2026.07.30
◇全国高校総体(インターハイ、7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム)
高校アスリートの祭典、インターハイの1日目が行われ、男子やり投は松本一颯(森村学園3神奈川)が64m77で制し、今大会最初のチャンピオンに輝いた。
予選は2投、決勝は前半2投、トップ8が3投というルールで実施。松本は予選を全体トップの65m08で通過すると、決勝も1投目にV記録をスロー。3投目にも64m48をマークするなど安定したシリーズを見せ、同じ会場だった昨年の国民スポーツ大会に続き、再び滋賀で頂点に立った。
2位は和田慧一(一宮起工科3愛知)で63m31、3位は内藤馨(長野日大通3長野)で62m14だった。
「今までこのインターハイ優勝だけを目指して頑張ってきて、ようやくつかみ取ることができました。まだ実感が湧かないけど、ここまで頑張ってきた本当に良かった」と松本は、感無量の様子で振り返る。
5月の神奈川県大会は都府県大会トップの66m11、6月の南関東地区大会でも11地区大会のトップとなる66m14をスロー。7月には今季高校最高の67m44と、今季のこの種目では頭一つリードする存在だった。
それでも、ナイター開催や通常と違う競技ルールなど、「すごく難しいところがありました」。予選は17時開始のA組に入ったが、決勝までの約3時間のインターバルは「すごく待ち遠しいけど、すごく緊張していて。不思議な感覚の時間だった」という。それでも、「決勝の舞台はしっかりと集中して臨むことができました」と松本。変化にしっかりと対応できたことに胸を張る。
同じ2投試技だった昨年は予選敗退。そこから「1、2投目にいい記録を残す」こと、そして「低く、鋭いやりを投げること」など掲げた課題を見事に克服して、つかんだ高校日本一の座。目標にしていた神奈川県高校記録(67m77)には届かなかったが、それはこれからのシーズンで狙っていく。
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