2026.10.16
◇第80回国民スポーツ大会・陸上競技(10月15~19日/青森・新青森県総合運動公園陸上競技場)2日目
あおもり国民スポーツ大会・陸上競技の2日目に成年女子100m決勝が行われ、成年100mの男子は山本匠真(広島・広島大院)が10秒31(-0.7)、女子は井戸アビゲイル風果(福島・東邦銀行)が11秒50(+0.5)でともに初優勝を飾った。
先に行われた男子は、山本が終盤に力強く抜け出す。前日の冷雨から「いいコンディションに持っていけなかった部分がある」とスタートで先行を許す場面もあったが、「しっかりと自分の良い接地をしながら、減速を抑える自分の強みを発揮して最後にかわせばいい」と冷静にレースを進めたという。
日本グランプリシリーズ4勝、日本インカレ優勝など今季の好調ぶりを改めて示した山本。「また一つ大きな自信になるのではないかと思います」と胸を張った。
女子は、井戸が快勝。「まずは優勝できたことが一番うれしい」と笑顔で振り返る。
準決勝では大学の後輩である税田ジェニファー璃美(東京・甲南大)が学生歴代10位の11秒51(-0.1)をマークするなか、0.02秒先着。決勝は2位に食い込んだ税田に0.08秒差と、名古屋アジア大会代表として貫禄を示した。
「中盤(上体が)起き上がってから前に脚を回す感覚を意識しました」。後半の強さでその言葉を証明した井戸。アジア大会では200mではメダルにあと0.01秒差の23秒21(-0.2)で4位に入ったが、100mは準決勝敗退だった。「悔しい結果に終わったので、100mは特に全体的な流れを修正してきました」。スプリントにさらに磨きをかけ、来年の世界をしっかりと見据えていく。
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