2026.10.12
◇第38回出雲駅伝(10月12日/6区間45.1km:島根・出雲大社正面鳥居前スタート、出雲ドームフィニッシュ)
学生駅伝シーズンの幕開けを告げる出雲駅伝が行われ、早大が2時間5分56秒の大会新記録で16年ぶり3回目の優勝を飾った。3連覇を狙った國學院大は58秒差の2位だった。
勝負手だった3、4区の4年生2人の走りで、流れは向いているように見えた。しかし、連覇を逃した國學院大の前田康弘監督は「早稲田さんに先頭を走られたら、どこもどうしようがないですね」と受け止めた。
現状の力はほぼ出し切ったと言える。1区で浅野結太(3年)が区間4位でまとめると、続く鼻野木悠翔(同)も他校の主力がいる中でトップと5秒差の6位でつなぐ。
3区の辻原輝(4年)は前回4区区間新記録で勝負手となった。今年も夏合宿を完璧にこなしていたというが、「展開のあやもありました」と前田監督。後方が飛ばしてきた日大のシャドラック・キップケメイ(4年)にも乱されると、後半にかけて苦しい走りになった。
当日変更の野中恒亨(4年)はまだ完調ではなく、従来の区間記録を上回るも区間2位。飯國新太(3年)も区間新記録だったが、早大にはじわじわと引き離された。
アンカー・髙石樹(2年)は懸命に前を追いかけたが、その差は詰められず。「前が見える位置でもらえたので走りやすかったです。もっと僕に力があればと思ったので、悔しいです」と肩を落とす。
敗れはしたものの、前田監督は「ウチの力はしっかり出せて、大会記録も更新しています」と強調。全日本大学駅伝に向けては早大も意識し、「中3週間ですけど、少し作戦を変えます」と明言した。
ただ、昨年度のチームも伊勢路での敗退を糧にしてきた。「完敗だと思っています。どうしなければいけないかを話し合いながらやっていきたいです」と主将の野中。ここからの巻き返しを誓っていた。
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