9月に開かれる名古屋アジア大会の日本選手団結団式を前に、初開催となる「TEAM JAPAN MEDIA SUMMIT」が8月19日、都内のホテルで行われ、陸上競技の男子400mハードルで代表入りしている後藤大樹(洛南高3京都)が出席した。
陸上競技開幕の9月23日まで約1ヵ月。日本代表のオフィシャルウェアを身にまとった後藤は「初のシニアの日の丸をつけて走るので、本当に楽しみな気持ちしか今はなくて。日の丸をつけても恥ずかしくない走りをしたいです」と力を込める。
6月の日本選手権で48秒09(日本歴代4位、U20世界歴代4位、U20日本記録、U18世界最高、高校記録)をマークして優勝。初のアジア大会代表に選ばれた。
8月9日まで米国で行われたU20世界選手権では、現地で負った左足首の捻挫もあり、49秒23で銀メダル。「足はだんだん良くなってきています。アジア大会に向けてしっかり練習を積んでいきたいです」と話す。
U20世界選手権で金メダルに輝いたM.ラダ(チェコ)とはレース後に英語での交流もあったと言い、「人間的にも競技的にも強い印象を受けました。同世代のライバルもできて、ヨンパーが楽しみになりました」と目を輝かせた。
アジア大会、来年の北京世界選手権、2年後のロサンゼルス五輪と1年ごとに国際大会が続く。「ステップアップできる最高の環境がそろっています」。アジア大会では為末大が持つ47秒89の日本記録更新を見据え、来年以降のさらなる飛躍につなげていく狙いもある。
8月13日に千葉県内を襲った豪雨で帰省中だった後藤の自宅は被害に遭わなかったが、「そこら辺に故障車があって大変な様子でした」。地元のクラブチームにも混ざり、「小学生や中学生にエネルギーをもらえました。リフレッシュもできたので頑張りたいです」と意気込む。
他競技とともに戦う総合大会は初。「テレビで見てきたバレーボールの選手や洛南高校出身の選手もいます。1ファンとしても話してみたいですし、選手としても話を聞いてみたいです」と大会本番を心待ちにする。
終始、真摯な受け答えが続いたが、お菓子やボウリングの話を挙げるなど17歳としての一面を見せて笑いを誘った後藤。日本選手権で輝きを放った同じ地で、「高校生らしい勢いのある走りをしていきたいです」とまっすぐなまなざしで語った。
名古屋アジア大会の陸上競技は9月23日~29日に名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで行われる。
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