HOME 高校

2024.11.05

星稜が全中継所トップ通過で4年ぶり優勝 男子は遊学館が1区から独走して16連覇/石川県高校駅伝
星稜が全中継所トップ通過で4年ぶり優勝 男子は遊学館が1区から独走して16連覇/石川県高校駅伝

星稜・道見日和と遊学館・小坂玲央〔石川陸協提供〕

全国高校駅伝の出場権を懸けた石川県高校駅伝が11月4日、小松市のこまつドーム駅伝コースで行われ、女子(5区間21.0975km)は星稜が1時間18分46秒で4年ぶり12回目の制覇。男子(7区間42.195km)は遊学館が2時間16分18秒で16年連続17回目の優勝を果たした。

女子の星稜は、1区(6km)の辻本ひまり(2年)が22分21秒で首位発進。2区で遊学館に6秒差まで迫られたが、3区の松山桜彩(1年)、4区の久田心希(1年)、アンカーの道見日和(3年)がいずれも区間賞に輝き、全中継所トップ通過でフィニッシュした。全国大会は地区代表を含め、4年ぶり13回目となる。

2位は1時間20分58秒で遊学館。2区の濱口柚子(1年)が区間賞を獲得している。

男子の遊学館は、一度もトップを譲らないレース運びで王者の強さを見せた。1区(10km)の岡野晴希(2年)が2位に1分02秒差をつける32分42秒で首位中継し、早くも独走態勢を築く。2区のジョセフ・ギタエ(2年)も、福岡インターハイ5000mに出場した実力で区間賞。このあと、4区以降は4連続区間賞と圧巻のレース運びで、16年連続17回目の都大路切符をつかんだ。

2位に入ったのは金沢学大附。タイムは2時間21分04秒で、3区の室屋陸空(3年)が区間トップと一矢報いた。

全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、通例の都道府県代表のほかに、今年から男女とも地区代表が出場する。

広告の下にコンテンツが続きます
全国高校駅伝の出場権を懸けた石川県高校駅伝が11月4日、小松市のこまつドーム駅伝コースで行われ、女子(5区間21.0975km)は星稜が1時間18分46秒で4年ぶり12回目の制覇。男子(7区間42.195km)は遊学館が2時間16分18秒で16年連続17回目の優勝を果たした。 女子の星稜は、1区(6km)の辻本ひまり(2年)が22分21秒で首位発進。2区で遊学館に6秒差まで迫られたが、3区の松山桜彩(1年)、4区の久田心希(1年)、アンカーの道見日和(3年)がいずれも区間賞に輝き、全中継所トップ通過でフィニッシュした。全国大会は地区代表を含め、4年ぶり13回目となる。 2位は1時間20分58秒で遊学館。2区の濱口柚子(1年)が区間賞を獲得している。 男子の遊学館は、一度もトップを譲らないレース運びで王者の強さを見せた。1区(10km)の岡野晴希(2年)が2位に1分02秒差をつける32分42秒で首位中継し、早くも独走態勢を築く。2区のジョセフ・ギタエ(2年)も、福岡インターハイ5000mに出場した実力で区間賞。このあと、4区以降は4連続区間賞と圧巻のレース運びで、16年連続17回目の都大路切符をつかんだ。 2位に入ったのは金沢学大附。タイムは2時間21分04秒で、3区の室屋陸空(3年)が区間トップと一矢報いた。 全国大会は12月22日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。なお、通例の都道府県代表のほかに、今年から男女とも地区代表が出場する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.12

【男子100m】安田夢雄生(明桜館高) 10秒33=高2歴代9位タイ

7月12日、鹿児島市の白波スタジアムで鹿児島県選手権が行われ、男子ジュニアA100mで安田夢雄生(明桜館高2鹿児島)が10秒33(+1.3)で優勝。高2歴代9位タイの好記録をマークした。 安田は2年前の全中で5位、高校入 […]

NEWS ハンマー投・中川達斗は70m47 マッカーサー・ジョイは64m66 ロサンゼルスの投てき競技会に出場/WAコンチネンタルツアー

2025.07.12

ハンマー投・中川達斗は70m47 マッカーサー・ジョイは64m66 ロサンゼルスの投てき競技会に出場/WAコンチネンタルツアー

7月11日、米国カリフォルニア州ロサンゼルスでWAコンチネンタルツアー・ブロンズのLAスロー・カップが行われ、男子ハンマー投で中川達斗(サトウ食品新潟アルビレックスRC)が70m47で9位にとなった。 5月のアジア選手権 […]

NEWS 男子200m ライルズがテボゴ抑えてV! 3ヵ月ぶり復帰戦で19秒88 女子400mボルは今季世界最高/DLモナコ

2025.07.12

男子200m ライルズがテボゴ抑えてV! 3ヵ月ぶり復帰戦で19秒88 女子400mボルは今季世界最高/DLモナコ

7月11日、ダイヤモンドリーグ(DL)第10戦の第39回ヘラクレスがモナコで開催され、男子200mでは世界選手権3連覇中のN.ライルズ(米国)が19秒88(-0.8)で優勝した。 27歳のライルズは、昨年のパリ五輪100 […]

NEWS ホクレンDC最終戦・網走大会に三浦龍司がエントリー! 女子5000mに廣中璃梨佳 世界陸上代表・安藤友香、梅野倖子も登録

2025.07.12

ホクレンDC最終戦・網走大会に三浦龍司がエントリー! 女子5000mに廣中璃梨佳 世界陸上代表・安藤友香、梅野倖子も登録

日本陸連は7月12日、ホクレンディスタンス第5戦・網走大会(7月19日)のエントリー選手を発表した。 男子5000mには3000m障害で日本記録を更新した三浦龍司(SUBARU)がエントリー。井川龍人(旭化成)のほか、遠 […]

NEWS 十種競技・奥田啓祐は脚を痛め無念の途中棄権「しっかり休んで次戦に」/日本選手権混成

2025.07.12

十種競技・奥田啓祐は脚を痛め無念の途中棄権「しっかり休んで次戦に」/日本選手権混成

◇第109回日本選手権・混成競技(7月12、13日/岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)1日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権混成競技の1日目が行われている。男子十種競技で優勝候補だった奥田啓祐(ウィ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top