HOME 学生長距離

2023.11.30

【Playback箱根駅伝】第3回/早大が初の栄冠 6区間で区間賞 2位に27分差をつける圧勝劇
【Playback箱根駅伝】第3回/早大が初の栄冠 6区間で区間賞 2位に27分差をつける圧勝劇

第3回箱根駅伝でフィニッシュテープを切る早大の行田重治

第3回箱根駅伝総合成績をチェック

●総合成績
1位 早大   14時間12分21秒
2位 東京高師 14時間38分26秒
3位 明大   14時間47分08秒
4位 中大   15時間00分46秒
5位 東農大  15時間02分59秒
6位 慶大   15時間10分41秒
7位 法大   15時間46分14秒
8位 東大農学実科 15時間47分34秒
9位 日本歯科医専 16時間26分41秒
10位 日大   18時間50分07秒
●区間賞
1区 畠山勇三(東京高師) 1時間22分03秒
2区 三村二郎(早大)   1時間13分42秒
3区 大江正行(早大)   1時間22分46秒
4区 須永甫(明大)    1時間20分45秒
5区 麻生武治(早大)   1時間47分02秒
6区 内田庄作(早大)   1時間32分34秒
7区 河野一郎(早大)   1時間20分55秒
8区 河野謙三(早大)   1時間19分02秒
9区 藤木光雄(東農大)  1時間17分31秒
10区 下村広次(明大)  1時間20分42秒

2024年に箱根駅伝は第100回大会を迎える。記念すべき100回に向けて、これまでの歴史を改めて振り返る『Playback箱根駅伝』を企画。第1回大会から第99回大会まで、大会の様子を刻んでいく。(所属などは当時のもの)

第3回(1922年/大正11年) 早大・河野兄弟の連続区間賞で東京高師を逆転

前回出場の7校に加えて東大農学部実科、日本歯科医専、日大が初めて出場。「十大校対抗駅伝競走」として第3回大会が開催された。往路で快走したのは2年ぶりの優勝を目指す東京高師。1区の畠山勇三が2位の早大に4分31秒の大差をつける好スタートを切ると、2区の越智治成も先頭をキープする。3区で早大に逆転を許したが、4区の山口徳太郎が30秒差をひっくり返すと、その後もリードを広げて2分35秒のリードを奪った。5区は1920年アントワープ五輪マラソン代表で第1回大会の優勝テープを切っている茂木善作。前回区間賞の早大・麻生武治が前年に自身が出した区間記録を大幅に更新する走りで追い上げたが、茂木も従来の区間記録を上回る区間2位の走りを見せて逃げ切った。東京高師が往路初優勝。早大が1分31秒差の2位で続いた。翌日は朝に零下5度まで冷え込んだことから、当初午前7時スタート予定だったのを30分繰り下げて出発。早大の6区・内田庄作が区間新記録の快走で東京高師との差を1分にまで詰める。早大は7、8区に河野兄弟を起用。7区を任された兄の一郎は酒匂川付近で東京高師に追いつくと、国府津で一気にスパートして突き放す。一郎は1時間20分55秒の区間新記録で東京高師に9分09秒差をつけた。続く8区の弟・謙三も区間新の走りでリードを20分以上に拡大。この時点で大勢が決まり、最終的には27分05秒の大差をつけて早大が初優勝を飾った。10区間中6区間で区間賞と完勝した早大。14時間12分21秒の総合記録は前回の明大が残した優勝記録を26分40秒も上回った。2位は復路で失速した東京高師、前回優勝の明大は3位に終わった。参考文献:箱根駅伝90回記念誌(関東学生連盟)

第3回箱根駅伝総合成績をチェック

●総合成績 1位 早大   14時間12分21秒 2位 東京高師 14時間38分26秒 3位 明大   14時間47分08秒 4位 中大   15時間00分46秒 5位 東農大  15時間02分59秒 6位 慶大   15時間10分41秒 7位 法大   15時間46分14秒 8位 東大農学実科 15時間47分34秒 9位 日本歯科医専 16時間26分41秒 10位 日大   18時間50分07秒 ●区間賞 1区 畠山勇三(東京高師) 1時間22分03秒 2区 三村二郎(早大)   1時間13分42秒 3区 大江正行(早大)   1時間22分46秒 4区 須永甫(明大)    1時間20分45秒 5区 麻生武治(早大)   1時間47分02秒 6区 内田庄作(早大)   1時間32分34秒 7区 河野一郎(早大)   1時間20分55秒 8区 河野謙三(早大)   1時間19分02秒 9区 藤木光雄(東農大)  1時間17分31秒 10区 下村広次(明大)  1時間20分42秒

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

NEWS 学生駅伝女王の座に輝くのは?城西大、大東大、名城大のV争いが軸、熱戦は今日12時10分に幕明け!/全日本大学女子駅伝

2026.10.25

学生駅伝女王の座に輝くのは?城西大、大東大、名城大のV争いが軸、熱戦は今日12時10分に幕明け!/全日本大学女子駅伝

◇第44回全日本大学女子駅伝(10月25日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第44回全日本大学女子駅伝はきょう10月25日に行われる。城西大、大東大、名城大の「3強」を軸に熱戦が繰り広げられそ […]

NEWS マラソン競歩アジア王者・勝木隼人、初挑戦の女子・柳井綾音らに注目! 今日ハーフと2種目実施/高畠競歩

2026.10.25

マラソン競歩アジア王者・勝木隼人、初挑戦の女子・柳井綾音らに注目! 今日ハーフと2種目実施/高畠競歩

◇第63回全日本競歩高畠大会(10月25日/山形・高畠) 来年の北京世界選手権の代表選考会を兼ねた第63回全日本競歩高畠大会が今日10月25日に行われる。 広告の下にコンテンツが続きます 代表選考会を兼ねるマラソン競歩で […]

NEWS アジア大会マラソン競歩金メダリスト・勝木隼人「自己記録を一つの目安に」 初挑戦の柳井綾音「楽しみな気持ちで挑みたい」/高畠競歩

2026.10.24

アジア大会マラソン競歩金メダリスト・勝木隼人「自己記録を一つの目安に」 初挑戦の柳井綾音「楽しみな気持ちで挑みたい」/高畠競歩

◇第63回全日本競歩高畠大会(10月25日/山形・高畠) 来年の北京世界選手権の代表選考会を兼ねた第63回全日本競歩高畠大会を翌日に控えた10月24日、名古屋アジア大会男子マラソン競歩金メダリストの勝木隼人(自衛隊体育学 […]

NEWS 棒高跳・飯塚俊介が高1歴代3位タイの5m10で2年ぶりV! 「高2では5m30を跳びたい」 3月に中学記録樹立/U18・16大会

2026.10.24

棒高跳・飯塚俊介が高1歴代3位タイの5m10で2年ぶりV! 「高2では5m30を跳びたい」 3月に中学記録樹立/U18・16大会

◇第20回U18・第57回U16陸上競技大会(2026年10月23日~25日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場)2日目 U18・U16大会の2日目にU16男子棒高跳が行われ、飯塚俊介(越谷南高1埼玉)が高1歴代3位タ […]

    SNS

    Latest Issue 最新号最新号

    2026年11月号 (10月14日発売)

    2026年11月号 (10月14日発売)

    アジア大会総特集
    駅伝プレビュー

    page top