◇第110回日本選手権リレー(10月10、11日/東京・国立競技場)2日目
リレー日本一を懸けた第110回日本選手権リレーの2日目に男子4×400mリレー決勝が行われ、関学大が学生歴代9位の3分07秒74で80年ぶり3度目の優勝を飾った。
6月に学生歴代3位(当時/現・4位)の3分03秒84をマークし、今季ランキングでは堂々トップで臨みながら、予選敗退に終わった9月の日本インカレからの雪辱。それが今大会の関学大のテーマだった。
アンカーを務めた主将・小幡丈士(3年)は「この1ヵ月、みんなで努力してきました」と振り返る。
1走の妻鹿匠 (3年)が「もうちょっといい位置で渡したかった」と言いながらも上位でバトンをつなぐ。2走の前主将・田中洸希 (4年)は110mハードルが専門ながらトップ争いに食い込み、「周りの選手についていこうというイメージ通り。目標通りの走りができました」。
前短距離パート長の3走・谷生悠真(4年)は「4走に絶対的エースがいるので、僕がいい位置で渡せれば1位になってくれると思っていた」という言葉通り、トップ争いでバトンを運ぶ。そして、日本インカレ400m8位の小幡が、中京大、早大らとの大混戦の優勝争いから抜け出した。
1946年以来、3度目の日本選手権優勝に、メンバー全員が驚きつつ「先輩方に追いつけた」(妻鹿)、「これからの関学大の歴史をもう一度作っていくきっかけになる」(田中)と誇らしげに語る。
谷生は「4人全員が、それぞれを信じて自分のレースをした結果です」と振り返るように、日本インカレで味わった悔しさがチームを大きく成長させた。4年生の2人は、これが関学大としてバトンをつなぐ最後のレースとなり、「最高の引退レースになりました」と谷生は笑顔で話した。
先輩たちの思いを引き継ぐ後輩たちを代表し、チームを引っ張ることになる小幡は「自分も含めて、まずは個々の力を成長させていければと思っています」と前を見つめた。
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