道を切り開いてきた田中</p></div>
<p>大会1ヵ月前の穏やかなイタリアでの日々。「そういえば、最近、ケンカはちょっと落ち着いてきています」。そう言うと親子はそっくりな笑顔を浮かべつつ、「ここからは私の精神状態によって、だと思います」と田中ははにかんだ。この父子でしか描けないストーリーだ。</p>
<p>今季、「自分の成長を感じるっていうところにはまだ来られていない」。それでも挑戦を続けてきた。「あきらめるよりは、踏みとどまろうとする自分のほうがやっぱり好き」。成長したと思ったら跳ね返され、挫折し、また強くなって世界の頂点に挑戦する。たとえ一縷の望みだったとしても信じて。</p>
<p>2種目出場する田中は、すべて走り切れば5日間、合計14500mを走ることとなる。5000mは好調なだけに、「先に行われる1500mで自分の感触をつかむのが大事だと思っています」。大会初日の1500m予選がプロローグだ。</p>
<p>愛書家としても知られる田中が最近読み進めているのは『日本神話』や日本古代史を題材にしたもの。グランドスラム・トラックにただ1人の日本人として参加したことで、自分が『日本人』であることを痛烈に意識したのも、そうした題材に興味を持つきっかけだった。これまで以上に『日本代表』を意識して自国開催の世界選手権を迎えることになる。</p>
<p>十数年前、身長153cmの小さな日本人が1500mで3分台に入って五輪で入賞し、5000mで14分30秒を切るなど、世界の誰が想像しただろうか。田中が支えてくれる人たちと綴ってきた“おとぎ話”のような物語。一つの区切りとなる東京での熱走は、後世まで語り継がれる。</p>
<p><span style="font-size: 8pt;">文／向永拓史</span></p>
<p>■東京世界選手権<br />
女子1500m予選13日午後、準決勝14日午後、決勝16日午後<br />
女子5000m予選18日午後、決勝20日午後</p>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>2021年、無観客だった国立競技場を誰よりも熱くしたのは田中希実（New Balance）だった。21歳、真夏の大冒険は、女子1500m3分台と8位入賞という驚きの物語を刻んだ。</p><p>それからの4年間、プロランナーとなり、父・健智コーチを含めた“TEAM NOZOMI”とともに歩み、未知の領域へと足を踏み入れている。</p><p>ダイヤモンドリーグ（DL）転戦、ケニア合宿、今年は初開催のグランドスラム・トラックに日本人でただ1人参加。「世界のトップ・オブ・トップの仲間入りをしたい」と突き進んできた。東京世界陸上にも1500mと5000mでしっかりと内定。進化して聖地へ戻ってくる。</p><p>シーズン序盤はグランドスラム・トラックの参戦により、「壁に跳ね返された」。それでも日本選手権で「原点回帰」して立て直すと、7月のDLロンドンでは5000mを14分34秒10の好記録。その後はイタリアのセストリエーレとリヴィーニョで合宿し、DL２戦を経て国内合宿を迎えた。</p><p>東京五輪は1500m入賞、ブダペスト世界陸上は5000m8位。悲願の「2種目決勝、2種目入賞」に向けて、最終調整だ。</p><p>実は今年、父子関係に少し変化があった。5月。米国・マイアミでのレースの後に感情があふれ出た田中は、レース後はコーチを務める父・健智コーチに思いをぶつけた。</p><p>シーズン序盤は初めての試みであるグランドスラム・トラックへの参戦など、モヤモヤしたレースが続いて「挫折感があった」と振り返る。</p><p>「レース直後に陸上を続けるかどうかも悩んでしまいました。勝負事に向いていないのかもしれいない。自分はここでピークじゃないのはわかっていても、相手のピークももっと上にある。勝負にならないと判断するのは早いとわかっていても、世界の頂点に並べないのなら、努力を続ける必要があるのかなって」</p><p>そんな思いを包み隠さず思いっきりぶつけられたのは“家族”だから。「いつもなら飲み込んで、あとから悶々として大きなぶつかり合いになるのですが、ちゃんと伝えられたのでスッキリしました」。その後、自分が父にどうしてほしいのかを訴えかけたという。</p><p>父・健智コーチは常々、「違うコーチに見てもらったほうがいい」と娘に伝えてきた。それは投げやりではなく、本心からだった。もっと違う世界へと到達できるチャンスがあるのではないか、と。</p><p>「私がのしたいことに付き合わせている部分があったと思います。マイアミのレースのあと、改めて世界陸上や、その先の頂点を求めていきたいと思った時に、父にも同じところを見てほしかったんです。『巨人の星』のように父に私が合わせるのでもなく、私に嫌々付き合うのでもなく、本当の意味で一緒に目指したいと訴えかけました。自分のためだけではなく、本当の意味で父と目指したい、と」</p><p>特異な親子関係だから葛藤はある。「どうしても甘えてしまう」と娘。「苦しいことや我慢をさせている。できることなら親の立場に戻って応援したい」と父。昔から家の外まで聞こえるくらいの言い争いもしてきた。そうやって前に進んできた。</p><div id="attachment_181552" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-181552" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/8c0d4026aa6d7e5d9098ff72a0d35887.jpg" alt="" width="800" height="533" class="size-full wp-image-181552" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/8c0d4026aa6d7e5d9098ff72a0d35887.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/8c0d4026aa6d7e5d9098ff72a0d35887-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/8c0d4026aa6d7e5d9098ff72a0d35887-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-181552" class="wp-caption-text">父・健智さんと道を切り開いてきた田中</p></div><p>大会1ヵ月前の穏やかなイタリアでの日々。「そういえば、最近、ケンカはちょっと落ち着いてきています」。そう言うと親子はそっくりな笑顔を浮かべつつ、「ここからは私の精神状態によって、だと思います」と田中ははにかんだ。この父子でしか描けないストーリーだ。</p><p>今季、「自分の成長を感じるっていうところにはまだ来られていない」。それでも挑戦を続けてきた。「あきらめるよりは、踏みとどまろうとする自分のほうがやっぱり好き」。成長したと思ったら跳ね返され、挫折し、また強くなって世界の頂点に挑戦する。たとえ一縷の望みだったとしても信じて。</p><p>2種目出場する田中は、すべて走り切れば5日間、合計14500mを走ることとなる。5000mは好調なだけに、「先に行われる1500mで自分の感触をつかむのが大事だと思っています」。大会初日の1500m予選がプロローグだ。</p><p>愛書家としても知られる田中が最近読み進めているのは『日本神話』や日本古代史を題材にしたもの。グランドスラム・トラックにただ1人の日本人として参加したことで、自分が『日本人』であることを痛烈に意識したのも、そうした題材に興味を持つきっかけだった。これまで以上に『日本代表』を意識して自国開催の世界選手権を迎えることになる。</p><p>十数年前、身長153cmの小さな日本人が1500mで3分台に入って五輪で入賞し、5000mで14分30秒を切るなど、世界の誰が想像しただろうか。田中が支えてくれる人たちと綴ってきた“おとぎ話”のような物語。一つの区切りとなる東京での熱走は、後世まで語り継がれる。</p><p><span style="font-size: 8pt;">文／向永拓史</span></p><p>■東京世界選手権<br />女子1500m予選13日午後、準決勝14日午後、決勝16日午後<br />女子5000m予選18日午後、決勝20日午後</p>]]></content:encoded>


					</item>
		<item>
		<title>3000m障害・三浦龍司「メダルが着実に近づいている」今季大幅日本記録更新 思い描くメダル争いのレースとは？／東京世界陸上</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
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		<link>https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/181547</link>

		
		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 10 Sep 2025 15:55:11 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[RSS]]></category>
		<category><![CDATA[三浦龍司]]></category>
		<category><![CDATA[東京世界陸上]]></category>
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		<gnf:modified>Thu, 11 Sep 2025 15:10:55 +0900</gnf:modified>
		<oa:lastPubDate>Thu, 11 Sep 2025 15:10:55 +0900</oa:lastPubDate>

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				<description><![CDATA[<p>世界最高峰のダイヤモンドリーグ。男子3000m障害の絶対王者ソフィアン・エル・バッカリ（モロッコ）がチラリと右を見やり、表情が変わる。1人の日本人のスパートに少しだけ歯を食いしばった。</p>
<p>「さすがに備えていたのはわかっていました。余裕はあったと思います」</p>
<p>だが、「勝ちに行きましたし、思ったよりあっさり抜かせてくれた」時は、もしかすると――と思わせた。三浦龍司（SUBARU）が、世界のライバルにとって入賞争いの1人から、メダル争いの1人として認識された瞬間だった。</p>
<p>エル・バッカリの2段スパートには屈したが、8分03秒43は自らの日本記録を6秒以上も更新。「そろそろ更新したいと思っていましたし、狙った時に出せたのは良かったです。思っていた以上に更新できたのはうれしかったです」。</p>
<p>今シーズンがスタートする前の取材でこう話していた。「8分05秒くらいで行ければ違った感覚がある。出せそうな感じはあります。それくらいのタイムを持って世界選手権に臨みたい」。まさに有限実行だった。</p>
<p>昨年のパリ五輪では8位入賞を果たしたが、レースを振り返ると残り1000mで「そこだろ！行け！」と今でも悔やむシーンがある。今回のDLでエル・バッカリを追い詰めたレースは、まさにその勝負どころで「いつもなら溜めていたところを、振り切って、覚悟を持って行ったんです」。自ら殻を破った。</p>
<p>「昨年は少し足りていなかった」というクロスカントリーやファルトレクなど不整地を使った練習で土台を作ると、今季は800mや1500mといったスピード系のトレーニングの質がグッと上がった。「400mを5本いくメニューでも、段々と良いフォームで最後までこなせるようになった」。<br />
<div id="attachment_181548" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-181548" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/3c1bfddd0cb0d7e11453d4f570e6e803.jpg" alt="" width="800" height="533" class="size-full wp-image-181548" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/3c1bfddd0cb0d7e11453d4f570e6e803.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/3c1bfddd0cb0d7e11453d4f570e6e803-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/3c1bfddd0cb0d7e11453d4f570e6e803-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-181548" class="wp-caption-text">メダル獲得に向けてのプランは完成間近</p></div>
<p>今季の世界リスト3位で立つ国立競技場。「ダイヤモンドリーグとは違うレースの進み方になる」としっかりと頭に入れた上で「障害、水濠は大きなアドバンテージ。2000mまでの余裕度が大事で、最後の第二集団が4、5人に絞られた中にいられれば」とメダルへの道筋を思い描く。</p>
<p>「メダルが着実に近づいています」</p>
<p>三浦が出合うべくして出合ったサンショーはまさに“天職”。2021年に国立競技場で躍動し、7位入賞という快挙を成し遂げた青年は、4年かけて世界トップランナーへと駆け上がった証を聖地に刻む。</p>
<p>男子3000m障害は初日（13日）の午後に予選が行われ、3日目の午後に決勝が行われる。</p>
<p><span style="font-size: 8pt;">文／向永拓史</span></p>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>世界最高峰のダイヤモンドリーグ。男子3000m障害の絶対王者ソフィアン・エル・バッカリ（モロッコ）がチラリと右を見やり、表情が変わる。1人の日本人のスパートに少しだけ歯を食いしばった。</p><p>「さすがに備えていたのはわかっていました。余裕はあったと思います」</p><p>だが、「勝ちに行きましたし、思ったよりあっさり抜かせてくれた」時は、もしかすると――と思わせた。三浦龍司（SUBARU）が、世界のライバルにとって入賞争いの1人から、メダル争いの1人として認識された瞬間だった。</p><p>エル・バッカリの2段スパートには屈したが、8分03秒43は自らの日本記録を6秒以上も更新。「そろそろ更新したいと思っていましたし、狙った時に出せたのは良かったです。思っていた以上に更新できたのはうれしかったです」。</p><p>今シーズンがスタートする前の取材でこう話していた。「8分05秒くらいで行ければ違った感覚がある。出せそうな感じはあります。それくらいのタイムを持って世界選手権に臨みたい」。まさに有限実行だった。</p><p>昨年のパリ五輪では8位入賞を果たしたが、レースを振り返ると残り1000mで「そこだろ！行け！」と今でも悔やむシーンがある。今回のDLでエル・バッカリを追い詰めたレースは、まさにその勝負どころで「いつもなら溜めていたところを、振り切って、覚悟を持って行ったんです」。自ら殻を破った。</p><p>「昨年は少し足りていなかった」というクロスカントリーやファルトレクなど不整地を使った練習で土台を作ると、今季は800mや1500mといったスピード系のトレーニングの質がグッと上がった。「400mを5本いくメニューでも、段々と良いフォームで最後までこなせるようになった」。<br /><div id="attachment_181548" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-181548" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/3c1bfddd0cb0d7e11453d4f570e6e803.jpg" alt="" width="800" height="533" class="size-full wp-image-181548" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/3c1bfddd0cb0d7e11453d4f570e6e803.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/3c1bfddd0cb0d7e11453d4f570e6e803-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/09/3c1bfddd0cb0d7e11453d4f570e6e803-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-181548" class="wp-caption-text">メダル獲得に向けてのプランは完成間近</p></div><p>今季の世界リスト3位で立つ国立競技場。「ダイヤモンドリーグとは違うレースの進み方になる」としっかりと頭に入れた上で「障害、水濠は大きなアドバンテージ。2000mまでの余裕度が大事で、最後の第二集団が4、5人に絞られた中にいられれば」とメダルへの道筋を思い描く。</p><p>「メダルが着実に近づいています」</p><p>三浦が出合うべくして出合ったサンショーはまさに“天職”。2021年に国立競技場で躍動し、7位入賞という快挙を成し遂げた青年は、4年かけて世界トップランナーへと駆け上がった証を聖地に刻む。</p><p>男子3000m障害は初日（13日）の午後に予選が行われ、3日目の午後に決勝が行われる。</p><p><span style="font-size: 8pt;">文／向永拓史</span></p>]]></content:encoded>


					</item>
		<item>
		<title>織田裕二さん単独インタビュー「海外に行く環境が当たり前に」東京世界陸上への思い語る「文化として根づいてほしい」</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
		<media:status state="active" />
		<link>https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/179255</link>

		
		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 14 Aug 2025 18:38:48 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[特集]]></category>
		<category><![CDATA[RSS]]></category>
		<category><![CDATA[東京世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[織田裕二]]></category>
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		<gnf:modified>Fri, 23 Jan 2026 14:06:44 +0900</gnf:modified>
		<oa:lastPubDate>Fri, 23 Jan 2026 14:06:44 +0900</oa:lastPubDate>

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				<description><![CDATA[<p><strong>34年ぶりに東京開催となる世界陸上（9月13日～21日／東京・国立競技場）の開幕まで1ヵ月を切った。長くTBSのメインキャスターを務め、今回はスペシャルアンバサダーとして大会を盛り上げる俳優の織田裕二さんが本誌の単独インタビューに応え、日本代表や東京世界陸上への思いを語った。</strong></p>
<p><strong>――東京世界陸上の開幕まであと1ヵ月です。</strong></p>
<p>急に盛り上がって来たって感じがしますね。やっぱり全米選手権が終わってアメリカ代表が決まるといよいよだなって。日本選手権も終わって日本代表も少しずつ決まっていますが、まだじゃないですか？（8月24日まで出場資格の有効期間）</p>
<p>一番ドキドキなのは男子100m。誰が代表になるのか。サニ（サニブラウン・アブデル・ハキーム／東レ）はどうなるのかな？</p>
<p><strong>――日本選手権を優勝し、8年ぶりに9秒台を出した桐生祥秀選手（日本生命）は当確です。高校生で世界デビューした時から見ていらっしゃいました。</strong></p>
<p>13年のモスクワ大会に出た時は17歳。当時は、素人の僕が見ても「ここからどうやって速くなっていくの？」と思っていたし、大変だったと思うんです。そこから日本人で初めて9秒台に入って。それ以降も期待やプレッシャーはハンパじゃなかったはず。</p>
<p>それにもつぶされずに9秒台を出すのは素晴らしいですね。普通なら燃え尽きてもおかしくないのに、続けられるモチベーションがすごい。夢の舞台が、しかも東京である。最高です。全部出し切るくらいに思っているんじゃないかな。<br />
<div id="attachment_179262" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-179262" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/08/KPW250813_078.jpg" alt="" width="800" height="533" class="size-full wp-image-179262" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/08/KPW250813_078.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/08/KPW250813_078-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/08/KPW250813_078-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-179262" class="wp-caption-text">東京世界陸上への熱い思いを語る織田裕二さん</p></div>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p><strong>34年ぶりに東京開催となる世界陸上（9月13日～21日／東京・国立競技場）の開幕まで1ヵ月を切った。長くTBSのメインキャスターを務め、今回はスペシャルアンバサダーとして大会を盛り上げる俳優の織田裕二さんが本誌の単独インタビューに応え、日本代表や東京世界陸上への思いを語った。</strong></p><p><strong>――東京世界陸上の開幕まであと1ヵ月です。</strong></p><p>急に盛り上がって来たって感じがしますね。やっぱり全米選手権が終わってアメリカ代表が決まるといよいよだなって。日本選手権も終わって日本代表も少しずつ決まっていますが、まだじゃないですか？（8月24日まで出場資格の有効期間）</p><p>一番ドキドキなのは男子100m。誰が代表になるのか。サニ（サニブラウン・アブデル・ハキーム／東レ）はどうなるのかな？</p><p><strong>――日本選手権を優勝し、8年ぶりに9秒台を出した桐生祥秀選手（日本生命）は当確です。高校生で世界デビューした時から見ていらっしゃいました。</strong></p><p>13年のモスクワ大会に出た時は17歳。当時は、素人の僕が見ても「ここからどうやって速くなっていくの？」と思っていたし、大変だったと思うんです。そこから日本人で初めて9秒台に入って。それ以降も期待やプレッシャーはハンパじゃなかったはず。</p><p>それにもつぶされずに9秒台を出すのは素晴らしいですね。普通なら燃え尽きてもおかしくないのに、続けられるモチベーションがすごい。夢の舞台が、しかも東京である。最高です。全部出し切るくらいに思っているんじゃないかな。<br /><div id="attachment_179262" style="width: 810px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-179262" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/08/KPW250813_078.jpg" alt="" width="800" height="533" class="size-full wp-image-179262" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/08/KPW250813_078.jpg 800w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/08/KPW250813_078-300x200.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2025/08/KPW250813_078-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-179262" class="wp-caption-text">東京世界陸上への熱い思いを語る織田裕二さん</p></div>]]></content:encoded>


					</item>
		<item>
		<title>東京世界陸上シーズンの幕開け！泉谷駿介が走幅跳に登場 田中希実は3大会連続 海外スターも集結／世界室内</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
		<media:status state="active" />
		<link>https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/164463</link>

		
		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 20 Mar 2025 17:39:18 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
		<category><![CDATA[特集]]></category>
		<category><![CDATA[RSS]]></category>
		<category><![CDATA[田中希実]]></category>
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		<category><![CDATA[マフチフ]]></category>
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		<gnf:modified>Thu, 20 Mar 2025 17:42:24 +0900</gnf:modified>
		<oa:lastPubDate>Thu, 20 Mar 2025 17:42:24 +0900</oa:lastPubDate>

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				<description><![CDATA[<p>◇南京世界室内選手権（3月21～23日／中国・南京）</p>
<p>中国・南京で世界室内選手権がいよいよ開幕する。9月の東京世界選手権に向けてのシーズンの幕開けでもあり、世界トップ選手も室内のピークをここに合わせてくる。4月から始まる屋外シーズンに向けて力関係もわかってくるだろう。</p>
<p>日本代表は13人。注目は男子走幅跳の泉谷駿介（住友電工）だ。110mハードルで13秒04の日本記録を持つ世界屈指のハードラーだが、走幅跳でも日本歴代10位の8m14のベストを持つ。「世界選手権の参加標準記録8m27を跳んで3位以内」が目標だ。この種目には東京五輪代表の津波響樹（大塚製薬）が出場する。</p>
<p>男子400mで44秒88（日本歴代3位）を持つ佐藤風雅（ミズノ）も出場。今年はすでに45秒56という好タイムでシーズンインしている。この種目には吉川崚（筑波大院）も代表に入った。男子60mには木梨嘉紀（筑波大院）と高校生の西岡尚輝（東海大仰星高）が代表入り。2月の日本選手権室内60mを制した西岡は100mで10秒11がベストで、高校生での代表入りは桐生祥秀（洛南高、現・日本生命）以来だ。</p>
<p>男子七種競技には十種競技でブダペスト世界選手権に出場している丸山優真（住友電工）がエントリー。今年は七種競技で5901点の日本新を出している。男子60mハードルは日本選手権室内を制した西徹朗（早大）が出場。また男子800mには米国の大学陸上界で力をつけている石井優吉（ペンシルベニア州立大）が初の代表入り。ショートトラック（室内）で日本記録も作った。男子走高跳はブダペスト世界選手権代表の長谷川直人（サトウ食品新潟アルビレックスRC）、成長著しい原口颯太（順大）が代表に入った。</p>
<p>女子3000mには田中希実（New Balance）は3大会連続代表入り（22年1500m、24年3000m）。前回は8位入賞を果たしており、2大会連続入賞なるか。今年は室内で4レース連続日本新を出すなど自力が上がっていることを証明。次は“勝負”で強さを見せる。</p>
<p>女子60mハードルは田中佑美（富士通）が出場。今年は8秒00の日本新記録を樹立している。パリ五輪100mハードルで準決勝に進んでいるが、「世界と勝負」するためのステップにする。</p>
<p>世界のトップ選手も多数出場。男子棒高跳で世界記録を持つアルマンド・デュプランティス（スウェーデン）や、女子走高跳世界記録保持者のヤロスラワ・マフチフ（ウクライナ）も登場。男子60mハードル世界記録保持者のグラント・ホロウェイ（米国）、男子1500mにはヤコブ・インゲブリグトセン（ノルウェー）ら、東京世界選手権での活躍も注目される選手たちのパフォーマンスも見逃し厳禁だ。</p>]]></description>
		<content:encoded><![CDATA[<p>◇南京世界室内選手権（3月21～23日／中国・南京）</p><p>中国・南京で世界室内選手権がいよいよ開幕する。9月の東京世界選手権に向けてのシーズンの幕開けでもあり、世界トップ選手も室内のピークをここに合わせてくる。4月から始まる屋外シーズンに向けて力関係もわかってくるだろう。</p><p>日本代表は13人。注目は男子走幅跳の泉谷駿介（住友電工）だ。110mハードルで13秒04の日本記録を持つ世界屈指のハードラーだが、走幅跳でも日本歴代10位の8m14のベストを持つ。「世界選手権の参加標準記録8m27を跳んで3位以内」が目標だ。この種目には東京五輪代表の津波響樹（大塚製薬）が出場する。</p><p>男子400mで44秒88（日本歴代3位）を持つ佐藤風雅（ミズノ）も出場。今年はすでに45秒56という好タイムでシーズンインしている。この種目には吉川崚（筑波大院）も代表に入った。男子60mには木梨嘉紀（筑波大院）と高校生の西岡尚輝（東海大仰星高）が代表入り。2月の日本選手権室内60mを制した西岡は100mで10秒11がベストで、高校生での代表入りは桐生祥秀（洛南高、現・日本生命）以来だ。</p><p>男子七種競技には十種競技でブダペスト世界選手権に出場している丸山優真（住友電工）がエントリー。今年は七種競技で5901点の日本新を出している。男子60mハードルは日本選手権室内を制した西徹朗（早大）が出場。また男子800mには米国の大学陸上界で力をつけている石井優吉（ペンシルベニア州立大）が初の代表入り。ショートトラック（室内）で日本記録も作った。男子走高跳はブダペスト世界選手権代表の長谷川直人（サトウ食品新潟アルビレックスRC）、成長著しい原口颯太（順大）が代表に入った。</p><p>女子3000mには田中希実（New Balance）は3大会連続代表入り（22年1500m、24年3000m）。前回は8位入賞を果たしており、2大会連続入賞なるか。今年は室内で4レース連続日本新を出すなど自力が上がっていることを証明。次は“勝負”で強さを見せる。</p><p>女子60mハードルは田中佑美（富士通）が出場。今年は8秒00の日本新記録を樹立している。パリ五輪100mハードルで準決勝に進んでいるが、「世界と勝負」するためのステップにする。</p><p>世界のトップ選手も多数出場。男子棒高跳で世界記録を持つアルマンド・デュプランティス（スウェーデン）や、女子走高跳世界記録保持者のヤロスラワ・マフチフ（ウクライナ）も登場。男子60mハードル世界記録保持者のグラント・ホロウェイ（米国）、男子1500mにはヤコブ・インゲブリグトセン（ノルウェー）ら、東京世界選手権での活躍も注目される選手たちのパフォーマンスも見逃し厳禁だ。</p>]]></content:encoded>


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		<title>ブダペスト世界陸上2023特集</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
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		<link>https://www.rikujyokyogi.co.jp/budapest2023</link>

		
		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 07 Aug 2023 20:09:18 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
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		<gnf:modified>Fri, 18 Aug 2023 16:09:37 +0900</gnf:modified>
		<oa:lastPubDate>Fri, 18 Aug 2023 16:09:37 +0900</oa:lastPubDate>

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				<description><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-110548" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/797e44ac46eee3da608d1beae84e954f-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="796" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/797e44ac46eee3da608d1beae84e954f-scaled.jpg 2560w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/797e44ac46eee3da608d1beae84e954f-300x93.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/797e44ac46eee3da608d1beae84e954f-1024x318.jpg 1024w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/797e44ac46eee3da608d1beae84e954f-768x239.jpg 768w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/797e44ac46eee3da608d1beae84e954f-1536x477.jpg 1536w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/797e44ac46eee3da608d1beae84e954f-2048x636.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 2560px) 100vw, 2560px" /></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/budapest2023/budapestmember">日本代表選手名鑑</a></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/budapest2023/budapest23timetable">タイムテーブル</a></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/budapest2023/budapest23result">メダリスト＆日本代表成績</a></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/worldchampionshipsrecords">世界陸上大会記録一覧</a></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a title="世界選手権男子100m優勝者" href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/championlist/wc01m100">世界陸上歴代優勝者</a></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/worldchampionshipswinningaprize">日本人世界選手権入賞者一覧</a></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/budapest2023/tv">TV放送スケジュール</a></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/">世界陸上関連ニュース</a></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/worldrecords">世界記録</a></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/nationalrecords">日本記録</a></strong></span></p><div class='yarpp yarpp-related yarpp-related-rss yarpp-related-none yarpp-template-list'>
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		<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-110548" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/797e44ac46eee3da608d1beae84e954f-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="796" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/797e44ac46eee3da608d1beae84e954f-scaled.jpg 2560w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/797e44ac46eee3da608d1beae84e954f-300x93.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/797e44ac46eee3da608d1beae84e954f-1024x318.jpg 1024w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/797e44ac46eee3da608d1beae84e954f-768x239.jpg 768w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/797e44ac46eee3da608d1beae84e954f-1536x477.jpg 1536w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/797e44ac46eee3da608d1beae84e954f-2048x636.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 2560px) 100vw, 2560px" /></p><p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/budapest2023/budapestmember">日本代表選手名鑑</a></strong></span></p><p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/budapest2023/budapest23timetable">タイムテーブル</a></strong></span></p><p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/budapest2023/budapest23result">メダリスト＆日本代表成績</a></strong></span></p><p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/worldchampionshipsrecords">世界陸上大会記録一覧</a></strong></span></p><p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a title="世界選手権男子100m優勝者" href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/championlist/wc01m100">世界陸上歴代優勝者</a></strong></span></p><p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/worldchampionshipswinningaprize">日本人世界選手権入賞者一覧</a></strong></span></p><p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/budapest2023/tv">TV放送スケジュール</a></strong></span></p><p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/">世界陸上関連ニュース</a></strong></span></p><p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/worldrecords">世界記録</a></strong></span></p><p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/nationalrecords">日本記録</a></strong></span></p><div class='yarpp yarpp-related yarpp-related-rss yarpp-related-none yarpp-template-list'><p>関連記事はありません。</p></div>]]></content:encoded>


					</item>
		<item>
		<title>オレゴン世界陸上2022特集</title>
		<gnf:category>sports</gnf:category>
		<media:status state="active" />
		<link>https://www.rikujyokyogi.co.jp/oregon2022</link>

		
		<dc:creator><![CDATA[月陸編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 30 Jun 2022 16:05:56 +0900</pubDate>
				<category><![CDATA[世界陸上]]></category>
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		<gnf:modified>Tue, 08 Aug 2023 12:23:12 +0900</gnf:modified>
		<oa:lastPubDate>Tue, 08 Aug 2023 12:23:12 +0900</oa:lastPubDate>

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				<description><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone wp-image-75991 size-full" src="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2022/07/66d4cb4544780c7216baf01496a4f992-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1074" srcset="https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2022/07/66d4cb4544780c7216baf01496a4f992-scaled.jpg 2560w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2022/07/66d4cb4544780c7216baf01496a4f992-300x126.jpg 300w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2022/07/66d4cb4544780c7216baf01496a4f992-1024x430.jpg 1024w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2022/07/66d4cb4544780c7216baf01496a4f992-768x322.jpg 768w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2022/07/66d4cb4544780c7216baf01496a4f992-1536x644.jpg 1536w, https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2022/07/66d4cb4544780c7216baf01496a4f992-2048x859.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 2560px) 100vw, 2560px" /></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/oregon2022/oregonmember">日本代表選手名鑑</a></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/oregon2022/timetable">タイムテーブル</a></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/oregon2022/result">メダリスト＆日本代表成績</a></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/oregon2022/worldchampionshipsrecords">世界陸上大会記録一覧</a></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/oregon2022/winningaprize">日本人世界選手権入賞者一覧</a></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/oregon2022/tv">TV放送スケジュール</a></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/worldrecords">世界記録</a></strong></span></p>
<p><span style="font-size: 18pt;"><strong><span style="color: #ff0000;">■</span><a href="https://www.rikujyokyogi.co.jp/nationalrecords">日本記録</a></strong></span></p><div class='yarpp yarpp-related yarpp-related-rss yarpp-related-none yarpp-template-list'>
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