◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)3日目
東京世界陸上3日目のイブニングセッションが行われ、男子400mハードル予選5組の豊田兼(トヨタ自動車)は51秒80で8着に終わり、予選通過はならなかった。
昨年のリベンジとなるはずだった舞台で、再び厳しい結果を突きつけられた。
「海外選手に負けないようにしっかり前半から突っ込んでいく想定でした」と話す通り、豊田は序盤から200m付近までは果敢に飛ばして先頭争いを繰り広げた。
しかし、終盤にかけてやや苦しくなると、8台目は13歩の歩数でインターバルが届かず。「直線に入るところでリズムが崩れてしまって、うまくいかなかったです。13歩で押し切ろうと思ったのですが、思いのほか脚が回りませんでした」と話す。
昨年の日本選手権では日本歴代3位の47秒99で優勝。しかし、その後は左脚を痛め、初代表となったパリ五輪では実力を発揮できなかった。今季は4月にダイヤモンドリーグの300mハードルに出場し、5月の静岡国際では48秒62で優勝と復調をアピール。その一方で、6月にぎっくり腰になるなど、万全な状態ではなかった日本選手権は予選落ちを喫していた。
「去年のパリオリンピックでケガをして、なんとか今年の世界陸上切符をつかみ取って、そこでリベンジする気持ちでした」とし、「身体のコンディションも自分の中ではすごい整っていました。その中で自分の理想と乖離した結果になってしまったのが非常に悔しいです」。もどかしげな表情で、取材エリアを後にした。
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