2026.10.24
◇第44回全日本大学女子駅伝(10月25日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km)
第44回全日本大学女子駅伝を翌日に控えた10月24日、開会式と監督による前日会見が行われた。
会見に参加したのは、前回1~8位を占めた城西大の佐藤信之監督、大東大の松尾順菜監督、名城大の米田勝朗監督、東北福祉大の冠木雅守監督、立命大の杉村憲一監督、大阪学大の弘潤一監督、筑波大の榎本靖士監督、福岡大の齋藤真希監督の8名。それぞれ大会に懸ける意気込みや目標などを述べた。
前回を含め、過去11度の2位から悲願の初優勝を目指す大東大は、立ち上げからチームを率いた外園隆前監督(現・ゼネラルマネージャー)が昨年度限りで退任。今季から指揮を執る松尾監督は「11回の準優勝で培ってきた経験と成長を、初優勝に向けてつなげていきたい」と力強く目標を語った。
前回1区で5位と流れを作った秋竹凛音(2年)がエントリーメンバーから外れたものの、「その穴を感じさせないだけの、例年になく仕上がりの良い状態。適材適所の元気ある6人をオーダーできました」とチームの選手層に自信をのぞかせる。
チーム最大の強みは、後半区間に控える経験豊富な最上級生たちだ。
「4区、5区、6区に、4年連続の出走となる経験値ある4年生がいる」と語った通り、安定感抜群の平尾暁絵、3年連続5区区間賞のサラ・ワンジル、頼れる主将の野田真理耶と、前回とまった同じ並びで4年生トリオを配置。前回、万全の状態ではなく、城西大に最終盤で逆転を許した野田が同じ轍を踏むことはないだろう。
それだけに、前半のゲームメイクが勝負の鍵を握る。松尾監督は「前半区間は、しっかりのびのび走ってもらえたら」と、全日本は2年ぶりの出走となる相場茉奈(4年)、2年生の鈴木彩花と成瀬結菜の3人に期待を込めた。
頂点へ届くための理想の展開については、「去年の学びからも、エースを生かす走りが必要。4区終了時に、5区のサラが前をきっちり捕えられる30秒差以内でスタートを切ってもらいたい」と、後半のエース区間で一気に勝負をかける必勝パターンを描いている。
指揮官が交代したが、大東大が掲げる伝統の「ケンカ走法」はこれまでと変わらない。最強世代と言われた4年生が集大成を迎え、新監督のもとで歩んできた大東大が、悲願の初優勝のゴールテープへと突き進む。
レースは10月25日(日)12時10分、宮城県仙台市の弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)発着の6区間38.0kmで、27チームが出場して争われる。
日本テレビ系列で12時00分から全国で生中継され、TVerにてライブ配信も行われる。
文/小野哲史
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