◇第80回国民スポーツ大会・陸上競技(10月15~19日/青森・新青森県総合運動公園陸上競技場)1日目
あおもり国民スポーツ大会・陸上競技の1日目が行われた。U20規格で行われた少年男子共通110mハードルでは、後藤大樹(京都・洛南高2)が13秒63(-1.0)で優勝した。国スポは2年ぶりのVとなる。
アジア大会の400mハードルで銀メダルに輝いた17歳の後藤。10月4日にはU20日本選手権の200mを20秒40(+0.9)で優勝し、つい数日前には日本選手権リレーの4×100mリレーに出場していた。
連戦にも「2日くらい寝て(休んで)、おいしいものを食べれば回復できる」と疲労を感じさせない快走。もともと、中学時代に全中を制し、U20規格の中学最高(13秒83)を持つ“本職”だ。「嫌いな400mハードルではないので、楽しく陸上をできています」と笑う。
110mハードルもほとんど練習できていないが、予選でしっかり修正。「縦の刻む意識を思い出せた」と言い、「雨で気温も低い中で勝負強さは出せました」と納得していた。
この後は300mハードルも控え「負けられない。チャレンジャーではなく、自分の記録を更新して勝ちきりたい」と強い気持ちを見せ、さらにリレー種目も「あるかもしれません」とニヤリと笑った。
成年男子110mハードルは野本周成(愛媛・愛媛県競技力本部)が悪条件のなか13秒39(-1.5)の好タイムで制し、「13秒2台は出たと思う」と手応えをつかんでいた。
少年女子A2000m障害では近藤楓香(愛媛・聖カタリナ高2)がU20・18日本新となる6分31秒52でV。成年男子3000m障害は新家裕太郎(大阪・愛三工業)が29年ぶり大会新となる8分24秒71で制した。
成年女子ハンマー投はこの試合が引退試合となる三村啓恵(福井・立命大)が、57m56で優勝。インターハイ以来となる日本一を獲得し、引退に花を添えた。地元期待のアジア大会代表・村上来花(青森・ゼンリン)は56m38の3位だった。
あおもり国スポの陸上競技は19日まで実施。2日目には少年男子Aや成年の100m決勝など18種目で決勝が行われる。
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