◇第20回アジア大会・陸上競技(9月23~29日/愛知県名古屋市・パロマ瑞穂スタジアム)4日目
名古屋アジア大会の4日目の午後セッションに男子1500m予選が行われ、1組に出場した飯澤千翔(住友電工)が3分45秒22で1着、2組の森凪也(Honda)は3分45秒66の2着でフィニッシュし、ともに決勝進出を決めた。
昨年のアジア選手権王者の飯澤は、アジア大会は初出場。最初の400mが61秒とスローな展開のなか、常に上位で余裕をもってレースを進める。
7人に絞られた終盤も冷静にポジションを確保し、ラスト100mで一気に前へ。他をあっという間に引き離し、2度右手を挙げ、最後は両手を掲げてフィニッシュラインを駆け抜けた。
3連覇を飾った日本選手権以来の1500m。「いろいろなアクシデントがありながら、ここまでたどり着けました」。そのため、「レース勘だったり、勝負勘だったり、招集やウォーミングアップ、会場の雰囲気など、決勝に向けていろいろ確認したいと思い、スタートラインに立ちました」。
その中で、「まだ4、5割しか出していない」走りながら悠々と1着通過。「決勝に備えて、1日休んでしっかりと作っていきたい」と手応えを口にした。
森は5000mが主戦場なだけに、経験の少ない種目で「緊張しました」と明かす。それでも、スローな入りから200mでトップに立つなど冷静な走りを見せた。
終盤は自身の母校でもある中大の簡子傑(台湾)が抜け出す中でしっかりと追い上げ、順位を確認しながら2着でフィニッシュ。「冷静に対処できたので良かったです」と笑顔がこぼれた。
5月30日のMiddle Distance Circuitでは当時日本歴代3位(現4位)の3分36秒53をマーク。今大会は5000mとの2種目で臨む。
「1本走って楽になり、やっと大会に入れた感じがあります」と森。決勝に向けては「1500mは飯澤君が第一人者ですが、そこを倒そうという思いでやってきました。日本勢でワン・ツーを取れれば」と気持ちを高めていた。
決勝は陸上6日目の9月28日20時05分に行われる。
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