2026.09.12
◇世界アルティメット選手権2026(9月11~13日/ハンガリー・ブダペスト)1日目
世界アルティメット選手権がハンガリー・ブダペストで開幕し、男子110mハードルで阿部竜希(エターナルホスピタリティグループ)が13秒24(-0.6)で5位、村竹ラシッド(JAL)が13秒71で6位に入り、日本勢2人が入賞を果たした。
社会人1年目の阿部が初のシニア世界大会で堂々の5位。世界のトップだけが参加できる大会で大きな足跡を残した。
阿部は千葉県出身。八千代高ではインターハイで準決勝に進出している。大学は世界で活躍する泉谷駿介(住友電工)、村竹を輩出した順大に入学。偉大な先輩の背中を追いかけて成長を遂げ、1年目にU20世界選手権に出場し、3年目には日本インカレで優勝を果たした。大学最終学年となった去年はワールドユニバーシティゲームズで金メダル。自己記録も13秒12まで縮め、WAコンチネンタルツアー・ゴールドで優勝するなど、世界でも存在感を示していた。
今大会はランキングのボーダーラインで出場権を獲得。準決勝も5着と0.01秒差の4着で、いずれも際どい通過だった。
初めて立つ世界大会の決勝では、準決勝で「7台目をぶつけて減速してしまった」反省を生かし、丁寧なハードリングを意識。準決勝から決勝までの間隔が約1時間という、これまで経験したことのない厳しい条件のなかでも持てる力を発揮した。上位1位から4位までを占めた米国勢には敵わなかったものの、世界のトップハードラーと肩を並べることができた。
「準決勝からタイムを縮められたことも良かったですし、世界でメダルを獲るために必要な能力も痛感した大会でした。世界で戦えることが少し証明できたのかなと、自信にもなります」
泉谷、村竹が切り開いてきた道を追いかける阿部が新たな一歩を踏み出した。
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