◇第63回全日本競歩高畠大会(10月25日/山形・高畠)
来年の北京世界選手権の代表選考会を兼ねた第63回全日本競歩高畠大会が10月25日に行われ、女子マラソン競歩は初挑戦の柳井綾音(富士通)が日本最高記録の3時間29分10秒で優勝した。なお、オープン参加したレベッカ・ヘンダーソン(豪州)が3時間14分52秒(速報値)をマーク。8月の欧州選手権でソフィア・フィオリーニ(イタリア)がマークした世界記録3時間15分11秒を破った。
柳井は5.195kmを25分50秒で通過。序盤は1km5分を切るペースで歩いていく。5kmあたり24分40秒前後でレースを展開。来年9月の北京世界選手権派遣設定記録(3時間25分00秒)には届かなかったが、3月中旬の日本選手権マラソン競歩で優勝した梅野倖子(LOCOK)がマークした日本最高記録3時間33分47秒を4分37秒短縮した。
なお、女子マラソン競歩は2026年内で出された最速タイムが日本記録として認定される。そのため、柳井のタイムを上回る選手がこのあと、今年いっぱいいなければ、日本記録となる。
柳井は22年U20世界選手権10000m競歩で銅メダルを獲得。23年3月の全日本能美大会20km競歩を優勝している。24年にはパリ五輪男女混合リレー競歩に出場。昨年の東京世界選手権20km競歩にも出ている。
一方、ヘンダーソンは5.195km時点で24分45秒と、柳井に1分05秒差をつけた。その後ペースを上げ、15.195kmを1時間10分46秒、20.195kmを1時間33分39秒、中間点は1時間37分45秒あたりで通過。25.195kmを1時間56分31秒で歩いた後も勢いはほとんど変わらず、従来の世界記録を19秒更新した。
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