愛知・名古屋アジア大会の陸上競技は9月27日、パロマ瑞穂スタジアムで大会5日目を迎える。イブニングセッションでは男女のショートハードル、男女200m、女子やり投、女子走幅跳などでメダルが決まる。日本勢にとって金メダル獲得への期待が高まる一夜になりそうだ。
トラックで最大の注目は20時08分の男子110mハードル決勝だ。前日の予選は泉谷駿介(住友電工)が1組でまさかの途中棄権となったが、村竹ラシッド(JAL)が2組を13秒27(+0.1)で1着。悠々と全体トップで通過して、世界アルティメット選手権の不調を払拭した。金メダルを目指す村竹は、目標とするアジア記録(12秒88)にどこまで迫れるのか。
20時23分からは女子100mハードル決勝がある。前日の予選は中島ひとみ(長谷川体育施設)が1組を12秒85(±0)、福部真子(日本建設工業)も2組を12秒85(-0.4)。2人は同タイムで、ともに1着通過を果たした。新旧日本記録保持者によるワン・ツー・フィニッシュが楽しみだ。
21時03分からの女子やり投決勝には、北口榛花(JAL)と武本紗栄(オリコ)が登場する。2023年ブダペスト世界陸上、2024年パリ五輪を制した北口は、2週間前に行われたアルティメット選手権で68m92の日本新記録を樹立。71m74(世界歴代2位)のアジア記録を持つ嚴子怡(中国)を抑えて、金メダルを獲得した。地元開催のアジア大会では18歳の嚴とどんな勝負を繰り広げるのか。前回大会6位の武本とのダブル表彰台も期待したい。
19時10分からの女子走幅跳決勝には6m97の日本記録保持者・秦澄美鈴(住友電工)と日本歴代9位の6m50を持つ髙良彩花(JAL)が出場。アジアの強豪を相手にどこまで記録を伸ばせるか。
短距離では19時35分の女子200m決勝に井戸アビゲイル風果(東邦銀行)が出場する。22秒79の日本記録を持つ井戸は前日の予選3組を23秒30(-0.2)の2着で突破。決勝ではメダル獲得を目指す。
19時45分の男子200m決勝には今季、日本歴代2位の20秒07をマークしている水久保漱至(宮崎県スポ協)が出場する。前日の準決勝1組を20秒37(+0.4)の1着で通過。決勝は6レーンで、8レーンのプリポル・ブーンソン(タイ)と競り合うことができれば、日本新記録のアナウンスが聞けるかもしれない。
20時15分の男子走高跳決勝には赤松諒一(SEIBU PRINCE)と坂井宏和(センコー)が出場。赤松はパリ五輪で5位、東京世界選手権でも8位入賞を果たした。前回の杭州大会は6位だったが、地元(岐阜)に近い名古屋で金メダルを目指す。
20時36分の男子800m予選には日本記録保持者の落合晃(駒大)と今年の日本選手権を制した萬野七樹(関西大)が登場。そろって翌日の決勝に進出できるか。
21時22分の女子3000m障害決勝には昨年の東京世界選手権で9分24秒72の日本記録をマークした齋藤みう(パナソニック)と西山未奈美(三井住友海上)が出場する。
男子十種競技は最終日を迎え、丸山優真(住友電工)と奥田啓祐(ウィザス)がやり投、そして21時10分からの1500mで2日間10種目の戦いを締めくくる。前回大会3位で日本記録保持者の丸山に金メダル、そして日本記録更新の期待がかかる。
そしてセッションの終盤にはリレーが始まる。21時45分に女子4×100mリレー予選、22時12分に男子4×100mリレー予選。チームJAPANは決勝に向けて、どんなバトンパスを見せるのか。
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