◇第20回アジア大会・陸上競技(9月23~29日/愛知県名古屋市・パロマ瑞穂スタジアム)最終日
名古屋アジア大会の最終日7日目の午後セッションに男子5000mが行われ、山口智規(SGホールディングス)が13分31秒43で銀メダルを獲得した。
森凪也(Honda)が13分35秒55で4位に入り、ビルハヌ・バレウ(バーレーン)が13分30秒79で3連覇を飾り、10000mとの2冠に輝いた。
「ここだと思ったところで勝負しよう」。それが残り2周だった。2000mあたりから6人に絞られた先頭集団から、一気に抜け出す。山口についたのはアジア記録(12分45秒70)を持ち、世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルの今季王者、ビルハヌ・バレウ(バーレーン)ただ1人だ。
残り1周に入る前にバレウが前に出て、残り200mでスパート。山口はそれにつけなかった。金メダルまで、あと0.64秒。「競技者としては負けてしまったことは悔しいと感じなければいけない」と言いつつも、「自分がイメージしたとおりのレースをして負けたということは、自分にとってすごく大きな価値のあるものだと思います」と胸を張った。
早大卒の社会人1年目。4月の金栗記念5000mで13分16秒38をマークし、5月のセイコーゴールデングランプリでは1500mに出場して3分38秒51と順調なスタートを切った。
だがその後、仙骨の疲労骨折のため6月の日本選手権の出走を断念。それでも、金栗記念の結果から5000mでアジア大会代表に選出された。
9月上旬のドイツのレースで復帰したが、「ちょっと不安があった」と明かす。本当は「残り3周でいければもっとチャンスがあったと思います」。そこが「今の課題です」と振り返る。
それでも、日本勢の同種目では同じ自国開催だった1994年広島大会を制した高岡寿成以来、32年ぶりの快挙。世界大会でもなかなか予選突破に届かないこの種目で、歴史を動かす力走を見せた。
「長期的にはロサンゼルス五輪の5000mで入賞すること」を目標に掲げ、そのライバルの1人となるであろうバレウに対しても「2年後、ラスト100mまでしっかりと勝負して、この負けを価値のあるものにしたい」と力強く語った。
【動画】山口智規が日本勢32年ぶりのメダル 男子5000mをチェック
/#アジア大会愛知名古屋
— 『S☆1』公式🔥アジア大会愛知・名古屋🔥 (@TBS_TV_S1) September 29, 2026
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✅🏃♂️陸上 男子5000m 🔥決勝🔥
🇯🇵#山口智規 32年ぶりメダルの銀🥈メダル
🇯🇵#森凪也 4位入賞🇯🇵✨
🥇🇧🇭ビルハヌ・バレウ ⏱️13:30.79
🥈🇯🇵#山口智規 ⏱️13:31.43✨✨
🥉🇮🇳グルヴィール・シン ⏱️13:32.75
🇯🇵#森凪也 4位 ⏱️13:35.55… pic.twitter.com/8yaiJBRwgi
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