2026.08.15
◇Athlete Night Games 2026(8月14日~15日/福井県営陸上競技場)2日目
日本GPシリーズのAthlete Night Gamesの2日日が行われ、男子110mハードルは野本周成(愛媛競技力本部)が日本歴代4位タイの13秒12(+0.9)で快勝した。
1台目の入りでトップに立った野本は、その後も鋭いハードリングで他を圧倒。3年前に出した自己ベスト13秒20を0.08秒塗り替え、自身初の13秒1台突入を果たした。
3月の世界室内選手権で5位入賞を果たして26年の好スタートを切ったが、4月の織田記念に出場して以降は腰などのケガの影響で、試合に出られない日々が続いた。日本選手権も欠場。1週間前の富士北麓ワールドトライアルが復帰戦だった。
13秒40(+0.8)で優勝して再スタートを切ると、復帰2戦目の今大会で3年ぶり自己新。有効期限外ながら来年の北京世界選手権参加標準記録13秒18を上回るタイムに、「先週はタイム的にちょっと残念だったけど、今回は自己ベストを更新できたので良かったです」と振り返る。
良かった点に「前半がうまく出られた」ことを挙げる一方、「後半は身体が開いてハードルにぶつけてしまった」と課題を口にする。ただ、「前半で頑張りすぎないことを目標にしているので、それがもう少しできるようになれば、後半まで自然に走り切れる」とイメージを膨らませる。
昨年の東京世界選手権では準決勝で3着。プラス通過にあと一歩と、ファイナルに肉薄した。それでも、昨年のこの大会で村竹ラシッド(JAL)が日本人初の12秒台(12秒92)を叩き出し、今季は泉谷駿介(住友電工)が13秒00をマーク。世界記録も12秒75へと短縮されるなど、国内外のレベルアップをひしひしと感じている。
「僕も負けていられない。アベレージを上げていかないと」と顔を上げる野本。「今回のタイムぐらいをアベレージにして、12秒台をしっかりと」と力強く語り、さらなる技術の安定を図っていく。
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