◇第103回箱根駅伝予選会(10月17日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km)
第103回箱根駅伝予選会が10月17日に行われ、東洋大が10時間31分30秒でトップ通過を決めた。
日体大は10時間39分52秒の9位で、79年連続79回目の本戦出場を決めている。
しぶといレース運びで伝統をつないだ。玉城良二駅伝監督は「全日本選考会以降はほとんどトラックレースに出ずに、きっちりと予選会対策をやってきました」と地道な取り組みが花開いた。
「留学生やエース的な選手もおらず、タイム的にも全然遅いチーム」と玉城監督が語ったように、厳しい戦いを覚悟。10km通過時点では出場圏外だったが、天瀬海斗(4年)と水津勇人(2年)が引っ張る集団走が機能する。
玉城監督は「早い段階から前に行けるチーム力はなかった」と振り返るように、15kmで10位に浮上。チーム4番手となった水津が1時間4分00秒で、そこから10番手が1時間4分31秒でフィニッシュすると、最終的に9位まで順位を引き上げた。
フリーで走った前3人も夏見虹郎(2年)が1時間2分52秒で35位に入るなど好走。夏目は自身の走りについては「50点」と厳しかったが、「目標を達成することができたので、チームとしては100点満点だと思います」と前を向く。
2018年の総合4位以降はシードが遠ざかるが、まずは伝統をつないだ。昨年は学生への重圧を慮っていた玉城監督は「やっぱり毎年、毎年のチームです。彼らがプレッシャーではなく、力になってくれれば一番良い」と思いは変わらない。
79回目の箱根路へ、夏目は「玉城先生がおっしゃるように、しっかりと箱根でも謙虚に走れたらと思います」と足元を見つめていた。
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