◇第110回日本選手権リレー(10月10、11日/東京・国立競技場)2日目
リレー日本一を懸けた第110回日本選手権リレーの2日目に男子4×100mリレー決勝が行われ、東洋大が38秒45の学生タイ記録で初優勝を果たした。
学生王者としての意地を示した。2位の中大が38秒49の学生歴代3位、3位の大東大が38秒66の同歴代7位、上位3チームが大会新というハイレベルのレースを、東洋大が制覇。一昨年の日本インカレで出したチーム記録を0.02秒塗り替え、その時に早大が樹立した学生記録にピタリと並び、初の日本選手権者に輝く。
9月の日本インカレを制した時は1年生2人、4年生2人のオーダーだったが、今回は2走の中村大空(3年)以外は全員が1年生という布陣。「学生記録を目標に掲げて臨みました」と中村は話す。あと0.01秒で新記録こそ逃したが、「学生記録保持者」の称号は手にした。
1走の北村仁一朗、4走の山田吾愛仁は日本インカレに続いてメンバー入りし、力走を見せた。「今シーズンは本当にいい思いばかりさせていただきました。みんなの支えがあってここに立てている」と北村が感謝の気持ちを語れば、山田も「予選は全然良くなかったけど、監督やコーチとしっかり話し合って今日はいい走りができました。それがつながったと思います」。
さらに、3走に抜擢された安川は「僕がこのチームを勝利に引っ張るんだという思いで4人ともが走ったレース」とチーム一丸を強調。「しっかりと力を発揮して、チームに貢献できてうれしいです」と笑顔を見せた。
上級生として1年生たちをリードした中村は、「初のライオンメダル(日本選手権者に贈られるメダル)を取れたところはうれしいです」とうなずく。そして、「バトンパスもそうだし、自分の走りとしてももう一段アップできる。来年に向けて頑張りたい」と力強く話した。
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