2026.07.25
富士通は7月25日、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu(等々力陸上競技場)で100m計測イベント「Fujitsu Sprint Challenge 2026」を開催した。
陸上競技部活動拠点を本社のある神奈川県川崎市に移転した富士通。そのお膝元となる等々力での初のイベントとなり、男子400m世界選手権入賞の中島佑気ジョセフや、女子100mハードルの田中佑美、男子棒高跳アジア大会代表の江島雅紀、男子10000m前日本記録保持者の塩尻和也ら選手も参加した。
このイベントは小学3年生以上は誰でも参加可能の100m計測イベントで、記録は自動計測で1000分の1秒まで計測する(非公認)。子どもから大人まで、「走る楽しさと挑戦する喜びを体感」できるというもの。
時折、雷雨で中断もあったが参加者は力いっぱいトラックを駆け抜け、参加した富士通の面々も「速い!」と感嘆の声を漏らしていた。
中島、田中、400mハードルの小川大輝、男子110mハードルの石川周平は陸上教室にも参加。中島は「陸上教室は難しい」と苦笑いしつつ、ドリルや「おへそから進むように」など米国で学んだ感覚などを伝えると、子どもたちの目も輝いていた。
中島は「たくさんの方に参加していただいて、陸上の機運が高まっているように感じます。陸上、身体を動かすことの楽しさを伝えるのも大事。スポーツが盛り上がるきっかけになれば」と語る。
日本選手権後はやや右膝に違和感があったと明かすが、欧州レースの後は「しっかり休んで問題ありません」と笑顔。夏は「今年のもともとの狙い通り200mに出てスピード強化していければ」と語る。
田中は「レース前の子どもたちということで、少しでも足が速くなるヒントになればと伝えました。走ることは陸上以外でも役立つことですし、もし陸上をしたら『あそこで走ったな』と思ってくれたらうれしい」と話した。
今年はアジア大会代表を逃した田中。国際大会を目指すことと、自身の持つ記録やパフォーマンスとのギャップに苦しみつつ、原点に戻り、「とにかく速くなりたい。そのために走る」とモチベーションを高めている。
来年に向けても「戦略的にポイントを稼ぐだけでなく、試合を楽しめるかどうかというのも一つの基準にしていきたい」と話していた。
棒高跳の江島は補助員を務めた川崎橘高の棒高跳の選手と一緒に練習し、アドバイスを送った。「限られた時間でしたが、僕にとっても学びになりました」と刺激を受けていた。
陸上競技部の三代直樹監督は「川崎に拠点を移して、陸上競技部主体としては初めてのイベント。これで富士通スポーツが一本化できました。地域密着はもちろん、他の運動部とも連携してシナジーを生み出していきたいし、ここで終わりでなく発展させていきたいです」と語った。
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