◇第20回アジア大会・陸上競技(9月23~29日/愛知県名古屋市・パロマ瑞穂スタジアム)最終日
名古屋アジア大会の最終日7日目の午後セッションに女子800mが行われ、久保凛(積水化学)が2分05秒46で4位、塩見綾乃(岩谷産業)が2分05秒76で5位とダブル入賞を果たした。呉洪嬌(中国)が2分04秒49で優勝した。
メダルまであと0.12秒の4位。初のアジア大会を駆け抜けた久保は、「順位もレース内容も、全然うまくいかずに終わってしまいました」と肩を落とす。
バックストレートでスローペースの展開となり、先頭に最初の400mを66秒で通過する。久保は塩見とともに集団の中段につけたが、「前でレースを進める自信がなかったので、後ろについてレースをしようと思っていました」。
ただ、予想以上のスローペースとなり、前が壁となって自ら動くことができない。バックストレートで中国勢が仕掛け、久保はやや外にふくらみながら前を追った。
それでも、「ラスト200mで出られた時にあせってしまって」メダル争いの勢いにつけず、残り100mでやや差を開けられてしまう。フィニッシュ間際で3位のヴィクトリア・ボッソン(フィリピン)にあと一歩届かなかった。
東大阪大敬愛高を卒業し、社会人1年目。今季は冬季のケガの影響でやや出遅れたものの、日本選手権で2分01秒54とアジア大会派遣設定記録を土壇場で突破し、3連覇を飾って代表の座をつかんだ。
その後、U20世界選手権では2大会連続入賞の5位。それでも万全の状態でなかなかレースを迎えられず、「難しいシーズンではあります」と振り返る。それでも、「国際大会の経験は積めています」とうなずく。
ただ、これからは「経験よりも勝ち切ることが一番やるべきこと」と久保。さらなる飛躍への助走として、「しっかりと冬季を積んで、今シーズンとは別人のような走りができるようになりたい」と前を見つめた。
塩見は2分05秒76で3大会連続の5位入賞を果たしたが、「悔しいの一言です」。しかし、「世界都も戦いたいという強い気持ちがあるので、この悔しい思いをバネにまた頑張りたい」と思いを口にした。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.10.17
【女子3000m】村山玲奈(北島中1徳島) 9分19秒85=中1最高
2026.10.17
棒高跳・小林美月がSBの4m21で大会新V「風と寒さの中でよく跳べた」/あおもり国スポ
2026.10.17
2026.10.17
【大会結果】第103回箱根駅伝予選会/チーム総合(2026年10月17日)
2026.10.12
2026.10.17
2026.10.17
【大会結果】第103回箱根駅伝予選会/チーム総合(2026年10月17日)
2026.10.08
走高跳・髙橋渚がデサントとアドバイザリー契約「ともにさらなる高みを目指し、挑戦を続ける」
2026.10.05
2026.09.18
Latest articles 最新の記事
2026.10.17
【女子3000m】村山玲奈(北島中1徳島) 9分19秒85=中1最高
ナイタートライアルin屋島が10月17日に行われ、女子3000mで村山玲奈(北島中1徳島)が9分19秒85をマークし、中学1年生最高記録を更新した。従来の記録は髙松望ムセンビ(大阪・薫英女学院)が2010年に出した9分2 […]
2026.10.17
東洋大・酒井俊幸監督「ようやく監督として一通り学んだ」 通過校指揮官コメント/箱根駅伝予選会
◇第103回箱根駅伝予選会(10月17日/東京・陸上自衛隊立川駐屯地スタート、昭和記念公園フィニッシュ:21.0975km) 第103回箱根駅伝予選会が10月17日に行われ、東洋大がトップ通過を決めた。中央学大、東海大、 […]
Latest Issue
最新号

2026年11月号 (10月14日発売)
アジア大会総特集
駅伝プレビュー

