2024.03.11
ユニクロの中村麻衣が現役を引退することがわかった。
中村(旧姓・荘司)は愛知県出身の30歳。岡崎学園高時代には1500m・3000mで活躍し、3年時はインターハイ3000m13位。9分14秒99がベストだった。
中京大に進んで頭角を現わすと、1年時の全日本大学女子駅伝で1区区間賞という鮮烈なデビューを果たす。2年時には5000mと10000mでユニバーシアード(ロシア・カザン)代表となり、5000mで銅メダル、10000m4位と結果を残した。
卒業後はデンソーに所属し、18年の全日本実業団女子駅伝(クイーンズ駅伝)で1区区間2位となりチームの8位に貢献。また、都道府県対抗女子駅伝でもも安定感を見せ、愛知チームでは2度優勝している。
2020年にユニクロに移籍。21、22年とクイーンズ駅伝1区を務めるなど、チームの中心となっていた。結婚を機に、昨年秋から現姓でレースに出場していた。
ラストレースに選んだのは地元・愛知の名古屋シティマラソン・ハーフマラソンで1時間16分38秒の2位。中村は自身のSNSで「30歳まで走っているとは思っていなかったけど、いろんな経験ができて陸上を続けてて本当に良かったと思います。今までたくさんの応援ありがとうございました」と感謝を綴っている。
【写真】花束を手に笑顔を見せるユニクロの中村麻衣
▶大会結果報告🏅
— ユニクロ女子陸上競技部 (@uniqlotrackteam) March 10, 2024
3月10日(日)
名古屋シティマラソン
◆ハーフマラソン
2位 #中村麻衣 1時間16分31秒
地元・愛知でのラストレース、
笑顔でフィニッシュできました!
応援ありがとうございました❗#ユニクロ女子陸上部 pic.twitter.com/GnzLNrZmXG
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
-
2025.11.26
-
2025.11.26
-
2025.11.25
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]
2025.11.27
古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定
日本陸連は11月27日、「次世代において国際大会での活躍が期待できる競技者」を育成する「ダイヤモンドアスリート」の第12期認定者を発表した。 第11期でダイヤモンドアスリートNextageとして一部のプログラムに参加して […]
2025.11.27
岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者
富士通は11月27日、女子競歩の岡田久美子の現役引退を発表した。かねてより「今季が本当の集大成」と話していたが、正式に発表となった。 岡田は埼玉県出身。1991年生まれの34歳で、大迫傑(リーニン)、飯塚翔太(ミズノ)、 […]
2025.11.26
熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導
熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025