◇第21回U20世界選手権(8月5日~9日/米国・ユージン)
第21回U20世界選手権が行われ、日本は銀2、銅1と3つのメダルを獲得した。
4日目の男子110mハードルでは古賀ジェレミー(順大)が、日本勢最高の銀メダルを獲得。準決勝でU20規格(ハードルの高さ99.0cm)で日本人初の12秒台となる12秒95(+0.3/U20世界歴代3位、U20アジア新)をマークし、決勝も12秒97(+0.7)と快走を連発した。決勝はU20世界タイの12秒72を出したL.ブラウン(米国)に及ばなかったものの、2位争いに競り勝つ。大学の先輩でもある2018年タンペレ大会銅メダルの泉谷駿介(順大/限・住友電工)を上回る過去最高成績を収めた。
最終日に行われた男子400mハードルでは後藤大樹(洛南高2京都)が49秒23で2位を占め、同種目では2012年大会の松本岳大(加古川東高・兵庫)以来14年ぶり5人目の銀メダルを獲得した。
また、メダル第1号となったのは3日目の男子3000m決勝に挑んだ本田桜二郎(早大)が、U20日本歴代2位の7分48秒49をマークして銅メダルを獲得。ラストのメダル争いで勝ち取る力強さを見せた。本田は1500mでも決勝に進出し、14位に入っている。
4位以下の入賞は13個を数えた。
男子4×100mリレーは1走から篠崎博翔(東海大)、アブラハム光オシナチ(関大)、井手友郎(済美高3愛媛)、鎌倉舞飛(近大高専3三重)のオーダーで臨み、39秒41で4位。井手は200mでも20秒67(+0.1)で5位と2種目入賞を果たし、予選で20秒53(+0.5/U20日本歴代6位、U18日本歴代3位、高校歴代4位)をマークするなど躍動した。
5000m競歩では男女合わせて3人が入賞。男子では六本木直斗(新潟食農大)が19分24秒43で4位。3番手で入線したものの、フィニッシュ後に3回目の警告が出て30秒の加算され、惜しくもメダルは逃した。女子では堀伊吹(新潟食農大)が21分36秒62の自己ベストで4位、田畑晴光(山梨学大)が21分57秒99で5位とダブル入賞を果たした
男子棒高跳では井上直哉(日体大)が5m45をクリアして4位入賞。日本勢の入賞は、コロナ禍で派遣しなかった2020年大会を挟んで5大会連続となる。同じく決勝に進んだ谷口海斗(中京大)も5m20で入賞にあと一歩の9位に入った。
2大会連続出場となった女子800mの久保凛(積水化学)は、2分04秒00で前回の6位を上回る5位に入賞。ラスト100mからの猛追が光った。
同じく2大会連続出場だった男子走幅跳の大森恵偉音(順大)も、1回目に自己新となる7m76(+1.3)をマークして前回10位で届かなかった入賞を果たす5位。女子3000mでは高校2年生の長森結愛(仙台育英高・宮城)がU20日本歴代6位、U18日本歴代5位、高校歴代6位、高2歴代5位の8分56秒93で5位に食い込んだ。
女子やり投では鈴木彩夏(大体大)が2投目に唯一の50mオーバーとなる51m80を放って5位。日本勢2大会ぶりの入賞を決めた。
また、女子5000mで男乕結衣(東北高3宮城)が15分37秒33で、男子3000m障害では古賀想太(筑波大)が8分49秒72でともに7位。男子5000mでは栗村凌(中大)が13分48秒85で8位に入っている。順位別の得点で争うプレイシングテーブルでは5位を占めた。
このほか、男子ハンマー投ではアツオビン・アンドリュウ(九州共立大)が71m87で9位、同やり投の岩坂レオン(九州共立大)が66m75で9位となるなど、入賞に届かずも奮闘した。日本に拠点を置く外国籍選手も活躍し、男子3000mでは台湾代表の簡子傑(中大)が7分51秒18で6位入賞。女子3000m障害にスロバキア代表として出場したシュブルチェック・アンナ(牛久高3茨城)が10分05秒91の9位と健闘している。
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