HOME 国内、日本代表

2026.09.29

5000m山口智規が積極レースで銀!「イメージした」残り800mでスパート「すごく大きな価値がある」/名古屋アジア大会
5000m山口智規が積極レースで銀!「イメージした」残り800mでスパート「すごく大きな価値がある」/名古屋アジア大会

山口智規(26年名古屋アジア大会)

◇第20回アジア大会・陸上競技(9月23~29日/愛知県名古屋市・パロマ瑞穂スタジアム)最終日

名古屋アジア大会の最終日7日目の午後セッションに男子5000mが行われ、山口智規(SGホールディングス)が13分31秒43で銀メダルを獲得した。

広告の下にコンテンツが続きます

森凪也(Honda)が13分35秒55で4位に入り、ビルハヌ・バレウ(バーレーン)が13分30秒79で3連覇を飾り、10000mとの2冠に輝いた。

「ここだと思ったところで勝負しよう」。それが残り2周だった。2000mあたりから6人に絞られた先頭集団から、一気に抜け出す。山口についたのはアジア記録(12分45秒70)を持ち、世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルの今季王者、ビルハヌ・バレウ(バーレーン)ただ1人だ。

残り1周に入る前にバレウが前に出て、残り200mでスパート。山口はそれにつけなかった。金メダルまで、あと0.64秒。「競技者としては負けてしまったことは悔しいと感じなければいけない」と言いつつも、「自分がイメージしたとおりのレースをして負けたということは、自分にとってすごく大きな価値のあるものだと思います」と胸を張った。

早大卒の社会人1年目。4月の金栗記念5000mで13分16秒38をマークし、5月のセイコーゴールデングランプリでは1500mに出場して3分38秒51と順調なスタートを切った。

だがその後、仙骨の疲労骨折のため6月の日本選手権の出走を断念。それでも、金栗記念の結果から5000mでアジア大会代表に選出された。

9月上旬のドイツのレースで復帰したが、「ちょっと不安があった」と明かす。本当は「残り3周でいければもっとチャンスがあったと思います」。そこが「今の課題です」と振り返る。

それでも、日本勢の同種目では同じ自国開催だった1994年広島大会を制した高岡寿成以来、32年ぶりの快挙。世界大会でもなかなか予選突破に届かないこの種目で、歴史を動かす力走を見せた。

「長期的にはロサンゼルス五輪の5000mで入賞すること」を目標に掲げ、そのライバルの1人となるであろうバレウに対しても「2年後、ラスト100mまでしっかりと勝負して、この負けを価値のあるものにしたい」と力強く語った。

◇第20回アジア大会・陸上競技(9月23~29日/愛知県名古屋市・パロマ瑞穂スタジアム)最終日名古屋アジア大会の最終日7日目の午後セッションに男子5000mが行われ、山口智規(SGホールディングス)が13分31秒43で銀メダルを獲得した。森凪也(Honda)が13分35秒55で4位に入り、ビルハヌ・バレウ(バーレーン)が13分30秒79で3連覇を飾り、10000mとの2冠に輝いた。「ここだと思ったところで勝負しよう」。それが残り2周だった。2000mあたりから6人に絞られた先頭集団から、一気に抜け出す。山口についたのはアジア記録(12分45秒70)を持ち、世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルの今季王者、ビルハヌ・バレウ(バーレーン)ただ1人だ。残り1周に入る前にバレウが前に出て、残り200mでスパート。山口はそれにつけなかった。金メダルまで、あと0.64秒。「競技者としては負けてしまったことは悔しいと感じなければいけない」と言いつつも、「自分がイメージしたとおりのレースをして負けたということは、自分にとってすごく大きな価値のあるものだと思います」と胸を張った。早大卒の社会人1年目。4月の金栗記念5000mで13分16秒38をマークし、5月のセイコーゴールデングランプリでは1500mに出場して3分38秒51と順調なスタートを切った。だがその後、仙骨の疲労骨折のため6月の日本選手権の出走を断念。それでも、金栗記念の結果から5000mでアジア大会代表に選出された。9月上旬のドイツのレースで復帰したが、「ちょっと不安があった」と明かす。本当は「残り3周でいければもっとチャンスがあったと思います」。そこが「今の課題です」と振り返る。それでも、日本勢の同種目では同じ自国開催だった1994年広島大会を制した高岡寿成以来、32年ぶりの快挙。世界大会でもなかなか予選突破に届かないこの種目で、歴史を動かす力走を見せた。「長期的にはロサンゼルス五輪の5000mで入賞すること」を目標に掲げ、そのライバルの1人となるであろうバレウに対しても「2年後、ラスト100mまでしっかりと勝負して、この負けを価値のあるものにしたい」と力強く語った。

【動画】山口智規が日本勢32年ぶりのメダル 男子5000mをチェック

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2026.10.17

【女子3000m】村山玲奈(北島中1徳島) 9分19秒85=中1最高

ナイタートライアルin屋島が10月17日に行われ、女子3000mで村山玲奈(北島中1徳島)が9分19秒85をマークし、中学1年生最高記録を更新した。従来の記録は髙松望ムセンビ(大阪・薫英女学院)が2010年に出した9分2 […]

NEWS 棒高跳・小林美月がSBの4m21で大会新V「風と寒さの中でよく跳べた」/あおもり国スポ

2026.10.17

棒高跳・小林美月がSBの4m21で大会新V「風と寒さの中でよく跳べた」/あおもり国スポ

◇第80回国民スポーツ大会・陸上競技(10月15~19日/青森・新青森県総合運動公園陸上競技場)3日目 あおもり国民スポーツ大会・陸上競技の3日目に、成年女子棒高跳が行われ、小林美月(東京・日体大)が4m21の大会新記録 […]

NEWS IH王者・小幡千尋が19分41秒50!記録ラッシュの少年A5000m競歩を高校歴代4位で制覇「やるべきことをやれた」/あおもり国スポ

2026.10.17

IH王者・小幡千尋が19分41秒50!記録ラッシュの少年A5000m競歩を高校歴代4位で制覇「やるべきことをやれた」/あおもり国スポ

◇第80回国民スポーツ大会・陸上競技(10月15~19日/青森・新青森県総合運動公園陸上競技場)3日目 あおもり国民スポーツ大会・陸上競技の3日目に少年男子A5000mが行われ、小幡千尋(長野・飯田高)が高校歴代4位、大 […]

NEWS 東洋大・酒井俊幸監督「ようやく監督として一通り学んだ」 通過校指揮官コメント/箱根駅伝予選会

2026.10.17

東洋大・酒井俊幸監督「ようやく監督として一通り学んだ」 通過校指揮官コメント/箱根駅伝予選会

◇第103回箱根駅伝予選会(10月17日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km) 第103回箱根駅伝予選会が10月17日に行われ、東洋大がトップ通過を決めた。中央学大、東海大、 […]

NEWS 仙台育英高・尾田祥太が少年B3000m制覇!残り100mで逆転「ラストには自信がありました」/あおもり国スポ

2026.10.17

仙台育英高・尾田祥太が少年B3000m制覇!残り100mで逆転「ラストには自信がありました」/あおもり国スポ

◇第80回国民スポーツ大会・陸上競技(10月15~19日/青森・新青森県総合運動公園陸上競技場)3日目 あおもり国民スポーツ大会・陸上競技の3日目に少年男子B3000mが行われ、尾田祥太(宮城・仙台育英高)が8分22秒1 […]

    SNS

    Latest Issue 最新号最新号

    2026年11月号 (10月14日発売)

    2026年11月号 (10月14日発売)

    アジア大会総特集
    駅伝プレビュー

    page top