2026.08.20
染めQは8月20日、男子やり投の小南拓人の現役引退を発表した。
小南は1995年生まれの31歳。北海道出身で中学まで野球部で強肩が武器だったが、視野が狭くなる「網膜色素変性症」を発症して野球の道を断念し、札幌一高でやり投を始める。3年時にはインターハイを制した。
国士大に進学すると、世界ジュニア選手権で代表入りして10位。4年時には日本インカレに初優勝し、記録も79m17(当時・学生歴代4位)まで伸ばす。卒業後は筑波銀行に進み、社会人1年目の18年に80m18をマークし、そこから4年連続の大台到達。20年に染めQに入社すると、21年の織田記念で日本歴代5位(当時)の82m52というビッグスローを見せる。同年の日本選手権に初優勝し、東京五輪にも出場した(予選敗退)。
五輪後は度重なるケガに苦しんでいた。引退を決めた理由も故障で「肩の上体が悪く、今までの強度には耐えられなくなった」と吐露。「常に全力疾走を心掛けていたので私の考えるスタイルでの競技はできない」と決意した。
所属先を通じ「たくさんの経験をして数え切れない方々と出会うことができ、成長できました。この先もやり投とは違うかたちで全力疾走していきます!」と綴っている。
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