◇第20回アジア大会・陸上競技(9月23~29日/愛知県名古屋市・パロマ瑞穂スタジアム)4日目
名古屋アジア大会の4日目の午後セッションに女子100mハードル予選が行われ、1組に出場した中島ひとみ(長谷川体育施設)は12秒85(±0)の1着で決勝進出を決めた
雨が降りしきるコンディションに、「対応力が試される」と集中力を高めた中島。同組だったアジア選手権2連覇中のジョティ・ヤラジ(インド)が直前で欠場となるなか、その強さが際立った。
1台目をスムーズに入ると、ハードルを越えるごとに勢いを増す。2着の張博雅(台湾)に0.23秒差をつけて堂々のトップでフィニッシュした。
「海外転戦などいろいろな状況でも、できる限りのパフォーマンスを出し切れるということがうまくいっていたので、対応力というところもうまくいったと思います」と中島は笑顔でうなずく。
それでも、気温が低くなった影響で「後半はまだまだ本当の出来ではなく、自分の持ち味がいまいちでなかった」と中島。決勝に向けての修正点を口にした。
今年の日本選手権で初優勝を飾り、アジア大会代表に内定した中島。8月に入ると勢いが加速し、9日の富士北麓ワールドトライアルでは予選で日本新の12秒62(+2.0)をマークすると、決勝でも12秒62(-0.2)を叩き出す。
さらに8月15日のAthlete Night Games in FUKUIでは12秒60(+0.7)。3レース連続日本記録という衝撃の走りを見せた。
その後は欧州遠征もこなし、世界最高のダイヤモンドリーグ(DL)も8月23日のシレジアでノンDL種目ながら経験。今大会に向けてしっかりと仕上げてきた。
「決勝はしっかりと自分の走りをして、日本に金メダルを持ち帰りたい」。中島はそう力強く語った。
決勝は明日9月27日の20時23分に行われる。
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