2023.02.15
ドーピング違反の疑いで豪州アンチドーピング機構から暫定資格停止処分を受けていたP.ボル(豪州)の処分が解除された。ボルは男子800mのオセアニア記録(1分44秒00)保持者で、2021年東京五輪4位、22年オレゴン世界選手権7位の実績を持つ。
昨年10月の検査で禁止薬物エリスロポエチン(EPO)の陽性反応があったため、今年1月に暫定資格処分を下されていたが、本人が無実を主張し、検体Bでの検査が行われていた。
スポーツ・インテグリティ・オーストラリア(SIA)はこの件について、検体Bでは陽性ではなかったものの、「非典型的所見」であり、陰性と等しいものではないとして調査を継続させる見込み。期日は現時点で設定されていない。
類似のケースとして、2003年にB.ラガト(当時ケニア・後に米国)がEPOの陽性を指摘された後、検体Bでの検査結果は陰性となっていた。ラガトは07年の大阪世界選手権で1500m、5000mで金メダルを獲得。また、ベルギーのトライアスロン選手ルトガー・ベケはEPOの陽性反応で処分を受けたが、体内でEPOと同様の物質を自然に生成する能力があり、それが偽陽性につながったことを証明して処分が撤回されていた。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.09.18
Latest articles 最新の記事
2026.09.30
世界陸上代表・遠藤日向が住友電工を退社 「成長した姿をお見せできるように」 25年日本選手権入賞の西川 雄一朗も退部
住友電工は9月30日、長距離の遠藤日向と西川雄一朗が同日付で退部、退社することを発表した。 28歳の遠藤は22年、23年の世界選手権5000m代表。中学時代から全中、ジュニア五輪の2冠を達成し、福島・学法石川高では2年、 […]
2026.09.30
【学生長距離Close-upインタビュー】日本インカレで存在感示した立命大・水野颯也 「自分の勝負強さを感じられた」
学生長距離Close-upインタビュー 水野颯也 Mizuno Soya 立命大2年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。62回目は、立命大の水野 […]
2026.09.30
SGホールディングス・關颯人が引退 「多くの人に競技を続けられたことに感謝」 U20世界選手権代表、高校駅伝1区区間賞と活躍
SGホールディングスは9月30日、所属する關颯人が同日付で引退することを発表した。 長野県出身の關は社会人7年目の29歳。中学時代にジュニア五輪3000m8位と早くから世代トップの活躍を見せ、佐久長聖高ではトラック、駅伝 […]
2026.09.30
ベルリンマラソンで負傷のアセファは「右アキレス腱完全断裂」 手術成功も復帰に半年以上と代理人明かす
ベルリンマラソンを女子世界歴代3位の2時間11分04秒で優勝したT.アセファ(エチオピア)が、右脚アキレス腱を完全断裂していたことが明らかになった。 アセファの代理人を務めるデマドンナ氏が9月29日に明らかにしたもので、 […]
Latest Issue
最新号

2026年10月号 (9月14日発売)
アジア大会総展望
山口全中&日本インカレ
サウェ特集

