HOME 編集部コラム
編集部コラム「思い出が詰まった日産」

毎週金曜日更新!?
★月陸編集部★
攻め(?)のアンダーハンド
リレーコラム??
毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ!
陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。
編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。
暇つぶし程度にご覧ください!

第338回「思い出が詰まった日産」(片井)


先週担当だったコラムをすっかり失念しておりました。1週間遅れとなってしまって申し訳ございません。

広告の下にコンテンツが続きます

9月5~7日は神奈川日産スタジアムへ日本インカレの取材に行ってきました。2日目からはあいにくの雨。どうも今年の取材は雨の記憶ばかりです。

熱戦の模様はすでに月陸onlineで掲載している記事や、今月14日発売の『月刊陸上競技10月号』でチェックしてみてください。

さて、今回の日本インカレの舞台、日産スタジアム。私にとってはさまざまな思い出が詰まった土地で、訪れたのはおそらく2022年に行われたMr.Childrenのスタジアムツアー以来でしょうか。

大学4年の最後の関東インカレ、その舞台も日産スタジアム。当時の母校は1部で総合10位を目標にしていました。戦前の計算では決して届かないものではありませんでした。

しかし、勝負はやはり“ナマモノ”。主力のケガなどもあり、目標には手が届かずに1年で2部への降格が決まってしまいました。

しかし、とある女子選手が腰を痛めていて、レース直前にトレーナーステーションで私がテーピング。レース後、涙目で「片井さんのお陰で走れました」と言ってくれたことは忘れません。

また、その選手はマイルメンバーでもあり、当時のコーチから「片井の腕だけが頼りだ」と言っていただいたことも忘れません。

そして、私は最後の全体集合を待たずして、同郷(といっても県内のほぼ端と端)の同期と新横浜駅から新幹線に飛び乗り、翌日から母校での教育実習へと突入していきました。

実習期間中も多くの選手たちが、「自己ベスト出ました」「早くケアして欲しいです」と連絡を入れてくれ、無事に教育実習を乗り切れました。

おそらく、陸上で訪れのはそれが最後。先述のスタジアムツアーでは、2022年2月の北京五輪の取材を終えた数ヶ月後のタイミングでした。

最後の曲、『GIFT』が流れたとき、北京での取材場面が走馬灯のように流れていきました。特に足首のケガで振るわなかった小平奈緒選手の姿が。歌詞にもある「君とだから探せたよ 僕のほうこそありがとう」がすんなりと心に馴染んでいきました。

そして、今の仕事に就いて、2度目の日本インカレ。陸上では久しぶりの日産スタジアム。あいにくの雨でしたが、学生たちのハツラツとした姿に元気をもらいました。

私自身は、当時のインカレではいつもトレーナーステーションに常駐、救護活動でスタジアム内に入る時以外は競技を観ることはかないませんでした。

「する」「みる」「ささえる」。どれか一つが欠けてもその競技は成り立たないと、色々な立場からこの陸上競技に関わり続けてきて痛感させられてきました。

今年も素晴らしい大会を見せてくれた皆様への最大のリスペクトと『ありがとう』を。

相変わらず陸上から脱線し、毎回まとまらない私のコラムですが、陸上のイベントはまだまだ続いていきます。それぞれの立場で前に進んでいきましょう。

片井雅也(かたい・まさや)
月刊陸上競技編集部 3年目部員
1993年4月生まれ、和歌山県出身。岩出二中→桐蔭高→東学大。子供の頃から水泳や公式ドッジボールなどスポーツに傾注する一方、硬筆を習ったり、小学校で歴史小説を読み進めるなどインドア派の一面も。高校まで中距離選手で、最高成績は近畿高校駅伝出場(地元枠)。大学では陸上部の学生トレーナーとなり、地元の2015年和歌山インターハイでは日本陸連トレーナーとして活動。信濃毎日新聞社運動部などを経て、2024年4月より編集部。趣味は居酒屋巡り。

過去の編集部コラムはこちら

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで綴って行きたいと思います。 暇つぶし程度にご覧ください!

第338回「思い出が詰まった日産」(片井)

先週担当だったコラムをすっかり失念しておりました。1週間遅れとなってしまって申し訳ございません。9月5~7日は神奈川日産スタジアムへ日本インカレの取材に行ってきました。2日目からはあいにくの雨。どうも今年の取材は雨の記憶ばかりです。熱戦の模様はすでに月陸onlineで掲載している記事や、今月14日発売の『月刊陸上競技10月号』でチェックしてみてください。さて、今回の日本インカレの舞台、日産スタジアム。私にとってはさまざまな思い出が詰まった土地で、訪れたのはおそらく2022年に行われたMr.Childrenのスタジアムツアー以来でしょうか。大学4年の最後の関東インカレ、その舞台も日産スタジアム。当時の母校は1部で総合10位を目標にしていました。戦前の計算では決して届かないものではありませんでした。しかし、勝負はやはり“ナマモノ”。主力のケガなどもあり、目標には手が届かずに1年で2部への降格が決まってしまいました。しかし、とある女子選手が腰を痛めていて、レース直前にトレーナーステーションで私がテーピング。レース後、涙目で「片井さんのお陰で走れました」と言ってくれたことは忘れません。また、その選手はマイルメンバーでもあり、当時のコーチから「片井の腕だけが頼りだ」と言っていただいたことも忘れません。そして、私は最後の全体集合を待たずして、同郷(といっても県内のほぼ端と端)の同期と新横浜駅から新幹線に飛び乗り、翌日から母校での教育実習へと突入していきました。実習期間中も多くの選手たちが、「自己ベスト出ました」「早くケアして欲しいです」と連絡を入れてくれ、無事に教育実習を乗り切れました。おそらく、陸上で訪れのはそれが最後。先述のスタジアムツアーでは、2022年2月の北京五輪の取材を終えた数ヶ月後のタイミングでした。最後の曲、『GIFT』が流れたとき、北京での取材場面が走馬灯のように流れていきました。特に足首のケガで振るわなかった小平奈緒選手の姿が。歌詞にもある「君とだから探せたよ 僕のほうこそありがとう」がすんなりと心に馴染んでいきました。そして、今の仕事に就いて、2度目の日本インカレ。陸上では久しぶりの日産スタジアム。あいにくの雨でしたが、学生たちのハツラツとした姿に元気をもらいました。私自身は、当時のインカレではいつもトレーナーステーションに常駐、救護活動でスタジアム内に入る時以外は競技を観ることはかないませんでした。「する」「みる」「ささえる」。どれか一つが欠けてもその競技は成り立たないと、色々な立場からこの陸上競技に関わり続けてきて痛感させられてきました。今年も素晴らしい大会を見せてくれた皆様への最大のリスペクトと『ありがとう』を。相変わらず陸上から脱線し、毎回まとまらない私のコラムですが、陸上のイベントはまだまだ続いていきます。それぞれの立場で前に進んでいきましょう。
片井雅也(かたい・まさや) 月刊陸上競技編集部 3年目部員 1993年4月生まれ、和歌山県出身。岩出二中→桐蔭高→東学大。子供の頃から水泳や公式ドッジボールなどスポーツに傾注する一方、硬筆を習ったり、小学校で歴史小説を読み進めるなどインドア派の一面も。高校まで中距離選手で、最高成績は近畿高校駅伝出場(地元枠)。大学では陸上部の学生トレーナーとなり、地元の2015年和歌山インターハイでは日本陸連トレーナーとして活動。信濃毎日新聞社運動部などを経て、2024年4月より編集部。趣味は居酒屋巡り。
過去の編集部コラムはこちら

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2026.11.02

2027年全日本大学駅伝の地区出場枠が決定! 関東15、関西4で変わらず 他地区は1枠ずつ

日本学連は11月2日、前日の1日に開催された第58回全日本大学駅伝の結果を受け、2027年に開催予定の第59回大会における各地区学連の出場枠を発表した。 全日本大学駅伝の出場校数は25校。8つの地区学連(北海道、東北、関 […]

NEWS 新潟明訓4連覇&中越V20 富山商と高岡向陵が制す 石川は遊学館18連覇 福井・鯖江は8年連続/高校駅伝都道府県大会

2026.11.02

新潟明訓4連覇&中越V20 富山商と高岡向陵が制す 石川は遊学館18連覇 福井・鯖江は8年連続/高校駅伝都道府県大会

全国高校駅伝の出場権を懸けた新潟県高校駅伝が10月30日に、富山県高校駅伝が10月31日、石川県高校駅伝と福井県高校駅伝が11月1日に、男子7区間42.195km、女子5区間21.0975kmでそれぞれ行われた。 新潟県 […]

NEWS 奈良は智辯カレッジが好タイムで10年連続男女V!草津東が6年ぶり王座奪還、智辯和歌山は4年ぶり女王に/高校駅伝都道府県大会

2026.11.02

奈良は智辯カレッジが好タイムで10年連続男女V!草津東が6年ぶり王座奪還、智辯和歌山は4年ぶり女王に/高校駅伝都道府県大会

全国高校駅伝の出場権を懸けた奈良県、和歌山県高校駅伝が10月31日、滋賀県高校駅伝が11月1日に男子7区間42.195km、女子5区間21.0975kmで行われた。 県立橿原公苑周回コースで行われた奈良県大会の男子は、智 […]

NEWS ニューイヤー駅伝統一予選会の27年11月開催が正式決定!7区間で実施、出場要件の5000m 平均基準タイムも確定

2026.11.02

ニューイヤー駅伝統一予選会の27年11月開催が正式決定!7区間で実施、出場要件の5000m 平均基準タイムも確定

日本実業団連合は11月2日、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の統一予選会を2027年11月に愛知県田原市で開催することを正式に発表した。 同連合では昨年、ニューイヤー駅伝をさらに活性化させるべく、最短で2027年 […]

NEWS 長崎商が8年ぶり県女王 大分東明12年連続男女V 佐賀は鳥栖工2時間5分22秒の大会新/高校駅伝都道府県大会

2026.11.02

長崎商が8年ぶり県女王 大分東明12年連続男女V 佐賀は鳥栖工2時間5分22秒の大会新/高校駅伝都道府県大会

全国高校駅伝の出場権を懸けた長崎県高校駅伝が10月30日に、佐賀県高校駅伝と大分県高校駅伝が11月1日、いずれも男子7区間42.195km、女子5区間21.0975kmで行われた。 長崎県大会は雲仙・小浜公認マラソンコー […]

    SNS

    Latest Issue 最新号最新号

    2026年11月号 (10月14日発売)

    2026年11月号 (10月14日発売)

    アジア大会総特集
    駅伝プレビュー

    page top