HOME 国内

2022.09.25

田中希実 日本歴代4位の14分58秒60!「勝負に徹した」中で1年ぶり自己新/全日本実業団
田中希実 日本歴代4位の14分58秒60!「勝負に徹した」中で1年ぶり自己新/全日本実業団

◇第70回全日本実業団対抗選手権(9月23~25日/岐阜・長良川)3日目

全日本実業団対抗選手権3日目に行われた女子5000m。3組によるタイムレース決勝で行われ3組目のテレシア・ムッソー二(ダイソー)が14分57秒81をマークしてトップとなり、2日前の1500mに続いて出場した田中希実(豊田自動織機)が14分58秒60の自己新で2位に入った。

広告の下にコンテンツが続きます

海外選手がそろう中で「タイムと勝負、欲張るより今日は勝負する」と臨んだ田中。1000m2分59秒、2000m6分01秒と先頭が行く中で6~8番手を追走する。3分07秒ほどとややペースが落ちた3000~4000mだったが、徐々にふるい落としがかかっても田中は「外すぎず、内すぎず。余裕もあってリズムを作りながら走れた」と冷静に対応する。

そしてラスト1周の鐘を聞くと一気にペースアップ。そこにムッソー二が食らいつく。懸命に腕を振って直線に入る。残りわずかでムッソー二にかわされたものの、1年ぶり自己新、日本歴代4位となる14分58秒60。「自己ベストは意外。勝てなかったのは反省ですが形が見えました」と手応えをつかんだ様子だった。

来週のアスレチックスチャレンジカップは4種目エントリーしているが「1、2種目」にする予定。国体、ミドルディスタンスサーキットを挟んで、「クイーンズ駅伝は走る予定です」とスケジュールについて明かした。

◇第70回全日本実業団対抗選手権(9月23~25日/岐阜・長良川)3日目 全日本実業団対抗選手権3日目に行われた女子5000m。3組によるタイムレース決勝で行われ3組目のテレシア・ムッソー二(ダイソー)が14分57秒81をマークしてトップとなり、2日前の1500mに続いて出場した田中希実(豊田自動織機)が14分58秒60の自己新で2位に入った。 海外選手がそろう中で「タイムと勝負、欲張るより今日は勝負する」と臨んだ田中。1000m2分59秒、2000m6分01秒と先頭が行く中で6~8番手を追走する。3分07秒ほどとややペースが落ちた3000~4000mだったが、徐々にふるい落としがかかっても田中は「外すぎず、内すぎず。余裕もあってリズムを作りながら走れた」と冷静に対応する。 そしてラスト1周の鐘を聞くと一気にペースアップ。そこにムッソー二が食らいつく。懸命に腕を振って直線に入る。残りわずかでムッソー二にかわされたものの、1年ぶり自己新、日本歴代4位となる14分58秒60。「自己ベストは意外。勝てなかったのは反省ですが形が見えました」と手応えをつかんだ様子だった。 来週のアスレチックスチャレンジカップは4種目エントリーしているが「1、2種目」にする予定。国体、ミドルディスタンスサーキットを挟んで、「クイーンズ駅伝は走る予定です」とスケジュールについて明かした。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.21

「2強」日本郵政グループ、積水化学がV争いリード しまむら、エディオン、三井住友海上らが隙うかがう/クイーンズ駅伝みどころ

◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城)は11月2 […]

NEWS 来年1月の世界クロカンシニア代表発表 日本選手権5000m覇者・井川龍人、吉岡大翔、川口桃佳、信櫻空ら12名派遣

2025.11.21

来年1月の世界クロカンシニア代表発表 日本選手権5000m覇者・井川龍人、吉岡大翔、川口桃佳、信櫻空ら12名派遣

日本陸連は11月21日、第46回世界クロスカントリー選手権(来年1月10日/米国・タラハシー)のシニア日本代表12名を発表した。 シニア男女各6名ずつ。男子10kmは7月の日本選手権5000m覇者の井川龍人(旭化成)が2 […]

NEWS お詫びと訂正(月刊陸上競技2025年12月号)

2025.11.21

お詫びと訂正(月刊陸上競技2025年12月号)

月刊陸上競技2025年12月号に一部誤りがございました。 75ページに掲載した高校駅伝福岡県大会女子で、優勝した筑紫女学園の記事の中に、区間賞獲得者が1人(5区・大熊さわ選手/3年)となっておりましたが、正しくは3人(大 […]

NEWS 110mH徐卓一が13秒12 劉俊茜も13秒14 女子100mVの陳妤頡は200mも制す/中国全国運動会

2025.11.21

110mH徐卓一が13秒12 劉俊茜も13秒14 女子100mVの陳妤頡は200mも制す/中国全国運動会

中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会の陸上競技が11月20日まで広東省で開催され、男子110mハードルでは徐卓一が13秒12(+1.7)のアジア歴代5位タイの好タイムで優勝した。 22歳の徐は昨年のパリ五輪代表。 […]

NEWS 100mアジア記録保持者・蘇炳添が引退レース 「これからはさらに速い選手が現われるのを見たい」

2025.11.21

100mアジア記録保持者・蘇炳添が引退レース 「これからはさらに速い選手が現われるのを見たい」

11月20日、中国全国運動会の最終日が行われ、男子100mで9秒83のアジア記録を持つ蘇炳添(中国)が、現役最後のレースに臨んだ。 蘇は1989年生まれの36歳。高校時代から本格的に陸上競技に取り組み、2009年の中国選 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top