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2026.10.25

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取り戻した「女王」と「自信」名城大3年ぶりV 原点回帰「勝つために何が必要か」全員が「やるべきこと」徹底/全日本大学女子駅伝
取り戻した「女王」と「自信」名城大3年ぶりV 原点回帰「勝つために何が必要か」全員が「やるべきこと」徹底/全日本大学女子駅伝

圧巻の走りを見せた5区のルーキー・木村真桜(26年全日本大学女子駅伝)

◇第44回全日本大学女子駅伝(10月25日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km)

第44回全日本大学女子駅伝が行われ、名城大が2時間2分21秒の大会新で3年ぶり9度目の優勝を果たした。

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女王復権を示す、圧巻の継走だった。レースを見守った米田勝朗監督は「勝つために何が必要なのか、しっかりと考えながら取り組んできた結果が今日の優勝につながったと思います」と、選手たちの奮闘に目を細めた。

1区で、長野東高で全国高校駅伝2連覇を経験しているルーキー・真柴愛里が流れを作る。「後半苦しくなった中で、周りから聞こえてくる声を自分のモチベーションに変えました」と、トップと8秒差の2位でタスキをつないだ。

そして、2区で早くも先頭に立つ。日本インカレ3000m障害Vの近藤希美(3年)が、2.5km付近で帝京科学大を逆転した。初出場で「緊張はありました」と明かすが、「目標タイムを1秒でも縮めたい」と力走。12分36秒の区間新で9秒の貯金を作り、「チームの優勝に少しでも貢献できたのではないかなと思います」と胸を張った。

この流れを一気に加速させたのが4年生たち。3年前に2区で優勝を経験している3区・力丸楓(4年)が「トップで戻ってくると思いながら、最後まで走り抜くことができました」と区間2位の走りでリードを34秒に。4区・村岡美玖(4年)は「あまり思い通りの走りができなかった」と悔しさをのぞかせつつも、区間3位の好走で42秒差へ拡大した。

圧巻だったのが、5区のルーキー・木村真桜。大東大のエース、サラ・ワンジル(4年)が追いかけてくる展開に「怖さはあった」と言うが、その走りは自信にあふれていた。

9.2kmを史上3人目の29分切りとなる28分50秒で走り切り、リードを1分08秒に広げる“決定打”に「タスキに込められたみんなの思いや支えてくださる方々への思いが、きついときや不安な気持ちがある中で背中を押してくれました」。

アンカー・橋本和叶(2年)も「トップで戻ってくると最後まで思いmながら走り抜くことができました」と最後まで攻め抜き、24分45秒の区間賞で締めくくった。

2005年に初優勝を飾り、17年からは7連覇と一時代を築いた。だが、前々回は5位で連覇が途切れ、「連覇を目指してやっていく中で、大切なことを学生たちが忘れてしまった、学生競技者としてやるべきことができていなかった」と米田監督は振り返る。

負けを知り“原点”に立ち返る。前回は3位と流れを引き戻すと、3年前の優勝を知る最後の学年となった4年生たちを中心に再びチームが頂点をしっかりと見据えた。

「絶対に優勝するという、チームみんなの思いがつながった結果」と力丸が言えば、村岡も「苦しい中でも絶対にこのチームで優勝したいという思いと、先輩たちの分も結び合わせて走らないといけないという思いがありました」。

「一昨日、学生たちにレースプランを話しましたが、そのとおりに完璧に走ってくれました」と米田監督。この優勝という経験から「学生たちは自信を取り戻すことができたのではないかと思います」とうなずく。

優勝会見が終わり、全員が立ち上がって「ありがとうございました」とあいさつ。勝っても礼を示し、兜を引き締める。伝統を引き継ぐ女王の姿があった。

◇第44回全日本大学女子駅伝(10月25日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km)第44回全日本大学女子駅伝が行われ、名城大が2時間2分21秒の大会新で3年ぶり9度目の優勝を果たした。女王復権を示す、圧巻の継走だった。レースを見守った米田勝朗監督は「勝つために何が必要なのか、しっかりと考えながら取り組んできた結果が今日の優勝につながったと思います」と、選手たちの奮闘に目を細めた。1区で、長野東高で全国高校駅伝2連覇を経験しているルーキー・真柴愛里が流れを作る。「後半苦しくなった中で、周りから聞こえてくる声を自分のモチベーションに変えました」と、トップと8秒差の2位でタスキをつないだ。そして、2区で早くも先頭に立つ。日本インカレ3000m障害Vの近藤希美(3年)が、2.5km付近で帝京科学大を逆転した。初出場で「緊張はありました」と明かすが、「目標タイムを1秒でも縮めたい」と力走。12分36秒の区間新で9秒の貯金を作り、「チームの優勝に少しでも貢献できたのではないかなと思います」と胸を張った。この流れを一気に加速させたのが4年生たち。3年前に2区で優勝を経験している3区・力丸楓(4年)が「トップで戻ってくると思いながら、最後まで走り抜くことができました」と区間2位の走りでリードを34秒に。4区・村岡美玖(4年)は「あまり思い通りの走りができなかった」と悔しさをのぞかせつつも、区間3位の好走で42秒差へ拡大した。圧巻だったのが、5区のルーキー・木村真桜。大東大のエース、サラ・ワンジル(4年)が追いかけてくる展開に「怖さはあった」と言うが、その走りは自信にあふれていた。9.2kmを史上3人目の29分切りとなる28分50秒で走り切り、リードを1分08秒に広げる“決定打”に「タスキに込められたみんなの思いや支えてくださる方々への思いが、きついときや不安な気持ちがある中で背中を押してくれました」。アンカー・橋本和叶(2年)も「トップで戻ってくると最後まで思いmながら走り抜くことができました」と最後まで攻め抜き、24分45秒の区間賞で締めくくった。2005年に初優勝を飾り、17年からは7連覇と一時代を築いた。だが、前々回は5位で連覇が途切れ、「連覇を目指してやっていく中で、大切なことを学生たちが忘れてしまった、学生競技者としてやるべきことができていなかった」と米田監督は振り返る。負けを知り“原点”に立ち返る。前回は3位と流れを引き戻すと、3年前の優勝を知る最後の学年となった4年生たちを中心に再びチームが頂点をしっかりと見据えた。「絶対に優勝するという、チームみんなの思いがつながった結果」と力丸が言えば、村岡も「苦しい中でも絶対にこのチームで優勝したいという思いと、先輩たちの分も結び合わせて走らないといけないという思いがありました」。「一昨日、学生たちにレースプランを話しましたが、そのとおりに完璧に走ってくれました」と米田監督。この優勝という経験から「学生たちは自信を取り戻すことができたのではないかと思います」とうなずく。優勝会見が終わり、全員が立ち上がって「ありがとうございました」とあいさつ。勝っても礼を示し、兜を引き締める。伝統を引き継ぐ女王の姿があった。

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