2023.12.12
世界陸連(WA)は12月11日はワールド・アスレティクス・アワード2023の最優秀選手に贈られる「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」の男子を発表した。
短距離からノア・ライルズ(米国)、棒高跳のアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)、マラソンのケルヴィン・キプトゥム(ケニア)が選ばれた。
ライルズは今年のブダペスト世界選手権で100m、200m、4×100mリレーの3冠。100mは9秒83、200mは19秒47と今季世界リストトップに立っている。
デュプランティスはブダペスト世界選手権で連覇を達成し、ダイヤモンドリーグ・ファイナルでは6m23の世界新記録を樹立した。キプトゥムは10月8日のシカゴ・マラソンで2時間0分35秒の世界新記録を打ち立てている。
なお、これまでは例年、男女1名ずつ選出されていたものの、今年は「投票の集計に際して、さまざまな種目があり、必要とされるスキルも千差万別であるため、投票を1人のアスリートに絞るのは非常に難しい」という意見があったため、トラック、フィールド、スタジアム外(ロード・競歩など)の3つのカテゴリーに分けられたという。
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