日本陸連は10月3日、U16大会(10月23日~25日/三重・伊勢)において大阪府中体連陸上競技部が申込期間内に参加申込(エントリー)を行わなかった事案について、中体連側から要望のあった救済措置を行わず、エントリーを認めないことを発表した。
U16大会の種目は、申込資格記録を突破した競技者が参加する種目と、普及推進を目的とした150mやジャベリックスローなど都道府県から1名ずつが参加できる「都道府県代表種目」(男女各4種目)に分かれている。
今回の事案に該当するのは後者の「都道府県代表種目」。各都道府県陸協が選考を行い、それぞれの陸協からエントリーする方式で、日本陸連は各陸協に大会要項を提示し、申込期限の厳守を求めていた。だが、大阪府中体連陸上競技部は申込期限を過ぎてしまったことを受け、日本陸連へ事情を説明したうえで、出場できるよう救済措置を要望していた。
日本陸連は、申込期限の9月24日18時までに手続きが完了しなかったとして、今大会への参加を認めないという判断をした。この決定の背景には、申込期間が8月21日から1ヵ月以上と十分な期間があったことなどを理由に挙げる。また、かなり昔の時期に、同様の事例に対して特例で参加を受け入れていた事例があったことも認めたが、陸連の対応が異なることで競技会の公平性が問われるほか、いつまでもエントリーが確定せず競技会の運営に支障をきたすことが問題となっていた。
そのため、日本陸連は、できる限り申込手続きを行いやすい環境を整えたうえで、申込期限を過ぎたエントリーについては参加を認めないという対応に統一していると説明した。
一方、今回のような事案が繰り返されないよう、日本陸連側もSNSやメールを通じて注意喚起のメッセージを発信するなど、再発防止に向けた対策を検討している。
なお、大阪府中体連陸上競技部は今回の件について、ホームページで謝罪文を発表。「関係する選手、保護者、所属校・所属クラブ及び指導者の皆様に、多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、改めて深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「申込手続及び確認体制の見直しをはじめとする再発防止策の実施も進めております」としている。
U16大会は、U18大会と併催で10月23日から25日まで、三重県伊勢市の三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場で行われる。
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