◇2023日本学生個人選手権(2023年4月21~23日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)
ワールドユニバーシティゲームズの代表選考会を兼ねた日本学生個人選手権の2日目が行われ、女子400mは1年生の児島柚月(立命大)が54秒99で優勝を果たした。
昨年の徳島インターハイで200m、400mの2冠を達成した大物ルーキーが学生最初の全国大会で殊勲の勝利を手にした。昨年の日本インカレ1位、2位を占めた森山静穂(福岡大)、安達茉鈴(園田学園女大)ら上級生が先行するなか、中間の200mを4番手付近で通過。ラストの直線に入ってからもリードを許していたが、そこから驚異的な追い上げを見せる。
残り50mで安達を、30mで森山を逆転するとトップでフィニッシュ。「ラスト120mからもう一度スタートダッシュのつもりで切り替えられたのが良かったです」とレースを振り返った。
53秒台のベストを持つ森山や安達に対し、児島のベストは54秒04。優勝を目標に掲げていたものの胸を借りる立場だった。それでも、前日に高校時代の顧問の渡邉為彦先生から「勝つと思うとしんどくなるから、『負けないレース』をしなさい」とアドバイスを受けて、レースに臨んだという。
「『優勝』はまだ遠いところだと感じてしまうので、他の選手と競り合えばいい」と無欲で挑んだ結果が好成績へと結びついた。前日に2レースをこなしてからの決勝というスケジュールに慣れずタイムは自己記録に及ばなかったが、それはこれからの課題となる。
大学入学早々、幸先の良いスタートを切った児島は「これからは社会人の選手と走る機会も多くなりますし、タイムを狙っていきたいです」。高校時代から目標とする53秒台に向けてさらなる躍進を誓った。

【動画】1年生優勝を果たした児島のレースと優勝インタビューをチェック!
ライブ配信は「あすリートチャンネル」の日本学生個人選手権特設ページ
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